RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Nathan「Masterpiece」
nathan-master.jpg

英国はLondon発の弱冠19歳でデビューを飾ったシンガーソングライター、Nathanのデビューアルバム『Masterpiece』を御紹介。Nathanの母親はRaggaeシンガーとして活躍したLorna Gee、という事でNathanは生まれて間もなくをJamaicaで過ごし、その後N.Y.に移り英国に戻り音楽活動を開始したのだとか。このスッキリとしたジャケットがなんとも印象的、本作もまた“UK版Ne-Yo”という触れ込みでの日本発売だったので、そこがどうも気に喰わなかったんだけど、まぁグッとこらえて購入しました(笑)。
それでは気になる内容を御紹介しましょう……本作で最多の楽曲を手掛けているのはWayne LawesとRickardo Reidのタッグ、まずは彼らの製作曲から触れたいと思います。ド太いベース弦の弾きにタフなビートが絡むHip Hop風味の「Round And Round」、冒頭ではNathanがラップっぽい歌唱で引き締めて、そのまま甘くハイトーンなナヨ声でクールにキメます。ヒラヒラと舞い上がるピアノ鍵盤の軽やかで晴れやかな「Get To Know You Better」、キラキラ輝く跳ねたメロディもすごく可愛いしNathanの甘美なミルクヴォーカルもお似合いで、思わず胸が躍らされるキュンキュン曲。もうモロにNe-Yo「So Sick」を焼き直した「Do Without My Love」もやっぱり聴き入らずにはいられない(溺)、StarGate製作でないのが不思議なくらいに酷似しています。少しだけホンワカと内に響く様なシンセと柔らかく切ないメロディに思わず胸を締め付けられるし、Nathanの優しくて懇願するようなヴォーカルがまた切なくて良い。「Come Into My Room」は彼のルーツともいえるRagge風味がスパイシーに効いた一曲で、ジャガジャガ奏でるアコギのメロディにNathanのなかなか悩ましいヴォーカルがネットリ絡み付くアダルトな一曲。「Kiss Me」はSixpence None the Richerの同名曲をリメイク、これもキラリと輝く陽光のような眩しさを纏った爽快さ抜群のアッパーで、客演参加しているSian Thomasなる女性シンガーのトロピカルな歌フックもすごくキュートで甘酸っぱさが最高です。お決まり水滴ピチョンにちょっぴりアジアンなメロディが滑らかに絡んで流れる「They Can't Take Me Away」もしっとりと穏やかあがらセクシー、Nathanの良い意味で軟弱な歌声が活きています。どこか懐かしいソウルの香り漂う「Everybody Needs Somebody」、ストリングスの奏でる四重奏にNathanのラップっぽい歌い回しが錯綜するなかなかトリッキーな一曲でグッド。妖しいシンセサイザー光線が歪んで放たれるバウンス抜群の「Just Wanna Love You」はダークでクール、Nathanのファルセットを器用に織り入れたフックもなかなかスペイシーで素晴らしいですねぇ。とここまでがWayne LawesとRickardo Reidの製作曲、それ以外もなかなか秀逸でして。まずはファンキーで骨太なソウル回帰曲のアッパー「Cold As Ice」がTone N SilverとMichael Daleyが共同制作、ポコスカ鳴るパーカッションと共にガンガンと跳ね回すNathanのヴォーカルも痛快でガツンと来る。Saleem Al Fakir製作の「Masterpiece Pt1」は電子鍵盤のレトロなカチカチ響きがなんだか温もりあって、そこにドラマチックに織られるストリングスもエレガントで素敵。Michael Daley製作の「The Right Way」はあのR.Kelly「Your Body Is Calling」をサンプリング使用した鬼スウィートな一曲、原曲の持つしなやかさ&悩ましさがユラユラと立ち昇る極上ミッドです(策略)。Michael Daleyはギター奏でる純粋で清らかなスローバラード「You Make Me Feel」も製作、この曲はとにかく美しく煌びやかで無垢で、ただただNathanのクリアで優美なヴォーカルがさらさらと心地良く流れる美曲で素晴らしい(溺愛)。ここでのNathanの線の細いハイトーンの歌声はどこかMichael Jacksonを思わせる柔軟さ、聴いている内にだんだんと気持ちが空へ昇って溶けてしまう名バラード(称賛)。そのMichael DaleyとNathanが共同制作した「Whant's Your Name」はUSのメインストリームを意識したガチダンスアッパー、アクセント効いてて良いですよ。そして注目なのがあのSalaam Remiが製作で参加している事、僕としてはこれが一番の関心事でしたから。Salaam Remiはまず宇宙空間をスーッと滑走するようなヒンヤリ系の「Snatch」を製作、Salaam Remiらしいレトロソウル感は無いけれどなかなかカッコイイです。そしてSalaam Remiは「Cold As Ice(Salaam Mix)」でRemixを担当、ここではあの髭熊Rick Rossが援護射撃という鉄骨補強、よりタフでHip Hopファンク感が倍増しています。国内盤にはこれらに加えてボーナス曲「We Got It」を収録、都会の夜のようにオシャレで煌びやかなトラックがシルキーでシックでソウルフルです(誉)。

Ne-Yoを意識しまくった甘酸っぱい系ばかりかと思ったら、意外とそういう曲は少なくてバラエティに富んでいてなかなか面白い一枚でしたよ。全部が「Do Without My Love」ばかりだと面白くないし他と一緒、だけれど「Do Without My Love」は一つの売りにだけして、あとはソウルマナーやHip Hop風味を感じさせるトラック群も充実していて、聴いててホッとしました(安堵)。突出していたのは僕個人としては「You Make Me Feel」かな、これは良い意味で英国R&Bらしい黒さの薄まった純白曲で、Nathanのそっと触れる様なヴォーカルに似合ってました。
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