RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Me'Shell Ndegeocello「Pour Une Ame Souveraine」
Pour Une Âme Souveraine

スワヒリ語で“鳥のように自由”という意味を持つ、Me'Shell Ndegeocelloの通算十作目となる『Pour Une Ame Souveraine』を御紹介。かのDonny HathawayやRoberta Flackを輩出した名門ハワード大学出身で、彼女のデモテープを聴いた音楽業界はMe'Shell Ndegeocelloの争奪戦を繰り広げ(その中にはかのPrince主宰のPaisley Park Recordsも名を連ねた)、Madonnaが共同で設立したMaverick Recordsと契約したという、いわば逸材な訳です。僕はMe'Shell Ndegeocelloは好きで全部ではないですが数枚は持っているんですが、本ブログで彼女を取り上げるのは初めて。そして本作はMe'Shell Ndegeocelloが敬愛してやまない偉大なるシンガー、Nina Simoneへのトリビュートアルバムとなっており、全曲がNina Simoneがかつてレコーディングした楽曲で構成されております。
それでは難しい話は評論家や識者に任せてザックリした感想を・・・・・・まずは汗をかいたグラスみたいにしっとりと濡れた、艶やかで美しいブルージーチューン「Please Don't Let Me Be Misunderstood」で静かに幕開け。もう冒頭からMe'shell Ndegeocelloの歌声が深い、どこまでも深い、聴いていると綺麗な宝石がゆらゆらと深海の砂底へと沈んでゆくようなヴィジョンが脳内に映写される不思議。変わって少し明るめのトーンで軽快に跳ねて進む「Suzanne」、ここでもMe'Shell Ndegeocelloの歌声はディープで艶っぽいんですが、それでいて朗らかで陽気な木漏れ日みたいな淡さも光っている仕上がり。温もりたっぷりなアコースティックギターをポロポロと爪弾き奏でる「Real Real」では、女性ブルースシンガーのToshi Reagonと共演。おひさまの匂いがするまろやかでクリアなメロディに、相性抜群な二人の歌声の溶け合いで、まるでゆっくりひた走る列車の車窓から田園風景を眺め揺られているような心地良さを覚えます(比喩)。と思ったら同じくToshi Reagonを客演に招き、ドカドカとヘヴィーなドラムスとリフに塗れて転がり突っ込む骨太ファンク「House Of The Rising Sun」と大きく転調。なんというか僕的にはカントリーみたいなテイストだと思う「Turn Me On」は、なんだかとってもキラキラと眩しい後光が射していてそのまま天上へと召されてしまうスピリチュアルな極上スロウ(昇天)。Me'shell Ndegeocelloの良い意味で輪郭の無い、ひたすら光芒の如き天女の羽衣ヴォーカルがひらひらと舞い上がる感触がたまらなくゾクゾクする(鳥肌)。まるで霧雨みたいに冷たく濡れたギター弦の音色と、雨煙るようなじわじわと広がりなんとも妖艶なMe'Shell Ndegeocelloの歌声が身に沁みる「Feelin' Good」も独特の味わいでいつまでも頭の片隅にちらつく残像がありますね。白人女性シンガーSinead O'Connorとピッタリと歌声を重ね合わせる「Don't Take All Night」も深い、全ての景色が途端と色彩を失いモノクロ調となってスローモーションで動くような錯覚に陥る。あのLizz Wrightが客演参加した「Nobody's Fault But Mine」もギター弦の燻るような音色の立ち上りと、枯れた大地にしっかり根を張る樹木に水を与えるような、そんな生命力と神秘がじんわりと滲み溢れるような歌声にただただウットリ。「Be My Husband」はValerie Juneが客演参加、Valerie Juneの鳥が鳴くようなフラットぺっとりな歌声が耳に異様に残る。まるでブラックムーヴィーで回想シーンを観ている様な感覚に陥る、ディープで重たい「Black Is The Color」はMe'Shell Ndegeocelloの紫煙のように光を屈折させて蠢くヴォーカルに(良い意味で)中毒を起こすこと必至(酩酊)。「See Line Woman」ではサックス奏者のTracy Wannomaeが客演参加、スリリングにザクザクとカットするリフがたまらなく刺激的でその上を延々とループするフックでどっぷり嵌って抜けられなくなります。「Either Way I Lose」も柔らかくてトロトロと鼓膜の中で溶けるじっくりコトコトな煮込みソウル、でもMe'Shell Ndegeocelloの歌声は甘辛でなくやはりビターなんです(惚)。僕的に本作の注目だったのがやはり、あのCody ChesnuTTが客演参加した「To Be Young, Gifted And Black」でしょうか。こうなるとビターな珈琲味のMe'Shell Ndegeocelloに対し、ミルクチョコレートみたいなほんのり甘い(しかしとっても黒い)Cody ChesnuTTの歌声が絶妙なブレンドでグッド。最後を締め括るのは、仄暗い洞窟の中でいっぱい散りばめられた鉱石がやんわりと輝きを放つような、ミステリアスな光の粒子が宙を舞う「Four Women」でしっとりを幕を引きます。

んんんんんんんんーーーー、深淵とはまさにこの事。実は本ブログの年末企画“僕が選ぶ2012年アルバムTop10[R&B部門]”で、堂々と第十位に選出しながら、今更ここで記事を書くという体たらく(笑)。いやーなんともディープ過ぎて感想書くのに困るというか、結局は何を書いてるか分からなくなって、何度も挫折したんですよね。でも結局はこういうへっぽこ記事になるんだったら、昨年中に書いておくべきでした(阿呆)。本作を聴いてて初めて、Me'Shell Ndegeocelloの歌声にSadeを重ねた自分が居ました(驚)。なんというかMe'Shell NdegeocelloとSadeに重なる部分があるというより、Nina SimoneとSadeに重なる部分があるのでしょうね(感慨深)。


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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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