RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

11 2019
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

ブログランキング
人気ブログランキングへ にほんブログ村 音楽ブログ HIPHOP・ラップへ
にほんブログ村 音楽ブログ R&B・ソウルへ
Q's Tumblr
http://rocqueen.tumblr.com/
Twitter
ブログ内検索
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
246位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
50位
アクセスランキングを見る>>
訪問者数
現在の閲覧者数
Coming Soon
QRコード
暇潰しに携帯でどうぞ
QR
Category: 女性R&B  Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

Lianne La Havas「Is Your Love Big Enough?」
Is Your Love Big Enough_ (Deluxe)

ギリシャ系の父とジャマイカ人の母を持つ、英国はLondon出身のシンガーソングライターLianne La Havasの記念すべきデビューアルバム『Is Your Love Big Enough?』を御紹介。演奏家だった父からギターやキーボードの手ほどきを受け独学でマスター、音楽活動を続けるうちにかの英BBC主宰の音楽賞“Sound Of 2012”にもノミネートされ(この時の大賞があのMichael Kiwanuka)、名実共に注目株の若手シンガーソングライターとなった訳です。そんなLianne La HavsをあのBon Iverは北米ツアーの前座に抜擢、そしてもうひとり彼女の才能に惚れ込んだのが、かのPrince(驚)。美人シンガー好きのPrince(Andy Alloはとびきりの美人)は、Lianne La Havasをミネアポリスに呼び寄せレコーディングしたとかしないとか(噂)。もうこれだけでLianne La Havasがアーティストとしてどれだけの魅力を放っているか、計り知れる事と思います。
それでは期待を煽るだけ煽って歯牙ない稚拙な感想を書く訳で・・・・・・まず本作の殆どがLianne La Havasの書き下ろし(「Elusive」のみScott Matthews)で、全曲のProduceを手掛けているのがMatt Halesなる人物。このMatt Halesなる人物はLianne La Havasの弾くGuiter以外の、ほぼ全ての楽器演奏も担当しているのだとか。幕開けを飾るのが夜更けに冷たく輝く細く尖った三日月の様な神秘さが漂うミッド「Don't Wake Me Up」、まるで月に向かって吠える狼のようなLianne La Havasの孤高なファルセットの無機質で冷めた温度感がたまらなく沁みる(というか刺さる)静かな一曲。ポロポロと首飾りが解けて真珠が零れる様に爪弾かれるギターの音色が美しい「Is Your Love Big Enough?」、フックではカルメン調に手拍子で囃し立て、まるで石畳の上を踵で蹴るようなビートを紡ぎ出す開放感溢れるアコースティックダンスチューン。クルクルと回ってスカートを華のように咲かせながらダンスするような感覚、そんなキュートさと大胆さがマーブルに溶け合うLianne La Havasの情熱的な歌声が刺激的。「Lost & Found」はふんわりひらり優しく響くピアノ鍵盤が、まるでキラキラと光を受けて輝き舞うダイアモンドダストみたいに繊細で幻想的で(涙)。時に擦れるように消えるLianne La Havasのヴォーカルは、僕の静脈に流れ沁み入り、そっと真水になって涙腺から溢れて零れて花を咲かせます(幻想)。胸を締め付けるようなLianne La Havasの歌声は、悲しみに涙しながら疲れてそのまま眠ってしまったような感触を思わせます(春の夜)。さらさらと爪弾き流れるアコースティックギターの優美なメロディが清流の水面にも似た煌めきを呈す「Au Cinema」、そっと囁くようなLianne La Havasのヴォーカルがたまらなく綺麗。秋の落ち葉みたいに鮮やかな色なのにどこか寂しさや空虚さを感じさせるメロディが美しい「No Room For Doubt」、ここでは本作唯一の客演であるWilly Masonが参加しております。ザクザクとカットするエレキギターの棘のあるリフが刺激的な「Forget」はMatt HalesとDave Sitekの共同制作、なんだかエスニックで香辛料の聴いた辛味たっぷりで、濃淡を効かせたLianne La Havasのフックが情熱的に響き渡ります。ほろほろと優雅に穏やかにギターを爪弾くジャズテイストな「Age」、オシャレでキュートで軽やか。野原に揺れる白い花のように淡く甘いLianne La Havasの歌声を聴いているうちに、どこか南国の楽園へと誘われる(いや極上の天国かもしれない)「Elusive」も素敵、花弁がひらりと落ちるように鳴る弦の音にウットリ溺れてしまうドリーミースロウ。ほんのりダークで冷え切ったメロディに胸の傷が疼く「Everything Everything」、小雨の降る中を傘も差さず濡れてよろめき歩いてるような寂しさ、でもハートだけは凛として小さな光を放っていて。悲哀の滲むメロディがひっそりと息するピアノバラード「Gone」もとにかく素晴らしい、ゆっくりと頬を伝う涙に似た透明感と速度で脆く崩れそうな繊細なメロディを紡ぎ、その上を力強く振り絞るような歌声でそっと寄り添うLianne La Havasの歌声が可憐で綺麗です(感動)。「Tease Me」はMatt IngramとDan Cox、そしてMatt Halesで共同制作した一曲。ブルース調の渋く濃厚な一曲で、スモーキーに香り立つLianne La Havasの歌声がヒーリング効果絶大。ほんのちょっぴりボサノヴァ風味も感じる(?)メランコリックな「They Could Be Wrong」も流麗で素敵、甘くもビターで切ないLianne La Havasの歌声がミルフィーユ状に響く滑らかなミッドでグッドです。Deluxe Editionにはこれらに加えて、「Forget (Live)」「Lost & Found (Live)」「No Room For Doubt (Live)」「Don't Wake Me Up (Live)」と、ライヴ音源を四曲収録。生音志向のLianne La Havasの魅力を最大限感じる事のできるボーナス曲で有り難い、彼女の息遣いと観客の熱気と溜息を部屋にいながら体感できるナイスな代物。

Corinne Bailey Raeと比較されるというのは少し分かるけれど、僕は断然とLianne La Havasの方が好き(宣言)。Corinne Bailey Raeを最初聴いた時は、正直僕の鼓膜はそんな反応を示さなかったんですよねー(回想)。でもLianne La Havasは違った、ふと耳にした瞬間にその無垢で深みのある声に溺れたのを感じました(彷徨)。Princeが惚れ込むのも仕方ない、というかこれで一曲でもPrinceの制作曲があったら、僕の中で最強盤だったと思います。いや、このままでも充分に綺麗で満足なんですけどね、セピア色のフランス映画を観ているようなオシャレで(時に少し陰鬱な)感触がたまらない。極めて水彩画的な色味のはずなのに、けしてぼやけておらずくっきりと輪郭があって、鮮明な色彩が飛び込んでカラダを透かして消えてゆく感じ(意味不明)。とにかく僕は夜中に部屋で「Lost & Found」一曲をリピートしてたぐらいお気に入り、既出曲を集めた一枚なんですが素晴らしいデビュー盤になっております(太鼓判)。Michael KiwanukaといいLianne La Havasといい、英国ソウルの層の厚さが半端じゃない。


スポンサーサイト



テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

Comments

Leave a Comment