RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Jeremih「Jeremih」
jeremih-jere.jpg

あのL.A.Reidが惚れ込みDef Jamより送り出した、Chicago出身の新人シンガーソングライターJeremihのデビューアルバム『Jeremih』を御紹介。R&B愛好家の間ではデビュー前からなにかと話題で、本作が発売された頃には“待望の”といった感じだったのがJeremih、僕も根気強く国内盤を待っていました。彼は自身でProduceも行い、BaseにSaxにKeyboardにDrumなどもこなすマルチな才能を持った21歳、これは話題になりますよね。
それでは期待の内容に触れていきますと……まず本作の収録曲すべてがJeremihとMick Schltzによる共同制作(ProducerとしてはMick Schltzがクレジット)、Mick SchltzはJeremihの盟友的存在の様です。冒頭からギュイギュイなデジタルノイジーなトラックでジリジリと迫り来る「That Body」、ユラユラと怪しげに揺らめくデジタル音にJeremihのセックスアピールたっぷりな甘高い歌声が絡む、ちょっぴり南国テイストも感じる一曲。そして早くも先行シングルとして大ヒットした「Birthday Sex」が登場、水の底で聴いている様な潤いたっぷりでこもった響きのある流麗なメロディに、エフェクトがかったJeremihの甘くとろける歌声が舐める様に絡みつくアダルトな一曲。そんな歪んだ歌声でえぐってくるあの“あーあーあーあーあーあーあーあー♪”はやはりベッタリと耳に残る面白さ、“誕生日にセックスを♪”というなんともエロい詩も御愛嬌でR.Kellyマナーを感じる一曲。“別れなくてもいいだろ、どうせヨリを戻すんだから♪”と羨ましい程に自信満々に宣言する「Break Up to Make Up」も、爽やかな電子音が壮大に広がって、そこに舌を鳴らすような細やかなタカタカ音が絡む、極めて現代的なセンスが光る一曲で聴き易い。サイバーな四つ打ちビートで超クールに疾走する「Runway」もなかなかエッヂーで良い、歌声を器用に使い分けて時にフラットに歌ったりする辺りも技巧派、トランス感覚満載の一曲。雨音ピチョンを効果的に使った静寂×変則なクールでロボット的な「Raindrops」は、エッチの時の二人の喘ぎ声を雨粒に喩えるというエロさが憎い。その掛け合いを“おぅ♪あぁ♪”でリフレインさせる辺りも巧い使い方だし、途中でJeremihが滑らかで流暢なラップを披露していてこれも変化つけてて器用だなぁと感心しました。かと思えば温もりたっぷりなオルガン調のソウルスロー曲「Starting All Over」で直球勝負してくる度胸が面白い、ここでは真っ直ぐな愛をJeremihが持ち前のミルキーな甘酸っぱい歌声で優しく歌っていてキュートでグッド。完璧サウスマナーな抜けた泥ビートがなかなか面白いバウンスを生んでいる「Imma Star(Everywhere We Are)」、これでYoung JeezyとかLil Wayneなんかを起用できたらもっと引き締まったかも。ドンドドドドドンな太鼓ビートにピュイーンなシンセが飛び交い交錯する近未来的な「Jumpin」も面白い、途中でスクリューを挟んだり、合いの手掛け声が入ったり、指パッチンを軽く聴かせたり、最後までJeremihの歌声が多重録音で機械的な厚みを持っていて(最後は“はっはっはっ”と吐息で終わる)、聴いていて飽きない面白さ。かと思えばまた“もう一度、僕の素敵な人に逢えるなら♪”と切ない失恋心を歌う「My Sunshine」を放り込んでくる(笑)、繊細で寂しげなピアノ旋律に絶えずビーーーーとシンセが伸びる作りは現代的、何度も繰り返すJeremihのフックも柔らかくてすごく優しくて耳馴染みが良いんです。ピーヒャラ鳴らす「My Ride」なんかもMC混ぜると面白かったかな、基本的に僕はR&Bではこういうビートはそんなに好きじゃないので(辛口)。Timbalandばりに口音で小刻みなビートを紡ぎ出して軽やかに駆け抜けるスピードチューン「Buh Bye」も巧い、完璧にビート化して融合している“ば・ば・ば・ばい♪ば・ば・ば・ばい♪”フックも更にトラックを加速さえているし、それでいて短いこの言葉の中でもJeremihが切なさや迷い(恋人にさよならを告げるべきか迷う男の心情を謳った詩)を綺麗に表現していて、かなり病みつき度の高い一曲です(賛辞)。とここまでが本作の内容で、国内盤にはおまけとして「Birthday Sex(Up-Tempo)」が収録されています。

思った以上に良く出来た一枚で感心しました、自作自演でここまでやってのけているのは大した才能で御座います(天晴)。Mick Schltzの手掛けるトラックも最近の流行を上手く飲み込みながら消化しているし、Jeremihの書く詩もなかなか捻りが効いていて面白い、全体を通してかなりライトな仕上がりで聴き易かったですねぇ。どことなくThe-Dreamみたいな印象を受けましたが、あのドロリとした独特の世界観や言葉遊びなんかで言えば、やはりThe-Dreamの方が数段上手かなと思いました。でもこれからが凄く楽しみな期待の若手、次作にさらなる期待を込めたいと思います。
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