RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Andy Allo「Superconductor」
alloconductor.jpeg

カメルーン共和国出身で十代のときにカリフォルニア州サクラメントに移住したシンガーソングライター、Andy Alloの通算ニ作目(公式プレスリリースとしては初か)となる『Superconductor』を御紹介。Andy Alloといえばやはり、かのPrinceからの寵愛を受ける逸材として知られる美人シンガー(Princeの恋人だなんて噂も)。Prince率いるバンド、NPG(New Power Generation)の一員としてギタリストで参加もしており、いつもPrinceとAndy Alloを交互に確認しないといけないので大変なんです(笑)。Andy Alloは以前に『Unfresh』をデジタルリリースし好評を得て、その後にCDプレスもされて出回りました。本作『Superconductor』も下手したらCD化されず、Princeみたく新聞のオマケとか販売されたらとヒヤヒヤしてましたが、なんとか無事にリリースされてホッとしました(苦笑)。
それではザックリとした感想を書かせてもらいますと・・・・・・まずは本作の製作陣なんですが、全曲をAndy Alloが手掛けており、うち三曲をかのPrinceと共作しているみたいですねー、Princeが後ろ盾とは恐ろしいですね(鳥肌)。そして勿論、Andy Alloも所属するNPGもきちんとクレジットされております(当然)。まずは表題曲となる「Superconductor」がPrinceとの共同制作曲、確かにPrinceっぽいカラリと晴れ上がったような蒼く澄んだメロディでスッキリ爽快。髪型とは裏腹にけしてファンキーではなく、どちらかといえばシュガーテイストで可愛いAndy Alloのヴォーカルが華やかに舞い上がる素敵なアッパー。SaxophoneにMaceo Parker、TromboneにTrombone Shortyという無敵艦隊ばりの強力ホーンを従えて骨太に唸る「People Pleaser」が最高に超絶カッコイイ(卒倒)。二人のじわじわと温度を上げてスプラッシュするホーンの飛び散る音色、その中を転げ回るAndy Alloのじっとりと挑発的でネットリした艶っぽいヴォーカルがもう鮮烈で気絶しそう。さっき述べた通り可憐で線の細い歌声なんだけれど、こういうタフでグルーヴの強いドス黒いトラックでもけして負けない、Andy Alloの艶かしい軽やかさが最高にクール。Andy Alloのさらさらと爪弾き流すアコースティックギターの音色に心洗われる浄化スロウ「Gone」、これはPrinceとの共同制作曲ですね。紅葉溢れる秋の小径みたいな、淡くも鮮やかな色彩のメロディはじーんと心に沁みる優しい一曲。Andy Alloのほんのりと滲ませる穏やかな歌声も綺麗で澄んでいて、慈しみ深い歌声にまったりと黄昏れてしまう深みのあるフォーク曲。またもやPrinceとの共同制作曲である「The Calm」も、いかにもPrince流の清廉として澄み切った美曲でたまらない仕上がり(昇天)。生音がゆっくりと絡まり合いながら、次第に美しい雫となり潤いを与え、ゆっくりと蕾が花開いてゆくような柔らかく華やかなドリーミースロウ。Andy Alloの囁きかけるような淡い歌声、まるでひらひらと舞う蝶のような可憐さと美しさがあって素敵です(溜息)。ベースの野太い弦音に金色のホーンが弾ける滑らかファンキーな「Yellow Gold」もカッコイイ、生音演奏の旨味が凝縮されていて、少し溜めを効かせてグルーヴする感触が最高。とってもシルキーでお洒落なシャンパンゴールドの微炭酸ソウルといった感じで爽やかな後味、Andy Alloのスウィートなリフレインフックもじわじわ効いてくる一曲(酔)。「Nothing More」はAndy Alloによるアコースティックギターの弾き語り曲、ブルージーながらも柔らかでふわふわとした感触の哀愁メロディは素晴らしく、涙に似た切なさと潤いをたっぷり含んだ一曲。この曲にはどことなくSadeっぽい慕情が滲んでいるというか、なんだか異国の街の片隅で聴いているような寂寞とした感覚がなんとも美しい。再びMaceo ParkerとTrombone Shortyがホーンで参加した先行シングル曲「If I Was King」は、パチンパチンと弾けるような弾力ある楽器演奏が小気味よく軽快。華やか絢爛なメロディに、Andy Alloの甘美でフローラルなヴォーカルが(少しエフェクトかかってダブっているのも乙)はんなりと香る心躍るミッド。サクサクと爪弾き奏でるアコースティックギターの音色が、モノクロな陰影を描く、儚げで憂いを帯びたフォークスロウ「Story Of You & I」も素晴らしい。ここでもどこかSadeみたいな寂しげでほろ苦い歌声を聴かせるAndy Alloの卓越した表現力にウットリするばかり、雨降る朝みたいに光と潤いが混じり流れる閑寂のバラード。最後を締め括るのは、ベースの唸りが空間を歪曲させて、不思議と艶やかなマーブル色彩を放つ「When Stars Collide」。Andy Alloの靄がかったようにふんわりと漂う蜜味ソウルフルな歌声が、とても繊細で美しくまるで花弁がひらひら舞い降りるような神々しささえあります(恍惚)。

いやーーー大満足、Prince関与なんですが極めてAndy Alloらしさが出た素敵なソウル盤だと思います。Princeのけばけばしさなどはまるでなく(Princeの場合はそれが功を奏す場合も多いのですが)、メロディ&生演奏を重視した華麗でいて艶かしい美しき一枚に仕上がっております。他のR&B作品とはやはり違った感触、なのでとても新鮮に聴けます。スルーするのはあまりに勿体無い素敵な一枚、昼下がりにも真夜中にも似合うスレンダーなソウル盤です。併せて前作『Unfresh』も聴く事をお薦めします、とってもカッコイイですよ(太鼓判)。


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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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