RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Jazmine Sullivan「Love Me Back」
jazmine-lovemeback1010.jpg

Billboard誌が企画する“Women In Music 2010”で新人賞にあたる“Rising Star Award”を受賞した、23歳の才能溢れるシンガーソングライター、Jazmine Sullivanの通算二作目となる『Love Me Back』を御紹介。前作『Fearless』も大ヒットしGrammy賞にもノミネートされた大型新人、Jazmine Sullivanの登場は結構な衝撃だったのを今でも覚えています。なので年内末に発売されたこの『Love Me Back』もかなり楽しみにしていました、そういう方も多いはずです(断言)。そしてこのレトロチックなポラロイド風のジャケットも雰囲気バッチリで好き、実際のJazmine Sullivanはこのジャケットで見るより、もう一回り大きいですが(苦笑)。
それでは気になる内容を御紹介したいと思います……まずは先行シングルとなった「Holding You Down(Goin' In Circle)」で幕開け、製作はお馴染みMissy "Misdemaenor" Elliottが担当。通なMissy ElliottらしくMary J. Blige「Be Happy」やSlick Rick「La Di Da Di」やNas「Affirmative Action」などをゴチャゴチャとサンプリング使用した、ストリート感溢れるタフな一曲にグッと来る。ただそんな骨太なビートトラックに乗りながらも、Jazmine Sullivanが“別れたくても、別れたいのに♪”と力強く歌い上げるフックは熱っぽくてしなやかな魅力が香るんです。「10 Seconds」はこれまたJazmine Sullivan曲には欠かせない盟友にしてベテラン、Salaam Remi(クレジットはSALAAMREMI.COM)が製作を担当したブルージーな一曲。マイナー調のメロディに引きずられながら啖呵を切る様に歌う、Jazmine Sullivanの“お願いだから10まで数えさせないで、あなたに残された時間は10秒だけ♪”が激しくて怒りに満ちていてパワフル、かなりの説得力に圧倒される悲しい一曲。Chuck Harmonyが製作を担当した「Good Enough」は、カラフルで軽やかな電子音が華やかに流れるミッド曲。ゆったりと眩く進むメロディラインはクリアに煌いて綺麗なんですが、詩の内容は“私を必要としていないあなたと一緒にいるなんて、馬鹿げている、もしも私では不十分ならあそこがドアだから♪”と謳う悲しいラヴソング。Luther Vandross「Jump To It」の爽やかで軽妙なシンセメロディを引用した甘酸っぱいベッドソング「Don't Make Me Wet」はLOS Da Mystroが製作を担当、懐かしいフレイヴァーを存分に効かせた清涼ポップチューンが超キュートで耳を奪われるキャッチーさ(嵌)。ここでのJazmine Sullivanのちょっぴり吐息混じりに弱く奏でるファルセットがちょいセクシー、でもやっぱりネタ元であるLuther Vandrossが効いています(絶妙)。コチコチと鳴る硬質なドラムスビートに徐々に明るさを増すブライトなエレクトロチューン「Love You Long Time」はSalaam Remi製作、程よい輝きが耳に優しくて“私にあなたをずっと愛させて♪”と真っ直ぐに軽やかに歌うJazmine Sullivanに聴き惚れてしまいます。日常に起こる暴力やドラッグの持つ恐ろしさや悲劇を厳しく歌う「Redemption」はAnthony Bell製作、歌うというよりはJazmine Sullivanがラップに近い歌唱で淡々と押し進める様子がまた冷たくて悲しい。Missy Elliott製作(Co製作をLamb)の流麗かつ滑らかなスムージーメロウ「Excuse Me」は思わず溜息が出る程に綺麗で情熱的なラヴソング、Jazmine Sullivanが胸を焦がす程に熱く優しいヴォーカルで“あなたみたいに愛してくれる人は、世界中他にいない♪”と愛を告白する詩も真っ直ぐに純粋で素敵。キラキラと優しく神秘的に輝くピアノ鍵盤音に乗せて爽やかな風がそっと吹き抜ける「Get On My Nerves」、製作はあのBei MaejorでNe-Yoが客演(Co製作)に参加。透き通るようなメロディも穏やかで煌びやかで美しく、またそれに劣らない透明感溢れるJazmine SullivanとNe-Yoのヴォーカルが白い吐息の様に儚くも尊くて美しいんです(涙)。ぶつかって文句を言って別れて、でもどこかまだ少し未練もあるけれど、強く前進する二人の愛の終わりが、あまりに切ない(泣)。Toby GadとSalaam Remiという異色のコンボが面白い純白のラヴバラード「Stuttering」も素敵、切なさが胸の奥からグッと込み上げて来るようなJazmine Sullivanのもどかしさ爆発の歌声に胸はギシギシ締め付けられます。あのNo I.D.が製作したのが「Famous」もJazmine Sullivanの表現力が圧巻、ドクッドクッと迫る様に鳴る太いビートとどこかスリリングな旋律がヒリヒリした感触を生み出すマイナー超のミッド。最後を飾るのはMissy Elliott製作(Co製作をRicky BlazeとLamb)の鍵盤フレーズの繰り返しに、ドカドカキックでリズミカルなザクザク感を演出した「Luv Back」。トロピカルっぽい鮮やかなメロディとビートが軽快なアッパー、なんですが詩の内容は“返してほしいくらいよ、私の愛を取り戻す事なんて出来ないわ♪”と悲しい別れの曲だったり。国内盤にはこれらに加えてボーナス曲の「Catalogue Girl」を収録、製作はIvan "Orthodox" BariasとCalvin "Ransum" Hagginsの名コンビ。なだらかなゴスペル風味の輝曲なんですが、流行に捉われ過ぎている女性をバッシング(?)したメッセージ性の強い一曲ですごく印象に残ります。

うん、すごく良かったですねぇ、実に巧く昔の音楽を取り入れたレトロソウルな一枚に仕上がっています(見事)。下手したら少し過剰演出になりそうなこの曇ったレトロ感も、Jazmine Sullivanのジリジリと燃える様に熱く湧き出るようなヴォーカルならばしっくり来るんです(不思議)。この歳にしてこれほどに濃厚で芳醇なヴィンテージ物を創り上げたJazmine Sullivan、そしてそれを支える名裏方のMissy Elliott、本当に凄まじい才能ですね(称賛)。
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