RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

11 2019
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

ブログランキング
人気ブログランキングへ にほんブログ村 音楽ブログ HIPHOP・ラップへ
にほんブログ村 音楽ブログ R&B・ソウルへ
Q's Tumblr
http://rocqueen.tumblr.com/
Twitter
ブログ内検索
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
341位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
63位
アクセスランキングを見る>>
訪問者数
現在の閲覧者数
Coming Soon
QRコード
暇潰しに携帯でどうぞ
QR
Category: 女性R&B  Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

Rox「Memoirs」
rox_memoirs.jpg

JamaicaとIranの血を引く英国はSouth London出身の21歳、Roxのデビューアルバム『Memoirs』を御紹介。子供の頃からミュージカル劇団に加入し世界を飛び回り、Lauryn HillやMary J. BligeやSadeやD'Angeloに感銘を受けシンガーを志したRox。その後、英BBCが主宰する企画“BBC Sound Of Year 2010”に選出され、こうして華々しくデビューを飾ったそうです。このモノクロのジャケットがあまりにも美しくてウットリしちゃいますねぇ、この雰囲気もどことなくちょっとLauryn Hillを思わせるタッチじゃありませんか。
それでは肝心の内容はどうなっているのかといいますと……まず大きなトピックがひとつ、それは本作で大半の楽曲を手掛けているProducerのAl Shux。Al ShuxといえばJay-ZとAlicia Keys共演の特大ヒット「Empire State Of Mind」を手掛けた人物、そんなAl Shuxが大きく関与しているのも本作購入に繋がった大きな理由です。それではそのAl Shuxが製作した楽曲から御紹介、およそ半分の6曲を手掛けています。まずは幕開けを飾る「No Going Back」、ドラムスにタンバリンがジリジリとスパイシーなビートを連ねる火傷しそうなJazzy曲。再燃しそうな終わった恋にもう一度終わりを告げる、なんとも大人っぽい別離曲が妖しく艶っぽい。爪弾くアコースティックギターとストリングスの優しく柔らかなメロディに、Roxのほろ苦くも甘いカフェラテ声がしっとり寄り添う「DO As I Say」、恋する女性のものどかしくも悲しい恋心を一途に綴ったスローバラード。「Page Unfolds」は殺伐として乾いた硬質ドラムスにRoxの低く唸る様なヴォーカルが力強いブルージーな一曲、Roxのじっとり絡みつくヴォーカルが悲しさ煽る恨み節たっぷりの失恋ソング。軽快に鳴る電子鍵盤がカラフルな音色を奏でるちょっぴりドリーミーな「My Baby Left Me」、どこかウキウキしたメロディとは裏腹に“愛しい人に見捨てられたのよ♪”と歌うまたもや失恋曲。ものすごくレトロな仕上がりで古き良きソウルミュージックを感じさせる、メロディの持つ吐息っぽいまろやかさと温かさが素敵な一曲。「Forever Always Wishing」はジャカジャカ鳴らすアコースティックギターが寂しさと悲しさが充満する傷心バラード(涙)、ここではRoxの歌声がただ一人の女性って感じで、飾り気もなく真っ直ぐと歌っていてハートに突き刺さります。硬質なドラムスパターンとオルガンっぽい曇った鍵盤音がレトロチックな「Breakfast In Bed」、これもオールドソウルなレコードっぽい作りでコク深くてオシャレで軽やか。失恋して運命が変わってしまった女性の悲しみを、あえてカラリと乾いたスッキリしたメロディで彩った失恋曲。とここまでがAl Shuxの製作曲、他のProducerも良い曲書いています。まずはTMS Productionsが製作したドカスカとスウィングする「I Don't Believe」、Roxのちょっとナヨっとくねるヴォーカルがまた艶っぽくて素敵。ギター弾き語りっぽい極上スロー「Heart Ran Dry」はSun Gが製作(Add ProにAl Shux)、滑らかで消えゆくように儚い弦音にRoxの悲しくも深く澄んだ歌声がじんじんと沁み込む悲恋バラード(涙)。ここで聴かせるRoxの歌声にちょぴりLauryn Hillを重ねてしまう、感情を抑えようとするもつい込み上げてしまう様なソウルフルな歌声に泣かされて下さい(胸打)。最後の方のファルセットも凄く綺麗で繊細で伸びがあって心臓ギュッと掴まれる、Roxの純粋なヴォーカルの魅力に浸かります(溺愛)。同じくSun G製作(Add ProにAl Shux)の南国風味の爽やかブルージー「Precious Moments」、レイドバックしたのんびりまろやかな雰囲気がまるで沈む夕陽の様に寂しげで美しいスローで良いです。続いてもカリブっぽい晴れやかでカラフルなメロディが波打つ「Rocksteady」はSimone Lambaraiが製作を担当、Roxのレトロな空気を持つヴォーカルはこういう哀愁トロピカルなメロディにも意外とお似合い。暗く悲しく退廃的な美しさを纏う「Oh My」はまるでSade楽曲の様、製作はSun Gが担当(Add ProにAl Shux)。とにかく優美で滑らかなストリングスが印象的なオーケストラ調のスローで、Roxの激しい感情の揺さぶりが誰もが持つ胸の奥にある失恋の傷口を疼かせる、しとやかにそして繊細に広がる壮大でドラマチックな一曲(感動)。砂に純水がスーッと浸透するような静かな美しさが印象的な美曲「Sad Eyes」はSun G製作曲(Add ProはAl Shux)、とにかく吸い込むような静寂の中に冷たい空気が吹き込まれる様な、ただただRoxの枯れそうな涙の歌声が深々と胸に響くバラードです(刹那)。この曲には隠しトラックとしてゴスペル調の「Gallais」も収録されていて、ここではJennifer Hudsonに匹敵するぐらいのパワフルでエモーショナルな歌声を爆発させていて、その圧倒的な振り幅にウットリと聴き入ってしまいます(惚々)。国内盤にはこれらに加えてサザンカントリーっぽい懐かしさとハーモニーが綺麗な「Third Degree」、ちょっぴり打ち込み音が入りキュートさが輝く「Friends(Demo)」の二曲がボーナストラックとして収録されています。

う~~~ん素敵、古き良きソウルが香り豊かに再現されています(夢見心地)。あと書き忘れていますが、全曲のソングライトをRox自身が手掛けています。そのRoxの詩が等身大の愛をそのまま素直に赤裸々に書き連ねていて、その全てが悲しくて切ない失恋ばかりを歌っているのですが、人間として共感してしまうその脆さがすごく良かったです(共感)。Rox自身が“影響を受けたアーティスト”としてLauryn Hillを挙げていますが、だからといって似ていたかというと、そうでもなかった様に僕には思えます(しかし本作のレコーディングにはLauryn Hillとも縁が深いCommissioner Gordonが関与)。世間ではAmy Winehouseがかなり高評価されていましたが、僕はあまり好きじゃありませんでした、似たテイストで言えばRoxの方が断然素晴らしいと僕は思います(偏見)。感情豊かで繊細でいて、でもどこか熱くて悲しくて、じっくり聴き込みたい素敵なソウル盤かと思います(称賛)。
スポンサーサイト



Comments

Leave a Comment