RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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R.Kelly「Love Letter」
Love Letter

現代のR&Bの大きな礎を築き上げたパイオニアであり王者、R.Kellyの通算十作目となる『Love Letter』を御紹介。毎回毎回、彼はその時に流行しているものを即座に吸収し、自分のスタイルに持って行くというフットワークの軽さが凄いですね。本作では60年代から80年代にかけるソウルミュージックへの濃厚なオマージュを軸にしており、やはり彼のソウルマナーが完璧なものである事を証明してくれそう(期待)。このセピア色なジャケットも素晴らしいじゃありませんか、まるでRay CharlesかStevie Wonderを彷彿とさせる出で立ちに興奮してしまいます(失神寸前)。
それでは簡単ですが内容を御紹介します・・・・・・はじめに述べておきますと、本作は全曲の制作アレンジをR.Kelly本人が行っております。これが意外とかなり久々の事で、この全曲をR.Kellyによる書き下ろしというだけでも興奮してしまいます(垂涎)。まずはR.Kellyの優しく鼻から抜ける様なファルセット混じりで、まるでオペラの一幕の様な貫禄のあるアカペラ「Love Letter(Prelude)」からして素晴らしい。そのまま流れ込む煌びやかで上品で美しい「Love Letter」は溜息モノ、優しくしおらしく鳴るピアノ鍵盤の音色に胸の鼓動にも似たビートがキュンキュン響くステッパーズ調の一曲。思わず心が弾んでステップを踏んで踊りたくなる、そんな恋のドキドキ感が甘酸っぱく広がる素敵な一曲。“君は僕のナンバーワンヒットさ♪”と凡人では考えつかない口説き文句が炸裂する「Number One Hit」も素敵、ただただゆっくりと舞いながら繰り返すフックが最高に心地良くて、そのまろやかさにウットリと気持ちが溶けてしまうラヴソングは素晴らしいの一言に尽きます(溺愛)。この曲もシャンデリアの下で踊り明かす舞踏会の様なメロディで綺麗、しかもR.Kellyの歌声もあまり張らずにあくまで囁きかける様な柔らかさでたまらない(曲中の中でNo.1ヒットの代表として、Michael Jackson『Thriler』やSade「Smooth Operator」、自身の『12 Play』やEddie Murphy主演の映画『星の王子ニューヨークへ行く』を挙げているのも興味深い)。“愛を感じないんだ、君はそこに立っているのに♪”と悲しい別離を謳った「Not Feelin' The Love」、キラキラとスムージーな電子音に乾いたパーカッションとベース弦がゆったりとしたグルーヴを紡ぐ一曲で、ここで魅せるR.Kellyの吠えるヴォーカルはまるでMichael Jacksonに似通っていて(『Off The Wall』の頃のヴォーカル、トラックもタッチが似ている)きっとオマージュなのではと思ったり(涙)。木漏れ日の様に優しいピアノ鍵盤の柔らかなメロディに乗せて、R.Kellyの流れる様な歌声がそっときゅっと包み込む「Lost In Your Love」、途中の低い地声で呟く様なフックも巧くてグッと惹き込まれます。R.Kellyのパッと眩しく光るヴォーカルが情熱的でいて優しい「Just Can’t Get Enough」、とにかく何度も“いくらでも欲しいんだ、君が♪”と繰り返し歌って愛を告げる真っ直ぐ過ぎるミッドが良いんです(胸打)。バーボンの様に喉元に熱く、ブルージーで荒れた劇的なメロディがドラマチックな「Taxi Cab」。とにかく詩の臨場感が凄まじく、そのばっと燃え上がる様な欲情を見事に歌で表現したR.Kellyのストーリーテラーとしての類い稀な能力が圧巻です(畏敬)。一気に70年代の懐かしい匂いの純度の高いソウルメロディで胸を震わせてくれる「Radio Message」、ラジオの乗せて彼女への後悔の想いを伝えるというこれまたロマンチックな復縁曲で、R.Kellyのひざまずき天に向かってシャウトする様な懇願ぶりに思わず涙。