RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Memphis Bleek「534」
mb-534c.jpg


Jay-Zが可愛がっている弟分的な存在、Roc-A-Fellaの二番手ことMemphis Bleekの通算四作目となる『534』を御紹介。世間様はあまり評価していないみたいですが、僕個人としては嫌いじゃない永遠の二番手Memphis Bleek。このアルバムはまずジャケットがカッコイイじゃありませんか、このセンスはずば抜けて良いと思いますね、ジャケ買いした方も結構多いんじゃないでしょうか。
しかしその内容はと言いますと……これが外見に全然負けない強力な一枚になっているんです、Memphis Bleekの最高傑作といっても過言ではないです(断言)。まずは幕開けの「534」からしてJust Blaze製作のバンギンチューンでテンション上がる、スクラッチも鋭くカットインしてこれ以上ないスタートダッシュ。そして「Interlude」を挟んでそのまま流れ込む「Dear Summer」では帝王Jay-Zが客演で参加、と思いきやこれがJay-Zのソロ曲でMemphis Bleekは一切登場しないんだから驚き。引退したにも関わらずこういう方法で新曲をドロップするJay-Zも相変わらず強引ですが、それを許したMemphis Bleekもいかがなものかと(苦笑)。でもこれがまた素晴らしい一曲で最高のグルーヴを持っているんです、Just Blaze製作でLenny White「Morning Sunrise」をバッチリ45回転早回ししたトラックはどこかキュートでソウルフル、フックっぽいフックの無いトラックで淡々とライムするJay-Zに失神してしまいます。「Like That」は本作からの先行シングルでSwizz Beatzが製作を担当、これはもうSwizz Beatzらしいガンガンと突き進むアッパーチューンで間違いない作り、Memphis Bleekの勢いよく唾飛ばすラップも力強くて良いし、Swizz Beatzの煽りも流石の存在感。Boxieなる男性シンガーの甘い歌声を存分に堪能できる「Infatuated」はDemi-DocとIrv Gottiが共同制作、爽やかな風が吹き抜ける心地良いミッドにこのBoxieの歌フックが素晴らしい仕事していて、かなり僕好みの歌モノに仕上がっています。「The One」はB!nkがNatalie Cole「Just Can't Stay Away」を下敷きにした、ハンドクラップ散りばめた晴れやかで清涼な一曲を提供。ここではRihannaが超キュートな小悪魔ボイスで歌フックを担当、これがまた良い塩梅に胸をキュンとさせてくれてグッド。LeQwan Bell製作の「First, Last And Only」ではM.O.P.が怒涛の攻撃を展開、やかましいの一歩手前でそのカッコ良さを最大限に発揮するM.O.P.は本当に素晴らしいタッグ、早くRoc-A-Fellaから曲を出して欲しい。「Smoke the Pain Away」は話題の9th Wonder製作曲、Billy Paul「I Think I'lll Stay Home Today」をサンプリングした煙立ち込めるアンニュイなトラックは9th Wonderならではの味付け、歌声聴かせる女性シンガーDenimも良い仕事してます。9th Wonderは「Alright」も製作を担当、これがまたJoe Simon「Trace Of Your Love」を下敷きにした良い意味で古臭いレトロなトラックで最高に渋いんです(痺)。やはりJay-Zが起用しただけあって素晴らしい感覚の持ち主で申し分無し、Memphis Bleekもなかなか男っぽい荒げた声で威勢が良くてカッコイイんですよ(推薦)。「Hater Free」はR&B曲ではよく見るけれどHip Hop曲では珍しいShea Taylor製作曲、しかしこれがツボを押さえてる、シンプルな電子音の浮き沈みで上げては落とすバウンス物、ここでのMemphis Bleekのフックの使い方も絶妙で完全技有り。最後を締め括るのはJust BlazeがAl Green「Something」をサンプリングした泣きの一曲「Straight Path」、美しくもどこか儚くて脆いトラックが感情を揺さぶるメロウ曲、これはJust Blazeのトラックメイクがあまりに素晴らしいですよね(絶賛)。こういう空気感のサンプリング曲が大好き、Jay-Zの名作『Blueprint』を彷彿とさせる仕上がりにウットリ。

全体的にトラックの仕上がりが最高水準でこれ以上ない鉄壁、トラックでHip Hopを楽しむ僕みたいな方(邪道なんでしょうけど)には凄くお奨めです、これは素晴らしいHip Hopアルバムでバランスも抜群です。Memphis Bleek作品の中でもこれは最高傑作でしょう、これと全く同じ布陣でJay-Zがやっていたら、もっと凄まじい結果になっていたかもしれません、それぐらいナイスな楽曲&ゲスト陣で拍手を贈るばかりです。
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