RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
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趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Jose James「Love In A Time Of Madness」
joselovemad.jpg

現行Jazzシーンにおいて重要なシンガーの一人であろう、Jose Jamesの通算七作目となる『Love In A Time Of Madness』を御紹介。まだR&Bならば少しは齧っているので知っている部分もあるのですが、ことJazzに関しては全くの無知なのでJose Jamesに関しても話せることは皆無(苦笑)。それでもJose JamesはR&B分野でも語られることの多いシンガーなので、一応『The Dreamer』と『No Beginning No End』の二作品は持っていて聴いています。そんなJose Jamesの本作『Love In A Time Of Madness』は、世界各地で起こっている貧困、人種、女性、移民への差別などの問題に向き合って、日々の暮らしや愛の大切さを歌ったR&Bアルバムになっているのだそう。そうなんです、R&Bアルバムなんです(驚)、という訳で気になって買ってみたんですね。
それではその路線変更は吉と出るか凶と出るか・・・・・・まず本作の制作に関しては、大半の楽曲をTarioなる人物が手掛けておりまして、なのでまずはTarioの制作曲から触れていきます。ひんやりとして霜が降りるようなキラキラした冷たさが美しいフローズンミッド「Always There」、Jose Jamesのそっと囁くようなヴォーカルが夜風のように揺れるのがなんとも心地良く、なんだかミステリアスでこれまでのJose Jamesとはやはり違う。そんな真夜中な空気感を保ちつつ妖しく漂うトラックが夜霧のような「What Good Is Love」、途中で鳴るピコポコとした音色がまるで霧散する月明かりのようで、Jose Jamesのひらひらとしたヴォーカルも妖艶で素敵。まったりと流れを変えて陽の光を採り込んだ「Let It Fall」では、なんと客演にMali Musicが参加。アコースティックギターと乾いたパーカッションが和やかに鳴るトラックはとてもボタニカルで、大きな河をゆったりと漕いでゆくような感触でとても長閑なソウル。こういう自然由来の無添加なトラックになると、どうしてもMali Musicの方が上手くて喰われてしまうJose James(惜敗)。コンピュータチックで少しノイジーな音色が明滅しながら流電するネオンみたいなミッド「Last Night」、Jose Jamesの真夜中に妖しげにぼやけて輝く電光のようなヴォーカルがまた趣深く、ねっとりと絡み合った昨夜の密会を湿やかに思い出して溺れるようなトリップ感。Jose Jamesなりのファンクをなんとも爽やかな薄荷味で仕上げた「Live Your Fantasy」は、Jose Jamesのふわっとしたキャラメルマキアートのようなヴォーカルでほんのり甘いのがナイスな塩梅。「Ladies Man」もまたベース弦がメリメリと鼓膜にめり込んでビートを強調して反り立たせるファンキーなトラックで、Curtis Mayfieldみたいに繊細で滑らかなファルセットを聴かせるJose Jamesが面白い。夜空に浮かぶ満月のように丸く柔らかな光に包まれるしとやかなムーンライトバラード「To Be With You」、これはもうJose Jamesの真骨頂という事でただただうっとりと鼓膜を任せて漂うだけで、月明かりの下で絹のドレスを着て踊るようなヴォーカルは美しいの一言に尽きます。「Closer」はちょっぴりチョップドスクリュー感の残ったトラックがエッヂーで格好良く、だからこそ果物をギュッと粗く絞ったようなドロッとしたJose Jamesの甘酸っぱいヴォーカルを鼓膜がゴクゴク聴く事の出来る旨味。Oleta Adamsを客演に迎えた「I'm Yours」はピアノ鍵盤の壮麗な響きが胸を打つバラードで、二人のヴォーカルが絡み合って大樹の様にどっしりとそびえる静かで大きな癒しの一曲。とここまでがTarioの制作で、あとの楽曲はLikemindsなる人物が制作を担当しておりまして。まずは、ツタツタと叩くドラムスがまるで、夜更けを超えて朝の陽の光を迎えて高揚する胸の鼓動にも似て愛おしい御来光ミッド「Remember Our Love」で、聴き手の体温をじわじわと上げてくれるJose Jamesの朝日のようなヴォーカルがたまりません(痺)。都会の夜にチカチカちらつくネオンサインに群がる虫の羽音のような電子音に、Jose Jamesのヴォーカルが優しくもひんやりと冷たく鼓膜をくすぶる夜風のような「You Know I Know」もダークでこれまでにないカッコ良さ。「Breakthrough」はぼわんぼわんと波紋を広げる音色が、まるでかじかんだ指を温めてやんわりと感触が戻るのに似ていて、それはひとえにJose Jamesのヴォーカルが澄み切って輝く陽光のようなだから(再認識)。

思ったより攻めたサウンドになっていて驚きを隠せないし、こういうサウンドをJose Jamesが纏う日が来ようとは。これはやはり賛否両論を巻き起こしそうな一枚で、純粋なJose Jamesファンには受け入れ難いのかなという印象が素直なもの。かといってR&B愛好家に歓迎されているかというと、なんだかそうでもない感じもしますし。僕も必ずしもこれをJose Jamesが歌う必要があったかと問われると迷うけれど、でもR&B好きな僕としては素直に聴き易かったです。Jazzシンガーとして優秀なJose Jamesだからこその難しさ、みなさんはどう受け取っているのだろう。






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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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