RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Tinie Tempah「Disc-Overy」
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英国はSouth London出身の22歳の新星、Tinie Tempahのデビューアルバム『DIsc-Overy』を御紹介。多くのシングルをカットし、シングルの総売上が120万枚を超え“2010年イギリスで最もシングルを売った英国人”という記録を作ったTinie Tempah。その実力は海を渡り米国でも人気急上昇、Ne-YoやSnoop DoggやDiddyも注目するという(Jay-Zも自身のRoc Nationに引き入れようとしたとか)アーティストで要注意人物。僕はかなり欧州の動向には疎くて、やっとUK産のR&Bは聴く様になった程度。ですからUK産Hip Hopは未開拓、そういう意味でもこのTinie Tempahにはかなりの期待を持って購入しました。このアルバムジャケットもかなりクールでイカしてますよね、近未来的なコミック風のイラストで最高です。
それでは気になる内容を御紹介していきたいと思います・・・・・・ギュルギュルギュルギュルと回転し思い切り宇宙旅行へと連行されるAll About She(James TadgellとJohn Clare)制作の「Intro」からもう光速でヤラれる、ノンストップでガンガンと突き進むTinie Tempahのラップもキレキレ。続く「Simply Unstoppable」はあのAl Shuxが制作を担当、ギューンギューンと飛び交う光線の中をちょいとエフェクト掛けたヴォーカルでダークに這う様にラップするTinie Tempahが癖あり。Labrinthが制作(Co制作をDa Digglar)を担当したヒットシングル「Pass Out」、これはシンプルなゲーム効果音みたいなビコビコ電子音を連打し尖ったビートに仕上げた、やはりエレクトロ仕様で宇宙っぽい要素を備えたアッパー。ただ最後には思い切り転調してドカドカの疾走ビートで纏める辺りがハウステクノっぽい、一筋縄ではいかない一曲です。Al ShuxとJohn Hillという間違いなく鉄板なタッグで制作された「Illution」、ゆったりと間を取って叩かれる硬質なビートに跳ねる様に軽快に鳴る電子鍵盤音、その上を軽々と飛び越える様にラフなフロウで流すTinie Tempahがカッコイイ。オートチューンっぽいヴォーカルの入り具合も絶妙で本作の近未来なSF趣向をより加速させています、これぞ正にイリュージョンです(幻想的)。Ishi制作の煌びやかな流麗メロウの「Just A Little」では、男性シンガーのRange(Jay-Z率いる“StarRoc”所属)が客演参加しているのもトピック。“もう君の事なんて考えたくもない、君の事を夢に見たくないんだ、でも君を恋しく思ってる、ほんの少しだけ、ほんの少しだけ♪”なんて謳うRangeの優しくまろやかなフックも良いし、Tinie Tempahのプレイヤーな高速フロウもエッヂが効いててクールなカッコ良さ。続いてもIshiが制作を担当した「Snap」は、乾いた硬質なドラムスビートとボワンボワンと丸みを帯びたメロディラインがアンニュイな、どことなくRaggae風味なスパイスが香るレイドバック曲。シングルヒットした「Written In The Star」もIshiが制作を担当、客演に男性シンガーのEric Turnerを起用。漠然と広大に広がる真っ暗な宇宙の様な、ダークメタリックな激しいビートとエネルギッシュなシンセが絡み合う、ロック×エレクトロみたいなトラック。そんなメロディ上を孤独に飛行する寂しげなTinie Tempahのラップが真っ直ぐと切々と伝わる一曲、Eric Turnerの悲しげに細く響くファルセットもいい感じ。ピピピピピピピピピと鳴り続ける電気信号音が脳内を次第に浸食し、Tinie Tempahの無機質でアンドロイド化した金属ラップが怪しく光る「Frisky」はLabrinthが制作&客演。とにかく目映いばかりの電光がピカピカと目紛しく閃光を放つ、ガンガンの四つ打ちビートに乗せてバウンスする「Miami 2 Ibiza」はあのSwedish House Mafiaが制作&客演を担当。こういう完璧エレクトロテクノ曲は好きになれない僕も、宇宙飛行士みたいなTinie Tempahの銀河系スタイルにはすごくお似合いでしっくり来ているのが不思議。Emile Haynieが制作を担当した「Obsession」は、ドラムスのバキバキなビートにちょっぴり悲しげでほんのりダークなシンセメロディが辺りを支配する、冷たい雨を連想させる様なシリアスな一曲。Ishiが制作を担当した「Invincible」ではあのKelly Rowlandが客演参加、ピアノ鍵盤の切なく繊細な音色を基調としたメロディにシンセのザクザク波を加えたクールなスムース曲で、Kelly Rowlandの華やかで艶やかなヴォーカルの相変わらず美しいです。女性シンガーソングライターのEllie Gouldingが客演のTinie Tempah讃歌の「Wonderman」、制作はLabrinthが担当。ちょっぴり滑らかで上品なストリングスを冒頭に挟みながらも、トラックはやはり電子音が曲狭しと溢れ埋め尽くしたメタリックなもので、Tinie Tempahの歯切れよく短く切る自信満々なオレ様ラップも最高にキマっていますし、Ellie Gouldingのヴォコーダー使いのロボ声もいい味出しています。最後を締め括るのはNaughty Boy制作で、女性シンガーEmeli Sandeが客演参加した「Let Go」。この曲ではエレクトロ感は皆無にして、ロキッシュでブルージーな哀愁漂うざらついたメロディを起用していてラストに相応しい。若きTinie Tempahが自分の未来を見据え“音楽が救済を必要とするなら、俺は死ぬ気でやるぜ、音楽は俺にとっての全てだから♪”と謳う、気迫と自信と覚悟に満ちた熱い一曲となっています。ここまでが本作の内容で、国内盤にはこれらに加えて「Written in the Stars(Starkey Remix)」、もっとラップのピッチを上げて滑走する「Pass Out(Sbtrkt Remix)」、より激しくアグレッシヴにビート数を数倍にした「Frisky(Shy FX & Benny Page Digital Soundboy Remix)」、そしてあのTaio Cruzのヴォーカルの足した豪華な「Written in the Stars(The Arcade feat, Taio Cruz Southside Remix)」のRemix四曲を収録しています。

うーん、ここまでエレクトロでテクノっぽくなると僕は苦手意識が先行するのですが、このTinie Tempahに関しては無理無くスルリと聴き込む事が出来ました(不思議)。多分、流行しているからこういう音楽をやっているみたいな空気が全く無く、あくまでこの近未来SFな宇宙仕様がTinie Tempahの自然なスタイルだからなのでしょうね(推測)。ここまで配電盤の様なエレクトロチューンばかり集めても、Tinie Tempahが巧くラップする事で曲に負けずきちんとHip Hopしている様に感じました。新世代を担う若き才能あるMCとして今後も大注目ですね、Tinie Tempahの本作を未購入の方はチェックしてみても損は無いと思います(薦)。
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