RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Emily King「East Side Stroy」
East Side Story

双方共にJazzシンガーでMarion CowingsとKim Kalestiの間に生まれたサラブレット、Emily Kingの記念すべきデビューアルバム『East Side Story』を御紹介。両親がシンガーなんですからもはやシンガーを志すのは当然の成り行きかな、しかも彼女の歌とギターを聴いて惚れ込んだのがあのChucky Thompsonなんだから凄いバックアップ。そしてEmily Kingはあの“J Records”との契約を獲得、これだけ書けば才能ある女性だという証明になるではありませんか(当然至極)。某映画を思い出させるこのタイトル、なにか関係があるのかな(勘繰)。
それでは雑ですが感想を書いてもいいでしょうか・・・・・・まず本作を語る上で重要なのが、全曲の制作を彼女をフックアップしたCarl "Chucky" Thompsonが担当しているという点ですよね(声高)。まずはベンベンと低く唸る様に響くベース弦の垂れ落ちるメロディが、退廃的な美しさを放つ「Walk In My Shoes」で渋ーーく幕開け。結構ダウナーなメロディなんですが、Emily Kingはそれに引っ張られない清廉と涼しげな歌声で(しかし時折しゃがれ気味)澄まして聴かせます。続く「Colorblind」もザクザクとカットする弦音のループがエッヂーでクールな印象を加速させるマイナー調のミッド、ちょっぴり凍えて震える様なEmily Kingのヴォーカルが切なく寂しげで雰囲気バッチリ。Bruce Hornsby「That's Just The Way It Is」をサンプリングした儚く切なく美しい吐息スロウ「Alright」が素晴らしい(涙)、Emily Kingの絹のように柔らかくて繊細なヴォーカルが滑らかに鼓膜を撫でるドリーミーな傑作バラード(溺)。ジャカジャカとアコースティックギターを掻き鳴らすフォーク調なほんわかミッド「U & I」も、どこまでも優しくて慈しみ深いそっと寄り添う様な温度感が心地良い一曲、しかもVocal Prod.にはあのMarsha Ambrosiusが関与しています。「Hold Me」はVada Noblesも制作に関与、どことなく乾いた暖かな風がやんわりと吹き抜ける、トロピカル風味なゆったりミッドでとことんリラックス。「Ain't No Sunshine」は多くのシンガーによってカバーされるBill Withersの同名曲の絶品カバー、しっとりと深みのある泣き節でハートにじんわり沁み入るやはり名曲ですね(感動)。Hip Hopっぽいドラムパターンにボサノヴァっぽい穏やかなギター弦がポロポロと零れ落ちる「You Can Get By」、Emily Kingのレンジの広さを物語っていますね。Lauryn Hillみたいな影のあるロマンチックさが立ちこめて芳しい「E Melody」も抜群にイイ、けして張り上げずに極めて細い線で描き上げるEmily Kingの真摯でしなやかな歌声が、聴き手のハートをカチンコチンに固めて動けなくする魅力を放っています。SadeみたいなブルージーさでEmily Kingが妖艶に弦律に絡む「It Was You」は、女性的な脆さと悲しみがぶわっと溢れるエモーショナルな悲哀バラード。アコースティクな「Moon」「Buisiness Man」も真っ直ぐで綺麗、こういう生演奏(弾き語りに近い)で聴かせる事のできるEmily Kingは本物ですね(感心)。おもいきり南国(いや天国)テイストなエンディング「Ride With Me」もとにかく心地良くて気持ちがのんびりする。でもよくよく聴くとEmily Kingの歌声はとてもソウルフルで深みたっぷり。最後にはあのLupe Fiascoを客演に迎えた「Walk In My Shoes」の別バージョンという隠し球も炸裂、とにかくここでのLupe Fiasco(この頃はまだ無名に近かった?)の攻撃力は半端ない、やっぱりLupe Fiascoはこういうトラックの方が映える。

本作はGrammy賞において“Best Contemporary R&B Album of the Year”にもノミネートされた一枚、それも納得の素晴らしい一枚で御座います(賛美)。そんなに濃くない澄んだ歌声はソウルフルという感じではないですが、とっても透明感があって自然と耳に馴染んで浸透する聴き易さ。本作にも携わっていましたが、Marsha Ambrosiusなんかが好きな方、はたまたAlicia Keysが好きな方(AKもJ Records所属)は結構好んで聴くんじゃないでしょうか(個人的意見)。本作一枚を出した後、結局Emily KingはJ Recordsを離れていますが、自身で音楽活動を続けて、昨年にはEP『The Seven』をリリースするなどして活動しています。応援したいなと思います、素敵な一枚でした。


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