RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Sammie「Coming Of Age」
sammie-coming-of-age.jpg

わずか12歳でアルバムデビューを果たしているベテランシンガー、Sammieの通算三作目となる『Coming Of Age』を御紹介。かのDallas Austinのバックアップを受けて『From The Bottom To The Top』をヒットさせたSammie、その後はキッズシンガーならば誰もが通る変声期で休業し、2006年には『Sammie』をリリースし変わらず美しい青いヴォーカルでR&Bを湧かせた逸材。その後もずっとMixTapeなどを精力的に発表し、名前も一時はLeigh Bushなどに変えたりして活動を続けておりました。その前二作とも持っている僕としてはやはり、Sammieの11年ぶりとなる新作は嬉しい限りで御座います(感動)。
まずはキラキラと水面に反射するように輝く鍵盤音のせせらぎに、鼓膜も心もスッキリと浄化される美しいバラード「COA」で幕開け。制作はBryan "K-City" ElmoreとJason Cathyが担当しており、相変わらずと透明に澄んだ原水のようなSammieのヴォーカルが美味で、乾いたハートがゴクゴクと飲み干して潤ってしまいます。続く「Expiration Date」はXeryus Gittensが制作を担当した極潤ミッドで、トロトロとまるでアルコールで酔いが回るようなアダルトな音色の澱みに、Sammieのキリリと清冽な原水ヴォーカルが混じることで水割り状態になってより美味に。Dwight "Doh Boy" Richardsonが制作を担当した「Good Life」では、客演にどういう繋がりなのかRick Rossが参加。夜の闇に青い吐息を溶かすような妖艶なトラックの中で、悩ましげに曲線を描き堕ちてゆくSammieの繊細なヴォーカルと、Rick Rossのソウルフルにしてシックなバリトンのラップが闇を重たく沈殿させるのもグッド。ひらりひらりと鳴るギター弦の音がまるで、寄せては砕けて散る白波のように儚げなアコースティックメロウ「Tsunami」はFayo & Chillが制作を担当。遠く彼方で揺れる波音を聴く様な静寂トラックに、柔らかにウェーブし聴き手を飲み込むSammieのモイストなヴォーカルもなんだか幻想的。Bryan "K-City" Elmoreが制作した「Bad Girl」はトロピカルなビートとメロディが踊る心地良いミッドで、カラリと乾いているというよりは、波と戯れてビショビショに濡れたようなウェットな音色が悩ましくて面白い。「I Left...Because I Love You」はTroy Taylor(!)とBryan "Composer" Nelsonが制作を担当しており、ポタポタと滴る水滴のような音色が湿って心地良く響くオアシスみたいなミッドで、Michael Jackson的に少し震えるSammieの瑞々しいヴォーカルに見事にマッチ。またまたBryan "K-City" Elmoreが制作を担当した「Shoes」も90年代を思わせる良質な艶麗ミッドで、水を含んだようにプルプルと潤んだトラックに甘美で悩ましいSammieのヴォーカルが溶け合うのが綺麗。Justin "Henny Tha Bizness" Hendersonが制作を担当した「Show And Tell」では、これまたSammieと同じく苦労人なEric Bellingerが客演で参加。軽妙で鮮やかな絹糸のような音色が紡がれてトラックを成すミッドで、SammieとEric Bellingerの小気味良く跳ねるヴォーカルも軽快でキラキラと輝いていてグッド。Winston "Kangstunna" Draytonが制作を担当した「Good Girls」は真っ青な宇宙空間を思わせるヒンヤリとしたミッドで、メタリックみたくキラキラと鋭く銀色に輝くSammieの華奢なヴォーカルがクール。Troy TaylorにVontae Thomas、88Keys(!)が共同制作した「Be Alone」もバーボンで満たされたグラスで氷がカランと音を立てるような、そんんなアダルトな色香の漂うほろ酔いミッドで、Sammieの微かに震えるような悶絶ヴォーカルがひしひしと五感を刺激するのがたまりません(昇天)。Bryan "K-City" Elmoreが制作した「Too Long」は秋風のようにしんみりと心の隙間を吹き抜けてくすぐる哀愁ミッドで、優しく淡く響くSammieのヴォーカルにそっと鼓膜を差し出し温めてもらうのみ。「Daddy」はDwight "Doh Boy" Richardsonが制作しており、エコーが響くようにあちこちで反響して弾けるようなトラックがなんとも不思議な魅力を放ちます。最後を飾る「Confessional」はSean Marshallが制作を担当した砂煙舞うようなアコースティックバラードで、Sammieの叫び祈るようなヴォーカルが天を仰いで震えるブルージーな一曲で渋い(沁)。

僕みたいな三十路が聴いてホッと安心してしまう良質で純正なR&Bアルバム、Sammieに求めているものをきちんと理解していらっしゃる(嬉)。Sammieのヴォーカルの質も全く落ちていなくて綺麗で澄み切ったまま、なぜこんなにも不遇なのかが本当に不思議なほど。しかしこうなると惜しむらくはこのアルバムジャケット、Sammieも格好良く成熟している訳ですし、大人の男になったセクシーなSammieを全面に押し出したら良かったのに。






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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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