これまた思い切り何十年も前のレコードを聴いているかの様な錯覚に陥りそうな「When a Woman Loves」、The Stylisticsの様なゆっくりとじっくりと流れる芳醇でクリアなソウルメロディに、R.Kellyの壮大で力強く真っ直ぐ過ぎるヴォーカルがぎゅっと強く聴き手を抱き締めて離さないラヴバラード(昇天)。R.Kellyと同じくJive Records所属の女性シンガー、K.Michelleを客演に招いた「Love Is」も素晴らしいデュエット。軽やかに爽快に跳ねるリズムがなんとも神々しくも華やかなアップチューンで、K.Michelleの好き通っていて可憐で突き抜ける様なハイヴォーカルも素晴らしい(虜)。ちょっぴりレイドバックしてゆったりとクールにキメる「Just Like That」もどこかMichael Jacksonを彷彿とさせる、途中の“ふぉー”に近いファルセットとかがなんとなくね。クラシックコンサートの様な壮大なスケール感に全くR.Kellyが負けていないのが凄い「Music Must Be A Lady」、シルク絹の様にスベスベとした滑らかな手触りが悩ましいオシャレトラックに乗せて、R.Kellyが“音楽、君の為にしてあげる♪”とソウル音楽への愛を高らかに宣言する歌バカさが心地良過ぎる極上バラード。「Love Letter Christmas」は先述の同名曲のX'masバージョン、詩を書き換えて仕立てる辺りがやはり策士だなと思います(賢)。静かに始まりだんだんと熱を帯び光り輝きだす荘厳な「How Do I Tell Her?」、じっとりと涙に濡れた、むせび泣く様なR.Kellyの懺悔に近い震えるヴォーカルが胸に突き刺さる別れ曲。とここまでが本作の内容、国内盤にはこれらに加えて五曲のボーナス曲が追加収録されています。優雅で穏やかなスナッピンメロディがぞくぞくするほど幸せに満ち溢れている「Fallin' Hearts」、ここでもR.Kellyのまろやかで伸びやかなヴォーカルが心をじんわり癒してくれます。潤いたっぷりの水滴ピチョン音が静寂の中で響き、そこに気品溢れるストリングスがさらさらと絡まる「Butterfly」も本当に素晴らしい(鳥肌)。ほんのちょっぴりフィリーソウルっぽい温もりが感じられる吐息の様に甘い極上スロウ、R.Kellyの多重エフェクト掛けたヴォーカルとぽろんぽろんと零れる美音に、あっという間に骨抜きにされてしまいます(惚)。ベース弦の軽やかな爪弾きがサクサクと響き、煌びやかな輝きを振り巻きながら舞う「Relief」もステッパース継承で素敵。装い新たに仕立て直した「When A Woman Loves(Remix)」はロカビリー風味、このスウィング感もすごく粋でカッコ良くて素敵なノリです(踊)。そして最後を飾るのは、R.KellyがあのMichael Jacksonに書き下ろした「You Are Not Alone」のセルフカバー(失神)。原曲よりもほんの少し透明度を上げ、よりライトで眩しい程ドリーミーに仕上げたトラックもまた素晴らしい。R.KellyもほぼMichael Jacksonと同様のラインで歌い上げている所に、彼への愛情を敬意を感じます(感動)。全く厭味がなく、ただ純粋に美しく感情豊かに歌い上げるR.Kellyに最後はスタンディングオベーションです(拍手喝采)。                               
やはりR.Kellyは天才なのだと痛感、本当に聴き入ってしまってあっという間に一枚が終わります(呆然)。これだけの王道をたったの一人で演じてしまう彼の才能は素晴らしい、とにかく引き出しの多い器用な男ですよね(感服)。しかも本作ではあの濃厚エロをほぼ封じ、ただひたすらに大声で愛を叫ぶという極上の愛の物語の連続なのです(震)。僕はこのアルバムを聴ききながら何度も涙腺が緩んで、聴き終えた時には泣いてしまいました。僕の今の心境からですかね、こうやって愛を告げたい人がそばにいる事は幸せな事です(羨)。R.Kellyが王権復古を極めた最高のオンステージ、素晴らしい・・・その一言に尽きます(絶句)。以前の作品『Happy People』が好きな方には絶対にお薦め、というか僕は『Happy People』が好きだったのですごく好きでした(寵愛)。こういう真面目なR.Kellyも良いですね、やはり器用です。
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