RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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8Ball & MJG「Ten Toes Down」
8ball-mjg-ten-toes-down.jpg

93年のデビュー以来17年のキャリアを誇る8Ball & MJGの通算八作目となる『Ten Toes Down』を御紹介。一時期はBad Boy Southに所属していたのですが、本作はT.I.率いるGrand Hustle Recordsに移籍してドロップ。僕も8Ball & MJGはそこまで詳しく知らないし殆ど作品は持っていないのですが、なんだかいつも気になるタッグで、その恐そうなルックスとラップがたまらなくスリリングでカッコイイじゃありませんか(魅力)。キャリアが長く実力があっても、なかなかコンスタントに作品をドロップできないグループも多いので、そういう意味ではここ数年も着実に作品をリリース出来ている彼らは凄いと思います(感謝)。
それでは気になる内容の方をザックリ御紹介……まずはジャキジャキと擦り上げるスクラッチがザクザク斬り込むサウスマナー全開の「It's Going Down」で幕開け、製作を担当するのはChristopher "Drumma Boy" Gholsonが担当。サウスらしいどっしりと重たいトラックながらも鋭利な感触も放つ一曲で、サウス勢の中でも極めて重量感とスマート感が綺麗に融合した8Ball & MJGに鳥肌立ちます。Nittiが製作した「Bring It Back」はスカスカと隙間の空いた電子トラックが浮遊したまま、そこに重たいガスみたいな二人のラップが次第と充満する、やはりサウスらしいドロっとした感覚が面白く病みつきな一曲。ここではレーベルメイトとなったYoung Droが客演参加、なかなか良い味出しています。David Bannerが製作した「Don't Give A Fuck」は毛色が違ってカッコ良く、歯切れよく切り裂くエレキギターのリフがビートを紡ぐロックカットな一曲でそのラフさがグッド。しかもここではBun Bが援護射撃で参加、8BallとMJGで充分に重たいのに、Bun Bが加わり威力はさらにメガトン級。ギターリフ以外は特に手を加えずサラッと音数も少ないクールな男曲。「Ten Toes Down」は再びDrumma Boyが製作を担当、ヒリヒリと冷たく不穏に漂う電子音の連なりに8Ball & MJGの低く腹の底から湧き出すような煉獄ラップが恐さ抜群でスリリング過ぎる一曲。客演には期待の若手であるLil Boosieが参加、8Ball & MJGとは正反対の鼻にかかったライトでネッチョリしたラップで応戦します。ビョンビョンなシンセにウヨウヨと絡まってくる曲線シンセが不穏でおどろおどろしい「Fuck U Mean」はBrandon "B Don" Matthewsが担当、ここでは意外(?)な選抜で若手有望株No.1のSoulja Boy Tell 'Emが客演で参加。冒頭で登場するSoulja Boy Tell 'Emは相変わらずのゆっくりと踏みしめる様なフロウスタイルでなかなか存在感もあってグッド、トラックも冷たく気味の悪いホラー電子音使いで良質ではありますが、せっかくSoulja Boy Tell 'Emを起用するなら軽く踊れてバウンスする様なバードトラックに乗っかっても良かったかなぁと(惜)。Midnight Black製作のブライトに閃光を放つシンセが光り輝く小刻みビート「We Come From」で少し空気も軽くなります、客演にはDavid Bannerが参戦。ここでは8Ball & MJGもタタタタタタと軽やかなフロウで畳み掛ける(でもゴッテリしていて鼓膜にはズシンと来る)のが新鮮で、客演のDavid Bannerも熱く唾飛ばして噛み付いていて素敵ですねぇ(興奮)。本作で僕が最も気に入っているのはRandy "Swizzo" Banks製作のソウルフルなメロウ曲「She's So Fine」、雨降る曇り空のようにじっとりしたメロディが切なくて芳しく香るソウル曲で、静かにシックに哀愁たっぷりにキメる8Ball & MJGのラップが渋くて素敵過ぎます(痺)。クレジットが無いから分かりませんが、Additional Vocalでフックを歌っている男性シンガーもシルキーで素敵です。Nard & Bなるコンビが製作した「Griding」はまるでT-Pain風味な上昇系エレクトロボ(電気機械)なトラックで、T-Pain開拓のこの新たなスタイルは結構好きだから嵌っています(単純)。T-Painっぽいちょっぴりカリブ風味の張り上げヴォーカルを披露しているのはRicco Barrinoなる男性シンガー、良い味出していて彼の歌声がないとこの曲は完成していません(重要)。8Ball & MJGは構わずに真正面から突き破る破壊系のラップでゴリ押し、だからこそ歌声入ると余計に際立ってグッド。そのRicco Barrinoが多分客演しているShamann製作の「Spotlight」はまた他と違ってライト、流線形のシンセサイザーが空間をスーッと滑走する近未来な軽快アッパー。8Ball & MJGの刻んで地響き鳴らすラップも男性シンガーの甘酸っぱいフックも最高に気持ち良い、すっきりクールなクラブバンガー(盛上)。Raymond "Mo B Dick" Poole製作の「Right Now」は泥臭いほどの泣き節ソウルが燻し銀で渋い極上バーボン曲(酔)、芳醇の味わい漂うしっとりとアダルトなメロウソウル曲に8Ball & MJGの重く落ち着いた紳士ラップが抜群の相性を魅せつけます(8Ball & MJGの時に重量級の割にこういうスマートな一面が好き)。Additional Vocalとして参加の男性シンガーMitchelle'l Siumも素晴らしい、ちょっぴりRonald Isleyっぽい吠えと塩辛ヴォイスがたまならく渋いです(拍手)。世間的に注目曲は親玉T.I.が参加した「What They Do」でしょう、製作はLil C & 1500なるコンビが担当。爽やかながらも胸の奥から込み上げるような切ない系の柑橘ソウルチューンで、三人が涼しげに気持ちよくラップを走らせる颯爽とした流麗ミッド。歌フックも入ってより抜けが良くて気持ちの良いクール曲になっていて、晴れた日に車転がしながら窓全開で聴きたいドライブ曲。再びMitchelle'l Siumがギラリと熱くソウルフルな歌声で華を添える「Billy (Truth Be Told)」はNard & Bが製作、エレキギターが軽く唸るロックソウルな一曲。アコギの弦律と爽やかなメロディにブァーーと重ためのホーンが乗る不思議なマッタリドロドロ感が病みつきの「Life Goes On」はDrumma Boy製作、客演にSlim Thugを迎えた特殊な一曲でこれもサウスならではの仕上がり。最後を締め括るのはDrumma Boy製作の「Still Will Remain」で、浮ついた電子音にカチカチカチと叩かれる硬質ビートに、ドロ~リと重油のような8Ball & MJGのラップが圧し掛かる圧巻のエンディング(威風堂々)。

流石の仕上がりで満足しました、ベテランの意地&貫禄を余裕で証明したナイスな一枚で御座います。前半はあまりに重量級のサウストラックばかりでちょっと飽きるかなぁと心配しましたが、キッチリ中盤でメロウな楽曲も配置されていてよりグッと惹き込まれました(術中)。ただもうちょっと奇抜なトラックか、大胆に思い切った大ネタ使用の曲なんかがあるともっと面白かったかなぁ、押し並べて良かった感は否めないかも。まぁこれだけのベテランだから安定感抜群で良いんですけどね、そういう意味で僕としては大胆派手なBad Boy Recordsでもう一枚作って欲しい気がします。ただGrand Hustleの面々もかなり良い仕事していて、この一枚は確実にスルー厳禁ではないかと思います(激薦)。
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