RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Brian McKnight「Genesis」
brinmc-genesis.jpg

R&B界屈指のバラードの名手、Brian McKnightの通算十四作目となる『Genesis』を御紹介。御年48歳となるBrian McKnightですがいまだにその制作意欲は衰えず、本作も前作『Better』からおよそ一年という短いスパンでのリリースは嬉しい限り。僕の今のR&B好きの原点はやはりこのBrian McKnightにあると言ってもけして過言ではないですし、今でもとても大好きなシンガーの一人です。年齢を重ねた今でもまだまだこれだけ甘い歌声と端正なルックスを維持してくれているのも嬉しいし、そうでないとこのBrian McKnightのドアップ顔ジャケットは成立しませんね。
さあさあ、中身を聴いて感想を書こうじゃありませんか・・・・・・まず本作に関しては絶対に書かないといけない重要な点が製作陣、当然Brian McKnight(以降はBMと省略表記)がソングライト&制作しているのですが、制作にはもう一人が関与しているのです。それはあのTim Kellyでして、あの名コンビTim & Bobの片割れで御座います。そのBMとTim Kellyが組んで制作した楽曲から触れます、全12曲の中で半分の6曲がそうなのです。まずは、そっと夜が更けて月光が射すように淑やかなトラックがクールでスムースな「Genesis (Prelude)」、もうここからしてBMの円熟したセクシー過ぎるヴォーカルがしっとり鼓膜を包み込んで滑らか。多重録音されたフックなんかも月の煌めきの様でなんだか神秘的で、とにかく静かに惹き込まれます。これぞBM製なピアノ鍵盤の音色でもう胸がきゅっと締め付けられる「I Want U」、もうこの曲が流れた途端に僕は涙を零しそうになったほど(溜息)。ほんの少しずつ明度と温度を上げてゆく美しい朝焼けのようなスロウで、そんなトラックの緩やかな温もりに触れてBMのヴォーカルが朝露のように凛として響くのです。満天の星空のように瞬くキラキラした星屑サウンドに鼓膜が眩む天体観測スロウ「10 Million Stars」は、恋人が星空の下で愛を囁くように、言葉は白い吐息に変わり、そのまま星屑となって、BMのしっとりしたヴォーカルがこういうロマンチックなトラックをシンプルに彩ります(幻想的)。やはりBM産のこの切ないピアノ鍵盤の音色でハートを撃ち抜かれてしまう純朴バラード「Don't Leave」、素晴らしいと思わず叫んでしまったぐらいに素敵(鳥肌)。過去と現在とこれからの未来、それぞれの一秒一秒を糸で紡ぐような鍵盤音に、BMの清廉として優しく祈るようなヴォーカルが深々と響くだけで心が洗われるのです(感涙)。本作でも唯一(これまでのBM作品を振り返ってみても珍しい)低いヴォーカルレンジで歌い上げる「So Damn Real」は、ちょっぴりビターなブラック珈琲のように香ばしくてそれも美味。冒頭の楽曲をそのままに引き継ぐ〆曲「Genesis」は、ちょっぴりスリリングでロマンチックな月夜の下で夜通し、華奢な女性の体を抱き締め愛し合うような静かな情動ミッドでやはり綺麗。とここまでがBMとTim Kellyの共同制作の楽曲で、あとの半分は面子こそ同じですが違っています。Tim Kellyが単独で制作を担当した「Hungry 4 U」は、まるでネオンのように妖しく光る電子的なサウンドがなかなかダークでエッジーな深夜チューン。最近ではこういうメタリックでソリッドなトラックは少ないから痺れるし、若作りと思われるかもだけど毎作とこういうエッヂの効いたトラックもそつなく混ぜ込んでくるBMが大好き。愛することでしか到達できない天上へと昇天し遊泳するような、どこまでも神々しく瑞々しい光芒ミッド「Forever」はBMとその息子のB McKnight Jr.が共同制作。これはある意味では無味無臭になりがちな透明なポップバラードなんだけれど、そこはBMの澄み切った歌声が綺麗な天然水のように湧き出て稀少価値を生み出しているのです。フワフワとして鼓膜が浮いてしまうほどの柔らかさながらも、正確無比に聴き手の切なさのツボを突いてくるのが憎い「UDONTHAV2BLONELYNOMO」はTim Kellyが単独制作。遠い彼方の宇宙で星が瞬くのを思わせるシンセの点滅がなんだか壮大で、BMの色気たっぷりな歌声が舞い上がるように響くのが、女性を抱いてゆっくり揺れて昇天するような感覚に陥るのです。これぞBM流奥義ともいえる永遠の輝きに包まれるプラチナ製バラード「Everything」、これはBrian McKnightが単独で制作ということで納得。BMの清らかな歌声をただただ聴いているだけで、愛し合う二人の人生の一頁一頁を捲るような、そんな場面が鼓膜に映写される極上の純愛映画のようなバラードなのです(感動)。BMとB McKnight Jr.が共同制作した「Die For Your Love」は、彼らが組んだ時によく聴かせるエレキギターの弦音も響く静かに悶えるミッド。折り目正しい端正なヴォーカルが響き踊るドレスコード付きのトラックに、結んでいたタイをスルリとほどくような艶っぽくセクシーエレガントなBMの歌声に失神寸前(骨抜)。レトロソウル回帰したBM単独制作の「Blow Your Mind」も、やはり品のある紳士なBMだからこそのスマートさが聴いていて心地良い。

もはや伝統工芸の域に達したバラードの数々、ここ最近は息子らと制作したりしてなかなか若く尖ったR&Bをやっていた感があるけれど、そういう意味では今作は原点回帰したように純正のBrian McKnight節を搭載してくれていて嬉しい限り。しかし、この正統派クラシカルで上質なトラック群を支えたのは、やはりTim Kelly無くしては実現できなかったと思います。90年代のR&B黄金期を支えた鉄人二人が組んだ事によって響いた極上のハーモニー、やっぱり三十路には沁みますね(墨付)。






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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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