RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Trey Songz「Chapter V」
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Atlantic Records創始者であるAhmet Ertegunが絶賛し、かのTroy Taylorが完全バックアップする若きシンガー、Trey Songzの通算五作目となる『Chapter V』を御紹介。それこそかなり大々的に宣伝され登場したTrey Songz、しかしデビュー盤である『I Gotta Make It』はそこまでの賞賛を浴びる結果とはならなかった感がありました(勿論それからもっと先を、将来を有望視する声は多数だった)。しかしそれからは客演仕事もどんどんこなし、その艶っぽくセクシーな歌声を定着させ、順調に作品のリリースを重ねる毎に“Trey Songz節”を確立してきました。気付けばTrey SongzとChris Brownが、現在のR&Bを担う若き双璧といったところではないでしょうか(推測)。そんなTrey Songzも05年のデビューからもう五作目、すごく早いスパン、そして節目となるからかタイトルもそのものズバリ“Chapter V(第五章)”。ムキムキに鍛え上げたTrey Songzの肉体美もあり、五連結Trey Songzはまるで美術館に並ぶ彫刻のようですね(圧巻)。
それではどういった楽曲が並んだのかさらっと説明を・・・・・・まずはゆっくりと静寂の中、扉を開ける様に本作の幕開けを飾る「Chapter V」、制作はTroy TaylorとEdrick Milesが共同で担当。そしてそのまま勢いよく美しく飛び込む極上ネットリスロウ「Dive In」はTroy TaylorとJosh Garrisonが共同制作、キラキラと光を受けて輝く湖面にしぶきを上げて飛び込み、そのままチャプチャプと泳ぐ様な潤いたっぷりウェットなメロディがたまらなく恍惚。Trey Songzの甘くネットリと絡み付く艶やかなヴォーカルは最高級にエロく、聴き手の鼓膜をじわーっと濡らす柔らかな心地でグッド。そんなTrey Songzお得意の直球エロタイトルがまたもや炸裂する「Panty Wetter」はTroy Taylorが単独で制作を担当、ゆっくりと腰を振ってグラインドするような、そんな男女の残像が描く振動感がハートにびんびん届くマッタリとろけるスロウで、Trey Songzのふくよかだけど引き締まったしなやか筋肉質なヴォーカルがやはり官能的。「Heart Attack」は売れっ子のBenny Blancoが制作(Co制作にRico Love)、ピコピコと直角的に流れる電子音の瞬きと、ドスドスと迫力たっぷりに響く打ビートを背景に、Trey Songzの滑らかで破壊力のある流線系のヴォーカルが身体中を透り抜ける颯爽としたクールミッド。Troy TaylorとJarren "J-Kits" Spruillが共同制作した「Playin' Hard」では、Trey SongzがDrake顔負けの柔らかで幻想的なラップを披露していてなかなか乙で御座います(感心)。トラック自体もどこか濃霧に包まれて視界が霞むような感触で滑らかでいて艶やか、ラップとの対比があるおかげで、ネットリと吐息を耳に吹きかけるようなヴォーカル部分がより際立っています。カラフルなオイルを四方八方にびちゃびちゃと飛び散らせた様な電子トラックがアグレッシヴな「2 Reasons」はTroy TaylorとBridgeが共同制作、そんなズガチャカと騒がしい電子音塗れのアッパーの中で一緒にT.I.が二枚目でヤクザなラップを聴かせるのがまたナイス。続いてもYoung JeezyにLil Wayneの曲者二人が揃って援護射撃した最高にホットなラップ寄りの曲「Hail Mary」、Troy TaylorとSkyy Stylezが共同で制作していてギザギザに尖ったエッヂーなミッド。Troy TaylorとAlex "Awall" Neversonが共同制作した「Don't Be Scared」はRick Rossが客演、ぼわわわわんと泡みたいなシンセが膨らみ萎む様なメロディがマッタリと流麗で、やはりこういう洒落っ気ついたトラックにはRick Rossの熊声はお似合い。Troy Taylor、Jerren "J-Kits" Spruill、Darhryl Camperの三者で制作された「Pretty Girl's Lie」は、冷たく閉ざされたピアノ鍵盤が脆く崩れる様に流れ落ちる、悲哀に満ちたバラード。