RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

11 2019
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

ブログランキング
人気ブログランキングへ にほんブログ村 音楽ブログ HIPHOP・ラップへ
にほんブログ村 音楽ブログ R&B・ソウルへ
Q's Tumblr
http://rocqueen.tumblr.com/
Twitter
ブログ内検索
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
246位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
50位
アクセスランキングを見る>>
訪問者数
現在の閲覧者数
Coming Soon
QRコード
暇潰しに携帯でどうぞ
QR
Category: 音楽その他  Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

Jesse Boykins III & Melo-X「Zulu Guru」
0110530000012.jpeg

N.Y.を拠点に活動するシンガーソングライターJesse Boykins IIIと、同じくN.Y.を拠点に活動するProducer兼MCのMelo-Xがタッグを組んだデビューアルバム『Zulu Guru』を御紹介。Chicagoで生まれJamaicaで育ち、その後N.Y.に戻った(そしてN.Y.の音楽学校でBilalと出逢う)というJesse Boykins III、そしてProducerだけでなくDJや写真家としても活躍するMelo-X、このインディ界隈では名の知れた二人がガッチリ手を組んでアルバムを制作。僕はMelo-Xはそんなまだよくは知らなかったんですが、Jesse Boykins IIIのファンなので速攻で購入しました。ちなみにタイトルの“Zulu”はアフリカ民族の名前、“Guru”はヒンドゥー教における指導者や尊師を表す言葉なのだそう(難解)。
この癖のある二人がどんなサウンドを展開してるのか・・・・・・まず構成としてはMelo-Xがラップし、Jesse Boykins IIIが歌うという至極明快な構成になっていて、完全にデュオとしてのアルバムになっております。Trae Harrisによるスポークンワード(?)で始まる「Zulu Guru (Part I)」からして、かなり宇宙的なサウンドで一気に聴き手を惹き込みますね。Melo-Xが制作した「I'm New Here」はバシバシと叩く硬質なドラムパターンに、スーッと冷たく透明感のある蒼いシンセがぼんやりと明滅する滑らかなミッド。Melo-Xのねちっとしたラップが無機質に飛び交い、それを囲い覆うように流星みたいなJesse Boykins IIIのキラキラしたヴォーカルが流れる銀河ソウル。「Black Orpheus」はAfta-1が制作を担当、宇宙の彼方で聖水がさらさらと流れるような神秘的なサウンドが特徴的で潤いたっぷり、Jesse Boykins IIIの天空に架かる光芒みたいな淡く煌めくファルセット寸前のヴォーカルがなんとも美しい(溜息)。Jesse Boykins IIIが制作の「Change Of Heart」はMoRuffとChris Turnerが客演参加、爪弾くアコースティックギターの音色が繊細で、まるで天国の花園にキラキラと降り注ぐ陽光みたいな美しく儚げなサウンド。Melo-Xが制作の「Broken Wings」はひらひらと舞う様なシンセにピコピコと機械的なシンセで構築、これが徐々に速度を変えて少し不穏で歪なトリップ感のあるエレクトロチューンでたまらなくツボ。ここでのMelo-Xのザクザクと意識を奥底を突き刺し掻き回すような、ピッチの速いラップが最高にホットで痺れますね。極めてアフリカンビート(乾いた打楽器音とハンドクラップを基軸)なテイストが面白い「The Perfect Blues」はGora Souが制作を担当、この曲はJesse Boykins IIIのソロ曲でそんなパーカッシヴで躍動感溢れるビートを背景に、Jesse Boykins IIIがしっとりと美しく滑らかで艶やかなファルセットを駆使していて。それがまるで、シルクの綺麗なドレスを着た女性が裸足で土を蹴り大地の上を走り抜けるような、ちょっとあべこべ奇天烈なコントラストを完成させていて昇天モノの気持ち良さ(失神)。A.CHALが制作を担当した「Searching Her Ways」もとても不思議な感触のトラックで、静寂をじんわりと光が破いてゆく感じは、静かな森の奥深く、しとしとと一滴ずつ落ちる雫がやがて泉となり溢れ、大河となってすべてを流し飲み込むような感じ(意味不明)。「Primal Chance」はTrackademicsが制作を担当、客演にはMara Hrubyが参加。碧々として聡明で冷たい宇宙空間の中みたいなこの星屑シンセサウンドが美しい(虜)、少しエフェクトかけて音のこもったヴォーカルも素晴らしい、そして何よりMara Hrubyの艶っぽく官能的でいて謎めいた、濁りの中に透明感を見出すヴォーカルの揺らめきがたまらない(卒倒)。これなんかどことなくAndre 3000っぽいチル要素が滲み出ているネットリスロウ「Strange Recreation」はBig Monoが制作を担当、複雑に絡み合った星座をゆっくり解して抱き締めて愛でるような、どこかギャラクティカルな色香が漂っていて思わず咽せます(中毒)。J. Most制作でMelo-Xのソロ曲である「Tribe Of Stafa」は、冒頭まず綺麗でおしとやかなストリングスを滑らせてクラシカルな装いながら、途端にアフリカンな泥臭いビートを四方八方に飛び散らせてMelo-Xが高速で衝突するアグレッシヴな展開にヤラレます(不意打)。Angoが制作&客演した「Better For You (Remix)」は、変則的なアフリカンビートを敷き詰めながらも、いっぱいの鉱石で妖しく光り輝く鍾乳洞みたいなヒンヤリ冷たく潤った湿度たっぷりソウル曲で、Jesse Boykins IIIの夜霧みたいな薄いヴォーカルがまた魅惑たっぷり。James Blakeみたいなタッチで仕上がった「Outta My Mind」はJesse Boykins III制作、客演にはChris Turnerが参加。どろどろと退廃的なシンセの蠢きが歪な美しさをじんわり放ち、そこにJesse Boykins IIIのクラクラと目暈がしそうな微振動ファルセットが洩れて浸透する感触がもう病み付き(溺愛)。Melo-Xが制作した「Schwaza Culture」はStreet Etiquetteが客演参加、細やかに変形し疾走する電子音のトゲトゲ感はまるで天空から容赦なく降る凍てついた霰のようで、二人の絶妙な掛け合いが最高の速度で空間を捩じ曲げる素晴らしいソウル曲。

うーーーん、深いなーどこまでも、一巡しただけではこの世界観には浸れない気がします(彷徨)。ソウル音楽っぽいんだけれど、エレクトロやアジアンやクラシックや様々な音楽要素がゴチャゴチャに融合した感触は不思議な魅力、銀河系ソウルといったところでしょうか(混乱)。この作品をよく真夜中に聴くんですが、まるで夜空を見上げて天体観測をするような(しかし星座は目まぐるしく、少し異様なほどに流れて形を変える)感覚を味わいます(夢想)。滑らかな中にも少し歪で尖ったサウンドが散りばめられている辺り、まるで宝石の原石みたいなゴツゴツした輝きを放っていたり。なんというか昔のOutKastが変形したようなテイスト、かなり粗い書き方かもしれませんが、そんな印象。いつも深夜に聴くので、敢えて昼間に聴きながらこの記事を書いていますが、日中でも充分に魅力的ですよ(薦)。聴いていない人はちょっと損してるかも、チルウェイブ系が好きな方でもひょっとしたら楽しめるのでは(参考程度)。


スポンサーサイト



テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

Comments

Leave a Comment