RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
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趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Tinie Tempah「Youth」
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本名をPatrick Junior Chukwuemeka Okogwuという、 Tinie Tempahの通算三作目となる『Youth』を御紹介。名前からも少し伺える通り、Tinie Tempahは両親はナイジェリア出身の方なのだそう。12歳の頃にサウスロンドンに引っ越してきたTinie Tempahは現在28歳、やはり英国で音楽の影響を受けているため、僕なんかは一聴してすぐにSo Solid Crewなんかを思い出した(懐)音楽性で大好き。その証拠に1st『Disc-Overy』はその年の年間第九位に、続く2nd『Demonstration』はその年の年間第三位に選出しているぐらい、僕にとってはランキング常連のお気に入りMCなので御座います。という訳で本作『Youth』もずっと楽しみにしていたんですが、延期を重ねてなかなか発売されずやきもきしましたが、無事にリリースされて嬉しい限りです(安堵)。
という訳でここからは感想を書きたいなと思います・・・・・・まずは、グラスの中で氷が転がるように鳴る涼しげな清涼ミッド「Youth」、制作はNana Roguesが担当。畳み掛けるように連射するいつものTinie Tempahとは違い、半透明でカラフルな色彩を瞬かせるようにゆったりとしたラップを展開。要注目のシンガーMNEKを客演に招いた「Not For The Radio」、制作はUzoechi "Uzo" Emenike(MNEK)が担当。グニャグニャとアメーバ状に動く電子音とビートの中で無邪気に暴れるTinie Tempahの放電に似たラップと、MNEKの甘ったるいシロップみたいな歌フックがいい感じ。太陽光を変電したようなトロピカルでエレクトロなギザギザアッパー「Lightwork」はLewis Shay Jankelが制作を担当、こういう閃光みたくあちこち尖って棘立ったトラックとTinie Tempahの斬れ味鋭いラップの相性は抜群。客演に女性シンガーのNeaが参加した「Chasing Flies」はTroy Henryが制作を担当、陽光に照らされた熱帯植物のような鮮やかな音色が青々と茂るボタニカルなアッパー。Tinie Tempahのラップも光が揺れるように柔らかで、Neaの日陰のように涼しげなヴォーカルも色っぽくてナイス。ラテン風味で刺激的スパイシーで汗ばんだ情熱アッパー「Mamacita」はGareth Keaneが制作を担当、客演にはWizkidが参加。Tinie Tempahのスピード感溢れる熱気を纏ったラップが鋭く刺さって気持ちいいし、Wizkidのまったりと伸びる歌フックもスパイシーでグッド。水を弾いたような飛沫スプラッシュなトラックが潤ってクールなアッパー「Text From Your Ex」、制作はTimucin Fabian Kwong Wah Aluoが担当。Tinie Tempahの弾んで飛び交うラップが水飛沫に似た清冽なクールさで、そこに客演のTinasheのフルーティなヴォーカルがこれまた程良くエロカワで艶やかにして晴れやかな果汁たっぷりR&B(好物)。シャッター音の後にぼんやりと色彩と共に浮かび上がるような写真現像メロウ「Cameras」は、制作と客演はDavid Stewartが担当しており、ふわふわとした綿飴のようなサウンドとヴォーカルが夢見心地。キラキラとクリスタルに似た刺々しい音色が連なる冷たくシリアスな「If You Know」はUzezi Eddie Onikoが制作を担当し、客演にTiggs Da Authorが参加。Lewis Shay Jankelが制作した「Holy Moly」は、これぞガラージなトラックに南部っぽいドカドカ踏み潰すようなビートが組み合わさったド迫力の突進チューンで、粉塵巻き上げながらながら猛スピードで駆け抜けるTinie Tempahの突き刺すようなラップが鋭利。ベッタリとネオンカラーな眩い電子音が瞬いて刺激的に鋭いダンスチューン「Girls Like」、制作はNana Roguesで客演にはZara Larsonが参加の話題曲。とにかくピコポコと炭酸のように弾けて消える電子ビートの中で、Tinie TempahとZara Larsonがごちゃごちゃに混ざって溢れる一曲でベタなのが良い。同じくNana Roguesが制作したは悪魔的なトラックがなんともおどろおどろしく、噛み付く様につんざめくTinie Tempahの鋸歯のようなラップがグッド。「They Don't Know」はYogeshi Tulsianiが制作を担当し、客演にはKid InkとSteeflon、AoDが参加。これはもう完全にKid Ink節で彼のノリをそのままに踏襲していて、だからもうTinie Tempahが客演しているかのよう。Nana Roguesが制作した「So Close」では、Guy SebastianとBugzy Maloneが揃って客演参加。鉱物チックな硬い輝きが粒々と煌めく結晶石トラックの中で、Tinie TempahとBugzy Maloneのそれこそ鉱石のように光るゴツゴツしたラップと、Guy Sebastianの青く輝くコバルトブルーな歌フックもナイス化学反応な鉱山チューン。またまたNana Roguesが制作した「Find Me」ではJake Buggを客演に迎える飛び道具を用意、これがアコースティックギターの音色に針金のように細く尖ったビートが荒涼さを演出するブルージーなミッド。その乾いた空気を醸し出すトラック上をTinie Tempahのエッヂーなラップが虚空に響き、Jake Buggの涙に濡れたようにしとやかなヴォーカルが湿り気をもたらす美曲(溜息)。同じくNana Roguesが制作した「Rehab」はTiggs Da Authorが客演参加、長く降る雨のように優しく静かに零れる音色がとてもドリーミーで、Tinie TempahもTiggs Da Authorの水溶性のラップとヴォーカルも色彩を滲ませて美しい。 Bipolar Sunshineが客演参加した「Shadows」はTerrell Parhamが制作、まるで影絵のように輪郭が暈けたりくっきりシャープになったり繰り返すトラックはどこかオリエンタルな情緒があります。Tinie Tempahの陽炎ラップも勿論良いんですが、Bipolar Sunshineの遊牧民のように揺蕩うヴォーカルも幻想的で素晴らしい。最後はBless Beats制作の「Not Letting Go」で、Jess Glynneが客演参加なのだからもう完璧な布陣。もうこれでもかな陽光燦々な快晴アッパーが爽快の一言ですし眩し過ぎて目を細めてしまうほど、その中でプリズムとなって交錯するTinie TempahとJess Glynneの熱気を放出する華やかなヴォーカルがグッド(昇天)。

これまでの作品の中でもサウンドの振り幅が圧倒的に大きい一枚で、Tinie Tempahの進化を感じた力作で御座います。Tinie Tempahの得意とするエレクトロ要素が半減しているのが玉に瑕ですが、そういう点でもLabrinthの参加があったらなお良かったかとも思います。リリースが延期を重ねたのもあって、中身のサウンドのフレッシュさも少し落ちているのかも(Kid Inkとの共演なんかも)。しかしそんなのは所詮は負け犬の遠吠えで、死角無しな全方位型アルバムですし、Tinie Tempahは唯一無二の存在感なMCですしやはり格好良さは抜群、聴かないのは損ですよ。














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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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