RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Omar「The Man」
The Man

UKソウル界の雄、Omarがおよそ七年ぶりとなる通算七作目となる『The Man』を御紹介。いやはや、まさかOmarの新作を拝める日が来るとは思いもしなかった(驚)。アシッドジャズムーヴメント、なんて書いても僕もその字面をよく見るだけで、そこまで意味や解釈を因数分解して理解してはいないクチ、でもOmarの作品は全て持っております(素人)。とにかく英国産のソウルなんていえば、迷わずOmarを挙げる人も多いのではないでしょうか。91年のデビュー作『There's Nothing Like This』からもう22年経つ訳で、ジャケットに写るOmarもかなりオジサンになっていてちょっとショックかな(笑)。
それではザックリと感想を書いておきますと・・・・・・まず本作全曲の制作を手掛けているのは勿論Omar本人、いくつかの曲は他者との共同制作になっております。幕開けを飾る「Simplify」からしてOmarの楽器演奏趣味が爆発したトラックで快調な滑り出し、ホーンやピアノ鍵盤やドラムスが軽快かつ緻密に組み込まれたジャジーなテイストはOmarの伝家の宝刀、時折と鮮やかに翻るファルセットもキレキレで全く衰えなし。Daniel Fridelとの共同制作となる「The Man」は、少し歪んで重たいメロディが渦巻くファンクとブルース混合の重厚な一曲。こういう曲で聴くOmarの太めでしなやか強靭な歌声は最高で、バーの片隅でチビチビとバーボンでも啜りながら聴き浸りたい一曲(夢想)。ベース弦の音に導かれてちょぴり異国情緒あるビートに踊らされてしまう微熱ミッド「Come On Speak To Me」、幾重にも織られたヴォーカルには低く唸るようなパートから繊細なファルセットまで完備、聴いているとソワソワとステップ踏んで踊りたくなるナイスな一曲。「I Can Listen」はクラシカルなソウル曲をリバイバルした様な感触、最近はこういうレトロなソウル曲も溢れていてたまーに違和感感じるシンガーもいるけれど、Omarは年の功もありすんなり(笑)。Omarの実弟でもあるScratch Professerが客演参加して、ギュイギュイと擦り上げて曲にエッヂを効かせていてる「Bully」も骨太なファンクといった感じ、べっとりホーンとスカチャカ鳴らす打ビートで賑やかさと芳醇さを共存させ、その中で華麗にメロディとダンスするOmarの紳士なヴォーカルで完全に酔いが回ります(千鳥足)。「Treat You」では嬉しい事に、同じ様な髪型した才女Caron Wheelerが客演で参加しておりまして(発狂)。どちらかといえばパーカッションとポツポツ鳴らす鍵盤音ぐらいで、とってもミニマルなスカスカしたトラックが、良い塩梅で心地良い清涼感を滲ませていてクール。コバルトブルーなメロディに溶け合うコクまろなOmarの歌声と、変わらず艶っぽくも芯のあるしなやかなCaron Wheelerの歌声が鮮麗に絡み合うナイスデュエット(喝采)。ベース弦のうねりに合わせて聴き手のハートまでドクンドクンと鼓動打つ「Fuck War, Make Love」はDaniel Fridelとの共同制作、漆黒のグルーヴを武器に邁進するもOmarの歌声はそこまでクドくなく、あくまで清廉として軽やかにすり抜けるんで聴いていて痛快なんです(昇天)。Hidden Jazz Quartettと組んだ壮絶なるJazz曲「High Heels」は格好良過ぎてもうヤラレタの一言、制作はChristian DeckerとRalf Zitzmannが共同で担当。ツヤっぽく光り輝くまろやかな音色で全てを押しのけ洗い流す洪水ファンク、もう溺れもがくしか方法はありません(快感)。最初の一人多重コーラスで僕はもう震えて昇天してしまった「I Love Being With You」は、トラックに関してもとても綿密に練られていて、いろんな生の楽器が跳ねるように演奏されていれ賑やか絢爛で華やかな(目眩)。D'Angelo周辺で活躍したPino Palladinoが客演参加した、自身の曲をカバーした「There's Nothing Like This」の柔らかさと円熟味は流石ベテラン。なんだかちょっぴり甘酸っぱいフルーティソウルという感じで、とってもオシャレで優美な一曲。OmarとScratch Professerが共同制作した「Eeni Meeni Myni Mo」もキュートなソウルチューンで、木漏れ日みたいな温かさに包まれる極上ミッド。「When You Touch Me Touch」はそれこそJamiroquaiみたいな手触りを感じるほんのりエレクトロな疾走チューン、でも生音演奏感はまったく抜けない安心のハンドメイドソウル。ボサノヴァ風味で軽快に風を切るダンサブルな「Ordinary Day」こそ、初期Jamiroquaiに関与していたStuart Zenderが参加しているのですね(驚)。このポコスカ感に乗っての疾走感、夏の海辺で大音量で流しながら涼しくドライブしたいですね。

まったく衰えない歌声と感性に嬉しくなりました、昔にOmarの音楽に触れていたっていうR&Bリスナーは多い筈だから、是非とも聴いて頂きたい。今こうやって聴いても色褪せないし(「There's Nothing Like This」カバーを聴いても明らか)カッコイイんだから相当のセンスの持ち主ですよねー。聴かないのは勿体無い気のする一枚、オジサマになっても素敵なソウルシンガーでございます(平伏)。


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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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