RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Travis Barker「Give The Drummer Some」
Give The Drummer Some

ロックバンド“Blink182”のドラマーとして活動しつつ、多くのHip Hop曲にも参加しているTravis Barkerのソロデビュー作『Give The Drummer Some』を御紹介。2008年の飛行機事故では奇跡的ともいえる生還を果たし(死者四人を出した大事故)、火傷を負いながらも精力的に音楽活動を続けたTravis Barkerは凄いと思います。前哨戦ともいえるMixTape『Let The Drummer Get Wicked』をドロップし、そのままの勢いで発表された本作。このアニメグラフィカルなジャケットが良いですね、インパクト大で御座いますよ。まさかドラマーのアルバムを購入する日が来るとは思わなかった、いつからこんなにTravis Barkerの名を聞く様になったのだろう。
それでは簡単にですが内容を御紹介しますと・・・・・・まずはTravis Barkerが制作のバキバキ過ぎるアッパー「Can a Drummer Get Some?」で幕開け、客演にThe Game、Swizz Beatz、Lil Wayne、Rick Rossとなんとも強面な野郎が集結。思い切りハードにロックしながらも俄然Hip Hopなのはやはりこの二つの音楽のボーダーラインが極めて細い証拠、この曲では申し訳ないですがしゃがれた火傷声のThe Gameが一番光っています。続いてはPharrellとLupe Fiascoが参加した「If You Want To」、制作は勿論The Neptunesが担当。大体The Neptunesがこういう太鼓ビートを基軸としたズカズカアッパーが得意なので、Travis Barkerの壮絶神速ドラムスと相性は抜群。Lupe Fiascoの激走するラップも最高にカッコいいし、途中でちょっぴり挟まるPharrellのボサっとしたヴォーカル合いの手も隠し味でグッド。RZAにRaekwon、ギタリストのTom Morelloと男臭い人選がたまらない「Carry It」はTravis BarkerとRZAの共同制作、やはりドラムスとギターが最高にホットなのは当然として、少し鉄筋チックなギザギザで殺伐メタリックな雰囲気はRZAの影響も大きいかと。Raekwonは勿論なんですが、最近はRZAのあのボタっとしたちょっぴり不明瞭な濃霧ラップがすごくツボです(気召)。Snoop Dogg、Ludacris、E-40のベテラン勢に女性シンガーのDev(Far East Movement「Like a G6」に客演していた彼女)が参加の「Knockin'」、制作はTravis BarkerとKool Kojakが共同で担当。少し音数を抜いたスカスカとした浮遊する電子メロディに、Devのアンドロイド風のヴォーカルが不思議な魅力。MC三人がどれも違ったスタイルだから面白い、柔のSnoop Dogg→剛のLudacris→奇のE-40といった感じ。Travis BarkerとChuck Inglishが共同制作の「Jump Down」はThe Cool Kidsが参加、のっぺりと不気味に響くシンセサイザーの這う様な音に、The Cool Kidsのベッタリ重たいラップが滲みてゆく。冒頭の神懸かりなTravis Barkerのドラムスパフォーマンスで脳天をヤラれる、Travis Barker制作の「Devil's Got A Hold」はSlaughterhouseが参加。これはもうほぼドラムスの細かく刻み斬るビートで突き進むビーティーなトラックで、SlaughterhouseがTravis Barkerの演奏に喰われそうなぐらいにビートが浮き上がったシリアスな一曲。YelawolfにTwistaにBusta RhymesにLil Jonという、あまりにも強烈過ぎる特異な個性が揃い踏みした「Let's Go」はTravis Barker制作。竜巻の様に全てを瞬間的に飲み込み破壊するドラムスビートも最高にホットながら、このマイクリレーはとにかく存在感抜群、誰が登場してもその度に鳥肌が立ちます(危険)。やはりBusta Rhymesの暴れっぷりが半端じゃない(興奮)、合いの手をかますLil Jonもチョイ出ですが絶対に必要ですからね(断言)。Tim Armstrong(Rancid)と"Skinhead Rob" AstonとTravis Barkerで結成される、TransplantsとあのSlashが組んだ「Saturday Night」も、Hip Hopではないながらもカッコイイです。そして僕が本作で最も注目したのが、あのKid Cudiを擁した「Cool Head」ですね。Kid Cudiのちょっとモゴモゴしたあの夢喰いラップがじわりじわりと浸食するダークな一曲、この不穏で退廃的な雰囲気がすごく病み付き度高いです。Travis BarkerとKool Kojakが共同制作した「Raw Shit」はTech N9ineとBun Bが参加、ビカビカと光線を放つシンセにバチバチと電撃の様に叩かれるドラムス、そこに野太い声の二人の冷静沈着なのっしり重たいラップが最高にファンキーな一曲(最高)。Travis Barker制作の哀愁メロウなメロディが胸を締め付ける「Just Chill」、Beanie SigelとBun BとKobeが参加。Kobeの歌う悲しく寂しそうな歌フックもハマっているし、Beanie SigelとBun Bのゆっくりと読み聞かせる様な丁寧なラップがすごくドラマチックで胸を打つ。Cypress Hillを迎えた「Beat Goes On」もravis Barker制作、これはもう王道とも言うべきロキッシュチューンでゴリゴリとぶつかる痛快なハード曲。この曲の最後には隠しトラック(?)として「1 Play The Drums」という、Travis Barkerのドラムスオンリーの短い曲も収録されています。

これだけの豪華なMC陣が参加しているのも魅力ですが、やはりTravis Barkerのドラムスのもたらす躍動感が物凄いですね。Hip Hop好きは勿論買いだと思いますし、もしかしたらRock好きでもこの一枚はすんなり聴けるのかもしれません(?)。しかも驚いたのはほぼ全曲をTravis Barker自身が手掛けている点、曲作りも出来るのですね。Hip Hopはやはりビートが重要だと再認識してしまう、演奏味溢れる良い一枚でした。
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