RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

11 2019
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

ブログランキング
人気ブログランキングへ にほんブログ村 音楽ブログ HIPHOP・ラップへ
にほんブログ村 音楽ブログ R&B・ソウルへ
Q's Tumblr
http://rocqueen.tumblr.com/
Twitter
ブログ内検索
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
246位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
50位
アクセスランキングを見る>>
訪問者数
現在の閲覧者数
Coming Soon
QRコード
暇潰しに携帯でどうぞ
QR
Category: 男性Hip Hop  Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

Common「Finding Forever」
common-findingforever.jpg

Chicagoが誇る真面目なインテリ玄人MC、Commonの通算七作目となる『Finding Forever』を御紹介。同郷であるKanye West率いるG.O.O.D.に加入して贈る二作目、今ではKanye West×Commonは鉄板コンビにさえなっていますね。Commonといえば一時期はプロテニスプレイヤーのSerena Williamsとの交際が報じられましたが、結局は破局してしまった様ですね、僕個人としては応援していたのですが。Erykah BaduともうまくはいかなかったCommon、どうも女性運がないような気も……関係ないか(笑)、でも作品はリリースごとにまた復調していますね
それでは気になる内容を御紹介したいと思います……まずはKanye Westが製作の「Start The Show」で文字通りの幕開け、Dorothy Ashby「The Windmills Of Your Mind」をサンプリングした少し歪んだソウルフルかつドリーミーなメロディラインが燻し銀で、これぞCommon×Kanye Westの持つ味わい。「The People」もKanye West製作でGil Scott Heron「We Almost Lost Detroit」をサンプリング。これもオルガンっぽい湿ったこもる鍵盤の響きに、少しフィルターがかった様なシンセがくねくねと絡み曲線を描くソウルフルな一曲で素敵。硬質なドラムスに単調に高いキー鳴り続けるピアノ鍵盤音が中毒性の高い「Drivin' The Wild」はLily Allenが客演という異色の組み合わせ、Kanye West製作でサンプリングにThe New Rotary Connection「Love Has Fallen On Me」を使用。常に高いところをウロウロする様なメロディがどこか民族音楽っぽい癖を生み出しているし、Lily Allenのキュートな控えめヴォーカルもアンニュイな雰囲気を増幅させています。「I Want You」はwill.i.amが製作を担当(Back Vocalでも参加)、サンプリングにはBob James「Feel Like Makin' Love」を使用。極めてwill.i.amらしい過去ソウルと近未来の間を塗るような、懐かしさの中にも先鋭的なサイバークールな感触を感じる一曲で、Commonのまろやかなラップもどこかサイバーにとろけていって不思議な魅力を放っています。「Southside」はKanye West製作で、ここではKanye Westも客演で参加しています。ギュイギュイとハードで尖ったエレキギター弦のつんざめくメロディラインがぶっ飛んでいてカッコイイ、でもそんな中にも温もりとかヒッピーぽいソウル感が満ち溢れていて、やっぱりこれはKanye Westでないと創れない音だなぁと実感。僕的に本作で最も注目すべきだと思うのが「The Game」、製作はKanye WestでSeyfu Yohannes「Tezeta」をサンプリング。ここではあのDJ Premierが神スクラッチを担当、Kanye Westの創るソウルメロディがPrimoの擦りを加える事でより躍動感とエッヂに富んだ一曲に大変身、昔からのCommonファンも涎を垂らして喜び大満足するファンキーな骨太曲でグッド。Kanye West製作でSyreeta Motown「Black Maybe」をサンプリングした「U, Black Maybe」は、最近のKanye Westでは珍しい45回転早回しを活かした一曲。絶えずチチチチチチとビート刻む硬質なドラムスに艶っぽく滑らかなホーンと鍵盤が絡むクラシカルなソウル曲がたまらなく御洒落、KeyboardsにはあのJames Poyserが参加しているんだから尚更素晴らしい。そして全リスナーが待ち望んだのがこの夢の一曲「So Far Gone」、製作は亡き盟友のDilla、客演にはあのD'Angeloが参加という濃過ぎる一曲が実現(狂喜乱舞)。The Isley Brothers「Don't Say Good Night(It's Time For Love)」をサンプリングしたふわふわと柔らかくカラフルかつ繊細な溜息ドリーミーソウル曲にウットリ、音数としては少ないのですがそれでも鼓膜を掴んで離さない悩ましさと艶やかさが美しいのです(溺愛)。そこにD'Angeloの甘くてネットリと官能的なヴォーカルが華やかに広がる、もう骨抜きにされて昇天するのみの一曲に感動。それに負けじとKnaye WestがGeorge Luke「Someday」をサンプリングし、しっとりしなやかに仕上げた「Break My Heart」も思わず溜息漏れる美曲。吐息混じりの歌フックもしっとりと滑らかなラインを創り出しているし、Commonのソフトで奥深い声も変わらずジェントルマンで丁寧で親切でカッコイイです(痺)。「Misunderstand」はDevo Springsteenが製作で、サンプリングにNina Simone「Don't Leave Me Be Misunderstood」を使用した荘厳な美曲。重厚なピアノ鍵盤の響きがCommonのゆったり淡々と紡ぎ出すラッにより壮麗さを倍増させていて、Additional VocalにBilalが参加する事でより渋くブルージーなソウルを表現する事に成功したヴィンテージ曲。最後を飾るのはKanye West製作(KeyboardsにはOmar EdwardsとJaames Poyser、Additioanl VocalにBilal)の「Forever Bigins」、サンプリングにはPaul Simon「50 Ways To Leave Your Love」を使用。これはもう煌びやかでだんだんと陽が昇り一面を燦燦とした温もりある輝きで覆うような希望曲、どこまでも済んだ優しいメロディに涙が零れそうなほど感動してしまう一曲。

本作でも確かにKanye Westはいい仕事していました、ですがやはりここはNo I.D.の楽曲提供がなかったのがすごく残念でした(寂)。ただKanye Westも本作では比較的におとなしい楽曲ばかりで、ちょっと物足らない気もします。しかしCommonの実力だったらあまり派手にやらず、手堅く真面目に粒揃いの楽曲を作る事に専念したのかもしれませんね(憶測)。まぁ、とにかく本作も素敵な仕上がりになっています、Common×Dilla×D'Anngelo「So Far Gone」一曲狙いで購入しても絶対に損はしません。
スポンサーサイト



Comments

Leave a Comment