RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Wiz Khalifa「Rolling Papers」
Rolling Papers [Bonus Tracks]

PennsylvaniaはPittsburgh出身で細身の体にギッシリと掘られたタトゥーが目印の、Wiz Khalifaの通算三作目となる『Rolling Papers』を御紹介。まずはPittsburgh出身というのが面白いし、これだけ地元をレペゼンして成り上がるケースも最近ではごく稀、そこもHip Hop愛好家を唸らせた点なのではないでしょうか(憶測)。一度はWarner Bros.と契約を結ぶもその後は離脱、インディーで活発な活動を続け2010年発表のMixTape『Kush And Orange Juice』が高評価を獲得。その後晴れてAtlantic Recordsと契約、いま最もホットなMCかもしれませんね。プライベートでも彼女はあのAmber Rose、そうKanye Westの元恋人です、話題に事欠かない男です。
それでは期待度最大の内容をに触れたいと思います・・・・・・まずはWiz Khalifaの同郷の盟友であるE.Danが制作の「When I'm Gone」で静かに幕開け、これがジワジワと光り出すシンセ音の連続メロディで長い夜明けの様な不思議な魅力を持った柔らかな一曲で、Wiz Khalifaの少しキー高めのフロウがやんわりと包み込むミッド。続く「On My Level」は売れっ子のJim Jonsinが制作、客演にはベテランToo $hortが参加というなんとも素敵な共演曲。ゴーストホラーチックなひんやり冷たいトラックに、そろそろと静かに囁く様な二人のラップが怪しく不穏に響き渡るダークチューン。そして本作のキラーボムが大ヒット曲「Black And Yellow」、地元アメフトチームであるPittsburgh Steelers讃歌として特大のヒットとなりました、こういう地元讃歌曲(実際は自身の愛車"Chevrolet Camaro"を謳っており、そこにPittsburgh Steelersのチームカラー(実際は黒と金)を掛けている)が多く生まれるのがU.S.Aの醍醐味。この曲は意外にもStarGateが制作という事で、StarGateの守備範囲の広さに僕は驚きました(愕然)。グルグルと酩酊気味に漂い続ける浮きっぱなしのシンセの音色に、Wiz Khalifaの繰り返す“ぶらっくあんいえろ♪×4”が耳にベッタリこびり付く麻薬曲。シンプルなビートトラックだけにMC如何で左右する、Wiz Khalifaがそれだけキャッチーで心を鷲掴みするラインを繰り出す天才である事が窺えますね。続く「Roll Up」もStarGateが制作、これはStarGateらしい清涼感抜群のクリアなミネラルシンセがピコピコとスッキリ響く爽やかメロウ。Wiz Khalifaのふわふわ舞い上がる様なハイなフロウも最高に心地良いし、フックで聴かせる歌声もなかなかのもの。水底の奥の方で聴こえるような不思議なこもった音使いがドリーミーな「Hopes & Dreams」はBrandon Carrierが制作、このトロトロとまどろんだメロディにはWiz Khalifaの煙ラップが最高に映えますね(気召)。またしてもStarGateが制作を担当した「Wake Up」、これもStarGateらしい眩く輝く鮮やかなシンセがキラキラ美しいドリーミースロウで、寝ぼけた様なトロいラップを燻らすWiz Khalifaに引っ張られます。E.DanとBig Jermが共同制作の「The Race」は、さらさらと流れる清流のせせらぎの様な透き通った繊細なシンセのメロディが溜息こぼれるぐらいに美しく、昇天寸前のWiz Khalifaのふわふわと地に足着かないラップが立ちこめるスモーキーハイな一曲。同じくE.DanとBig Jermが共同制作の「Star Of The Show」はChevy Woodsが客演参加、これも星空のように静かに光瞬く魅惑的な空気の漂う浮遊チューンですごくドリーミー(意識朦朧)。