RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Faith Evans「Something About Faith」
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Puff Daddy率いるBad Boy RecordsのFirst Ladyとして多くの良作を生み出している、Faith Evansの通算五作目(X'masアルバムを除く)となる『Something About Faith』を御紹介。前作『The First Lady』からおよそ五年ぶりの本作、レーベルもE1 Musicへと移籍してのリリースという事で、無事に届いて良かったです(安堵)。Faith Evansはちょっ色気のある顔立ちでなかなか綺麗、ただ現在はもうちょっと体型が丸くなっていますが(涙)。あのThe Notorious B.I.G.の元奥様としても有名な彼女、やはり90年代を代表する女性シンガーの一人です。
それでは気になる内容を簡単に触れてゆきますね・・・・・・まず最初に述べておきますと、Faith Evans自身が全楽曲の制作に関わっています(元々彼女はMary J. Bligeなどにも曲を書いていた)ので、そこは省略して書きます。「I Still」はKyle "KayTwo" Stewartが制作、低く響くベース弦に煌びやかなストリングスが綺麗に絡まる極上の艶ミッドで、吐息混じりのFaith Evansが“今でも同じ気持ちなの、今でも私を夢中にさせる人♪”としっとり謳う一曲でグッと胸を掴みます。続く「Way You Move」はなんとあのChucky Thompson(!)が制作を担当、ピコピコと可愛く跳ねる電子鍵盤の音色にFaith Evansの程よくゆったりグルーヴするヴォーカルが最高に気持ち良いナイススムース(溺)。客演にはユルユルなSnoop Doggがマッタリと登場、相変わらずのくゆらすフロウでカッコ良くキメてくれます(流石)。ポロロンと爪弾き奏でるアコースティックギターの軽やかな舞いが美しく優雅な「Real Things」はMalik Pendletonが制作、生演奏感が温もりあるフィリーソウルっぽい一曲。「Worth It」は再びChucky Thompsonが制作を担当、良い意味で埃っぽく古びた分厚いオルガン様メロディに、ドカドカと太くキックするビートがたまらなく刺激的で巧い。本作からのシングル曲「Gone Already」は、あのIvan "Orthodox" BariasとCarvin "Runsum" Hagginsの鉄腕タッグが制作を担当。切なく寂しげにウロウロと彷徨うピアノ鍵盤のメロディがすごく悲しくて、しかしそんな暗闇の中でも一筋の光を見出そうともがくFaith Evansの熱く震える歌声が、ガンッと強く胸に響き渡り闇を払拭するタフな輝きを放つ名曲(感動)。「Party」はこれまた嬉しいあのMike Cityが制作を担当、しかも客演には火吹き男のRedmanが参戦という手堅い一曲。ガブガブと甘く噛み付いてくるシンセの波に乗っかり跳ねるFaith Evansの歌声が爽快、ゴリゴリなRedmanが援護射撃を放つも、けして暑苦しくなくソフトにぎらつくアッパーでグッド。Kye Russawが制作を担当した「Right Here」は、ツヤツヤとした滑らかなメロディが艶やかで悩ましいアダルトスロウで、途中のFaith Evansのラップっぽい挿みも素敵。軽くフレンチなボサノヴァ調の「Your Lover」はChucky Thompson制作、いい感じの気分転換。Ibeなる人物が制作の「Can't Stay Away」では、若き実力派Keyshia Coleとの濃厚な共演が実現。色鮮やかで情熱的なエモーショナルチューンに乗せて謳うラヴソング、この二人の相性も凄く良くて聴いているだけでトロトロと溶けてしまいそう。再びMike Cityが制作を担当の「Sunshine」は程よくチープなシンセの波がうねる懐かしいディスコ調のダンスチューン、これがまた最高にホットで思わずステップ踏んでしまうナイスな一曲に。Brad Todd制作(Co制作にはIvan "Orthodox" Barias×Carvin "Runsum" Haggins)の「Everyday Struggle」はDave Grusin「Either Way」をべったりサンプリング、そうですあのBiggieの名曲「Everyday Struggle」と同ネタ&同名というもはや反則技。しかしこれが上手く見事に昇華されていて完璧にFaith Evansの歌なんです(当然)、しかも援護射撃にはRaekwonが参加という事で抜かり無し、この柔らかで滑らかなキラキラメロディはたまらないです(失神寸前)。「The Love In Me」はあのSalaam Remiが制作を担当、するりと流れるストリングスを施すも、ほんのり影のあるマイナー調の荒廃したメロディ感は彼のセンスが光りますね。Anthony BellとDarrell Robinsonとこれまた懐かしい制作陣が担当した「Change」は、彼女のゴスペルルーツを基調とした晴れやかで希望に満ちた躍動曲となっています。Kelly PriceとJessica Reedyという間違いないコンボで送る「Trouble World」、ギターが効いたブルージーなトラックはChucky Thompsonによるもの。ほわんほわんと丸みを帯びたメロディにFaith Evansのクリアで華やかなハイトーンヴォイスが伸びる「Baby Lay」はPatrick "Devinaire" BriggsとBen Briggs IIIによる共同制作、これもすごく素敵なメロウです。とここまでが本作の内容で、国内盤にはこれらに加えて三曲のボーナス曲が追加されています。まずはベタベタな電子音の明滅で膨らみを持った「Your Lover Part 2」で、僕は原曲よりもむしろコッチの方が好きだったり(制作は同じくChucky Thompson)。“私をロボットの様な気分にさせるあなた、あなたは私の心を所有してしまった、あなたの送るデータは私のメモリに入りきらない♪”と謳う詩が可愛い「Robot」、制作はPatrick "Devinaire" BriggsとBen Briggs IIIによるもの(客演にはFonzworth BentleyとMalik Pendlenton)。この曲も細いピアノ旋律に電子音がピコポコと音数少なめに絡み、そこにFaith Evansのヴォーカルにエフェクトかけたロボ声が巧くてすごく好きなんです。最後はありがちなClub Mixっぽい「Gone Already(Remix)」、まあこれは有っても無くても。

やはりFaith Evansの底力は半端じゃなかった(圧巻)、メジャー配給ではないからと思ってもいたんですが、すごく凝った豪華な人選で素晴らしい一枚に仕上げています(脅威)。客演陣も素晴らしいし、制作陣もすごく通な玄人ばかり、特にChucky Thompsonの多数関与に狂喜乱舞した昔ながらのファンもきっと多いはず(確信)。最近は思い切りPopに近いか、思い切り70~80年代まで遡ったオールドなR&Bかの両極端に分かれるのですが、 Faith Evansの本作はまるで90年代のど真ん中。トラックも感触もあの頃僕が夢中になって聴いていた90年代の雰囲気に溢れていて、いやむしろFaith Evansの落ち着いた歌声があの頃のR&Bを蘇らせているのかもしれませんね。ちなみに本作収録の「Gone Already」がThe 53th Grammy Awardsにて“Best Female R&B Vocal Performance”にノミネートされていましたね、納得の選出です。昨年は聴く作品が多過ぎてハッキリ言ってあまり聴けていなかった本作、こうやって聴き込むと素敵な大人の風格漂う素晴らしい一枚に仕上がっています、昨年中にもっと深く聴いておくべきだった(後悔)。
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