RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Cody ChesnuTT「Landing On A Hundred」
cody_chesnutt-landing_on_a_hundred_art.jpeg

AtlantaはGeorgia出身の生粋のソウルシンガー、Cody ChesnuTTの通算三作目となる『Landing On A Hundred』を御紹介。僕みたいな浅い黒音楽愛好家ならば、Cody ChesnuTTを知ったのは恐らくThe Rootsとの共演曲「Seed 2.0」なのではないでしょうか(推測)。しかし彼のキャリアはどうも長い様で、その昔はDeath Row Recordsに在籍した時期もあるみたいですし、 The Crosswalkなるグループの一員としてHollywood Recordsからデビューした経緯もあるみたいです(勉強不足)。そんな彼がおよそ二年ぶりにリリースしたのが本作、しかも前作はEPだったので、フルのスタジオアルバムと考えたらもう十年ぶりな訳ですから、かなり寡作なアーティストみたいです。
それでは付け焼き刃な説明は置いておいて感想を・・・・・・まず本作のProduceを務めるのはCody ChesnuTT自身に加え、Patrice Bart-WilliamsとMr. Matthew Johnが関与しているそうです。まずはサクサクと軽快に掻き鳴らすアコースティックギターに、まるで小春日和みたく暖かくふくよかなCody ChesnuTTの歌声がシンクロして華やぐ「Til I Met Thee」でソウルフルに幕開け。これまたまるで欲望をゾクゾクと掻き立てる様な、鳥肌モノのギターリフがエッジを効かせる「I've Been Life」がクール。ホーンのなだらかなメロディが、年代物の芳醇なブランデーみたいなコクのある黄金色の輝きを放つミッド、ここでもCodyの容姿に似合わぬ、アゲハ蝶みたいな優雅で柔らかなヴォーカルが艶やかな曲線を描きます。重厚な生バンド演奏で力強く畳み掛けるブルージーなロック調「That's Still Mama」、Cody ChesnuTTの緩急ついたド渋い歌声がウイスキーのロックストレートみたくツーンと脳天に効く一曲で、パワフルではあるんだけどどこかまろやかさが後味として残る秀逸曲。ポワンとシャボン玉みたく膨らんで優しく弾ける弦音に、Cody ChesnuTTの青い小鳥みたいな軽やかで美しい歌声がひらひらと宙を舞う「What Kind Of Cool (Wil Be Think Of Next)」、ここでのCody ChesnuTTの奥深さと芳醇加減は絶妙でじわじわと酔いが回って足下がふらつく絶妙なアルコール度数。暗くどんよりとしたストリングスに、冷たく突き刺さるピアノ鍵盤の脆いメロディがドラマチックな「Don't Follow Me」、まるで昔のレコードを回しているかの様なコク深さがたまらなく渋いダウンローな一曲。朗らかで柔らかなメロディが心地良く響くフォーキーなスロウ「Everybody's Brother」、軽やかに跳ねるストリングスの優雅な響きに乗せられて心躍る華やかなソウルチューン「Love Is More Than A Wedding Day」と思い切りレトロなタッチで心は和むばかり。バシバシとフラッシュするホーンが飛び散るド渋い演奏に、擦れて塩辛いCody ChesnuTTのヴォーカルがスウィングするなんともヴィンテージ調な「Under The Spell Of The Handout」もカッコイイ。ドカスカと乱れ撃つドラムスのビートに乗っかり滑走する「Don't Wanna Go The Other Way」も脳天ブチ抜く格好良さでコッチは痺れっぱなし、この嵐の中を走り抜ける様なメロディの土砂降り感とザクザク感、そしてCody ChesnuTTの酒臭いシャウトでもう失神寸前にまで追い込まれます(息切)。かと思えば柔らかく煌びやかなピアノ鍵盤の流麗な旋律に心も晴れ上がる「Chips Down (In No Landfill)」みたいなハートフル曲を準備する心憎い演出(策士)、晴れて澄んだ青空に綺麗な虹が架けるように、真っ直ぐで美しいCody ChesnuTTのピュアな歌声がキラキラと輝く一曲。「Where Is All The Money Going」では乾いたハンドクラップとベイベイと低く唸るベース弦を軸に、グラインド気味にツイストするCody ChesnuTTのヴォーカルが痛快そのものでグッド。最後を飾るのは「Scroll Call」、幾重にも織ったコーラスも手伝って重厚でパワフルなド渋いファンクチューンに仕上がっていて、やはり痺れが止まりません(泥酔)。

これは昨年の発売当時に購入し、それこそ時間を見つけては聴いていた一枚。とにかく渋くて好きなのですが、なぜか昨年の年間十枚には入らなかったんですよね、不思議(笑)。多分“これを選出するにはまだ早い、まだ僕はCody ChesnuTTの魅力を完全には理解しきっていない”みたいな、遠慮があった気がします。ってぐらいに大人なソウル音楽といった感じで、もっとお酒を愉しめるぐらいになってから聴くべき一枚かも(という僕は今年三十路ですが)。少し寝かせて、五年後にもう一度じっくり聴いてみたいと切に願って楽しみにしている一枚、その頃には僕がCody ChesnuTTに追いつけているかもしれません。


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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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