RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

11 2019
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

ブログランキング
人気ブログランキングへ にほんブログ村 音楽ブログ HIPHOP・ラップへ
にほんブログ村 音楽ブログ R&B・ソウルへ
Q's Tumblr
http://rocqueen.tumblr.com/
Twitter
ブログ内検索
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
341位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
63位
アクセスランキングを見る>>
訪問者数
現在の閲覧者数
Coming Soon
QRコード
暇潰しに携帯でどうぞ
QR
Category: 男性R&B  Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

The-Dream「Love King [Deluxe Edition]」
dream-loveking.jpg

現代を代表するソングライターと称してもけして過言ではない、The-Dreamの通算三作目となる『Love King』を御紹介。『Love/Hate』『Love vs. Money』に続く『Love King』という事で、Love物語は引き継がれていて。しかしThe-Dreamは本作での引退なんかも仄めかしていて(予定では次回作『Love Affair』の構想が語られてはいますが)、もしかしたらこれが最終作になってしまうかもしれません(心配)。Producerとして数々のヒット曲をコンスタントに提供、Mariah Careyに関しては作品一枚丸々のProduceを依頼すほどの絶大な信頼を得ています(Ciaraの新作もThe-Dream×C. "Tricky" Stewartが監修)。
それでは気になる内容を簡単に御紹介しますと……まず全曲製作は勿論Terius "The-Dream" Nashが担当、本当に感心すべき才能で御座います。The-Dreamの(良い意味で)青臭くキュートな歌声が響き渡る爽やかな「Love King」(Los Da Mystroとの共同製作)、The-Dreamらしいキラキラな電子鍵盤の軽やかメロディに後追いするフックが耳に心地良く残るドリーミー曲。続いてはT.I.を迎えて低く地響き鳴らすバウンシービートに指スナップがパチンと効いた「Make Up Bag」、サウスっぽい芯の太いトラックながら絡むメロディはコスモチック且つ悩ましく曲線的で、そこにThe-Dreamのソフトに触れる様なヴォーカルがこだまするのが心地良い。若き帝王T.I.が渋く二枚目なフロウを撃つ事で、より引き締まったスマート曲に仕上がっています(紳士)。小さく跳ねる電子鍵盤にビュイビュイとシンセサイザーが絡む小気味良い「F.I.L.A」、普通な仕上がりっぽく聴こえるけれど、それはThe-DreamがThe-Dream節を演じているからで聴けば緻密。スクリュー掛かったボイスにドロドロと溢れ出すようなダークにゆっくり渦巻く「Sex Intelligent」、一歩間違えれば退屈しそうなトラックながら、グダグダと引きずる様な闇メロディが際どい美しさをメタリックに発揮していてたまらない恍惚感を演出しています。そしてそれをそのままRemixアレンジするという遊び心が憎らしい「Sex Intelligent(Remix)」、より音数を少なくし少しだけ明るく光る光線シンセをくねらせる妖しく美しい一曲に。明るく可愛くポップな仕上がりに胸キュンさせられる「Yamaha」(Los Da Mystroとの共同製作)はPrinceっぽい風合い、カラフルなシンセが疾走感抜群に連発撃ち抜かれる明快で鮮やかなアッパー。「Nikki Part 2」(Los Da Mystroとの共同製作)もドカドカと静かに鳴るシンコペイトにキラキラ輝く電子鍵盤が降り注ぎ、エコーがかったヴォーカルが神秘さを増幅させるドリーミー曲。微振動を繰り返しながらジワジワ浸透してゆくメロディに侵食される「Abyss」(Los Da Mystroとの共同製作)、平坦で低いメインヴォーカルと高くふわっと舞うバックヴォーカル、そして挟まれるThe-Dreamの吠え声が絶妙なコントラストを描くミッドチューンで秀逸。The-Dreamのエロ回路がフル稼働する「Panties To The Side」(C. "Tricky" Stewartとの共同制作)では、ハードに削られた尖ったメタリックシンセに、The-Dreamのクールでダークでエフェクト掛かったヴォーカルが病み付き度高い一曲。Los Da Mystroらしいべコベコと凹ませるシンコペイトが滑らかな曲線を紡ぎ出す「Turnt Out」(Los Da Mystroとの共同制作)では、The-Dreamが線の細く柔らかなファルセットで唸り囁くヴォーカルスタイルを駆使、これが悔しい事にナイスにキマっていて痺れるんです(溺)。今にも走り出しそうなグランドピアノの鍵盤音と裏腹に、あくまでゆったりマッタリと伸びやかリフレインフックを回す「February Love」もThe-Dreamらしい魔法が効いたドリーミー曲。ライトなロックチューンにThe-Dreamらしいヘロヘロエレクトロ魔法を被せた「Florida University」は面白い、こういう融合技を軽くやってのけてなおかつThe-Dreamらしさを貫く技術が凄い(肝潰)。繰り返しフックも全曲の中で一番効いているし、カラッと乾いて軽く滑走しながらもやはりレイドバックしたドリーミーチューンなんです。とここまでが本編の内容、ここで紹介する“Deluxe Edition”には更に5曲が追加収録されています(盛)。電子構造ながらもどこかMotownっぽいオールドソウルなタッチも残る「Veteran」(Los Da Mystroとの共同制作)、キーキーと甲高く響くシンセが浮遊感を煽る「Priceless」(Los Da Mystroとの共同制作)、グランドピアノを淡々と鳴らすちょっぴりブルージーでマイナー調の「Take Care Of Me」、得意のスクリューをグルグルと重たくループさせて“えーーーい♪”で飛ばす「All Black Everything」、南国っぽい雰囲気が漂うトロピカルメロディに一人アカペラっぽいヴォーカル重ねが印象的な実験的な「Sorry」と、どれも聴き応えのある楽曲ばかりが収録されています。

驚くべき才能ですね、自作自演型の天才。自作自演型という意味では現在のHip Hop界の代表がKanye West、R&B界の代表は間違いなくThe-Dreamだと思います(断言)。確かに一枚ずっと通して聴くとちょっとだらしくなる時もありますが、一枚通してこの水準(ドリーミー)キープは凄まじいし、聴けば聴くほどそのサウンドの面白さにドップリ惹き込まれて溺れてしまいます。トラック&ヴォーカルの双方でThe-Dreamには独特でギラギラ妖しく光る魅力がありますねぇ。これで国内盤がすんなり発売されたら良いんですが、待ち切れずに結局本作も輸入盤で購入してしまいました。『Love/Hate』『Love vs. Money』『Love King』を歌詞対訳を読んだら、もっと評価が変わるかもしれません。特殊なR&Bスタイルとして是非とも購入して聴くべきかと思います、僕はなかなかThe-Dreamが好きな様です。
スポンサーサイト



Comments

Leave a Comment