「Bad Decisions」はもはやR&Bに欠かせない存在となっているRico Loveと、Dwayne D'townが共同で制作。極めてRico Love趣味な脈拍みたいな不思議なシンセの浮遊する波打ち音と、マイナー寸前の冷たい水底に沈んでゆくような、溺れそうな程のディープブルーなメロディが胸にチクっと刺さっては消えてゆくナイスな極上ミッド(見直)。「Forever Yours」はTroy TaylorとEdrick Milesが共同制作、グルグルと回る透明感のあるメロディはまるで海月みたいに形を変形させて輝くミステリアスさがナイス。Alagy "Buddashampoo" SannehとDarius "Phonix Beats" Barnesが共同制作した「Fumble」、キラキラと輝く音色は二人で過ごした素敵な想い出か、それとも自分の愚かさで流させてしまった愛する女性の涙か、って感じの絶妙な温度差で色彩を滲ませるメロディがたまらなく切ない(息苦)。Troy TaylorとEric Hudsonという鉄板な組み合わせが実現した(しかもVocalでSevynがちょこっと参加)、清涼で澄んだ眩いメロディが溜息モノの美しさな女性賛美歌「Without A Woman」はTrey Songzのもはや十八番、Trey SongzとSevynのキラキラと光る天使みたいな歌声がナイスコンボ。Trey Songzにとっての新境地となる(と僕は思う)壮麗で躍動感の溢れる自然味なバラード「Simply Amazing」はTroy TaylorとChristopher "C4" Umanaが共同制作、どこまでも率直で無垢なメロディと詩が素敵で、Trey Songzの爽やかな風みたく吹き抜けるファルセットヴォーカルが胸を洗ってくれて心地良い(純白)。Matt Primeが制作を担当した「Never Again」は、ビカビカとマットに輝く電子鍵盤のオモチャみたいなメロディと、Trey Songzのヒラリヒラリとどこまでも高く舞い上がる様なファルセットが綺麗な躍動ミッド。最後を飾るのはDiddyとMeek Millという面白い組み合わせで客演した「Check Me Out」でTroy TaylorとJarren "J-Kits" Spruillが共同制作、ソワソワ系の霧みたいな電子音の中で暴れる三人が異様に面白い一曲で結構好き。国内盤にはこれらに加えて、Victan Paul "Teetimus" EdmundとTroy Taylorが共同制作したデジタル音をテクノカットした近未来風なアッパー「Ladies Go Wild」と、Troy TaylorとChristopher "C4" Umanaが共同制作したアコースティックギターでの弾き語りスロウ「Almost Lose It」の2曲をボーナス扱いで収録。前者はまあいいとして、後者はオマケにするには勿体無い仕上がりで、胸を締め付けてそのままへし折りそうなぐらいに、感情が詰まり昂ったTrey Songzの溢れ出すヴォーカルが深く美しくて、自分の結婚式には是非とも使いたい熱く情熱的なバラードでグっときます(涙零)。

うーん、R&Bという枠組みを少しずつ緩める様なTrey Songzのアプローチ、僕は嫌いじゃないです。しかし少し軽めでポップな楽曲をやっても、Trey Songzのソウルフル(ソウル震)な歌声が、ほのかにR&Bっぽい要素を残させている気がします。プラス、R. Kellyが最近は原点回帰(ベタベタな懐古主義)に浸っているうちに、“アンタがやらないなら俺がやるよ”的なノリで(この二人にはちょっとしたビーフもあったっけ)、とことんエロくて甘美な官能ミッドや官能スロウを提供し続けている為、やはりR&Bという範疇を逸脱しないままでいられている気が(個人的意見)。なんだかんだで本作も良かった、やっぱりTrey Songzは素直に色っぽいしカッコイイと感じる(惚)。色々と実験的な楽曲もやりながら、(そのどれもに師匠のTroy Taylorも関与しているし)綺麗に纏まっているのは、流石にTrey Songzのヴォーカル力の成せる技だなーと実感しました(賛辞)。


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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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