Benny Blancoが制作を担当した「No Sleep」は優しく温かい穏やかなメロディは、華やかで軽やかでスーッ心に浸透してしまうシャンパン曲でとろけてしまいます(溶)。E.Dan制作の「Get Your Shit」は温もり溢れるブルージーで優しい弦律が主軸の清らかなメロディアストラックで、全てを包み込む様なWiz Khalifaの優美な歌声が最高に気持ち良いメロウ。これはHip Hopトラックではけしてないのですが(Ne-Yoみたいな純白ポップに近い純度の高いメロディ)、Wiz Khalifaの優しく触れる様なスモーキーなラップ&気持ち良く歌ってしまうフックで完璧に出来上がっています(溺)。Pop WanselとOak(!)が共同制作した「Top Floor」も軸には変テコなヴォーカルと民族打楽器みたいなビートが置かれるも、結局はその周囲を幻想に近いピンク色に霞んだ靄が包み込む、なんとも幻術の様な快楽の高みへと昇天してしまうベッドソング。この耳に息を吹きかける様なWiz Khalifaのラップもたまらなく色っぽく、このソフトに絡み付いて離さないヴォーカルは病み付きです(嵌)。アコースティックギターを奏でるフォーキーな「Fly Sold」はE.Danが制作、こんなカントリーロックみたいな優しい演奏トラックもWiz Khalifaのヴォーカルならすんなりキマる、ほぼ歌ってしまっていますが(笑)。そして何度も組んでいる相性抜群の相方、Curren$yと共演の「Rooftops」はBei Maejorが制作を担当。煙たく怪しく揺らめく静寂系のメロディで、二人の声が何処か遠くの方まで深々と響き渡る、シリアスながらもゆったりレイドバックしたマリファナチューン。そして最後を締め括るのはE.Dan制作の「Cameras」、ユラユラした波打つ様な煌びやかなな泡シンセがすごく柔らかくて心地良い、Wiz Khalifaのラップも真っ直ぐでまるで透き通っていて、こういう純白系の澄んだポップ寸前チューンも綺麗に乗りこなしています。とここまでが本編の内容で、ここからは国内盤に収録されているボーナス曲となります。「Stoned」はStarGateが制作の爽快ドライヴチューンで、微振動しながら徐々に光を帯びてゆくシンセサイザーの鮮やかで美しい、宵の明星チューンでグッド。Willpowerなる人物が制作の「Middle Of You」はChevy WoodsとNikkiya、MDMAが客演参加。完璧にポップ路線なダンサブルなアッパーで、これは確かにボーナス曲かなという毛色の一曲。あともう一曲「Black And Yellow(T-Mix)」なる曲もありますが、これは無視してiTunesにも入れていません。

う~~~~~ん、期待してものとはちょっと違ったかな、ここまでWiz Khalifaが柔軟にトレンドを取り込むとは思いませんでした(意外)。いつもハッパを吸って煙を燻らせて漂わしているWiz Khalifa、彼のラップスタイルもユラユラと妖しくスモッギーですごく中毒性が高く病み付き度が高い(虜)。半分歌う様なフロウもすごく魅力的、リラックスしたハイトーンの柔らかなヴォーカルは魅力的、最近のMCは皆が自分で軽く歌ってしまうんですね。こういう煙たいMCはSnoop Dogg(若手で言えばCurren$y)と近い所があるけれど、それでもWiz Khalifaは彼独自の味わいがあって完璧に確立されています(見事)。あの途中で聴かせる余裕の(少しだけ不気味な)“はっはっはっはっは”笑い声もナイスアクセントで、個人的に好きです(笑)。ただ全体的にちょっとメロウが強かったかな(メインストリームに近過ぎた)、B.o.Bに近いスタンスのタッチで、そういう意味では僕はCurren$yの方が好きかもです(個人的見解)。もっと言うとよりソウルフルで渋かったMixTape『Kush & Orange Juice』の方が断然良い出来、あまりにも本作はエレクトロメロウ過ぎた気がします(苦言)。ただ本作が2011年の重要作品である事は間違いないです、聴かずに通過するのは危険過ぎるでしょう(警告)。
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