RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Comment: 2  Trackback: 0

Joy Denalane「Maureen」
joydenalane_maureen.jpeg

ドイツ出身の美しき本格派シンガー、Joy Denalaneの通算三作目となる『Maureen』を御紹介。ドイツ人の母親と南アフリカ人の父親のもとに生まれたJoy Denalane、“Denalane”とは南アフリカ語で“輝く星”を意味するのだとか。ソウルやR&B、Jazzやアフロビートを織り交ぜたサウンドスタイルで、本国ドイツでは数多くの音楽賞を総なめしたのだとか(当然)。という訳で、ドイツ語のアルバムも無論数枚出していて、本作も元はドイツ語で制作されたものを英語化したもの。前作『Born & Raised』も全米で発売され、それこそ米国有数のトップProducer達が名を連ねた大作となっていましたね(貫禄)。そしてこの美貌も彼女の魅力のひとつ、本作のジャケットはどこかDiana Rossを彷彿とさせる佇まいだと僕は思うのですが。
それでは非常に簡単ですが中身に触れます・・・・・・とにかく本作でも濃厚で芳しい激渋なソウルフルトラックが満載で、物凄いインパクトだと先に述べておきます(警告)。まずはKAHEDIが制作を担当した「No More」で幕開け、ズルズルと魂をひきずる弦律がファンキー且つ滑らかで、俄に体温は急上昇しじわっと汗が迸る感覚でたまらない(速攻)。とにかく重厚で埃っぽいブルース調のソウルチューンなんですが、Joy Denalaneの艶っぽくキュートさも滲むヴォーカルが華やかでその対比が素敵。まるでアゲハ蝶の様にひらひらと舞う様なピアノ鍵盤のメロディが美しく可憐な「Free」もKAHEDIが制作、この曲はモロにAlicia Keysみたいなタッチで(別に真似事だとかいう戯言ではない)Jazzyで凛としていて綺麗(惚)。曇った窓にしとしとと打つ雨の様な穏やかさと湿っぽさが素敵、胸を大きく揺さぶられます。あのSteve Mckieが制作を担当(そしてあのBilalがソングライト、String ArrangementにLarry Goldが関与)した「Time To Make A Change」がもう素晴らしい(感動)、なだらかな丘の上をゆったりと優しく流れるそよ風みたいな極上ソウルフルなメロディがとってもスウィート。70〜80年代を思わせるメロウな空気感はキラキラ煌めいて、Joy Denalaneの芳醇な歌声をより華美に仕立てていますよ(骨抜)。そして僕が本作で最も楽しみにしていたのがこの曲、あのBilalが客演参加した「Should Have Never」ですね(断言)、制作は意外にもあのJake Oneが担当です。成る程確かにHip Hopっぽいざらついたゴツゴツしたハードなビートが軸の、ホーンや鍵盤音やストリングスの重厚にツヤ光りするメロディがレトロソウルフルな一曲で、サンプリングにThe Five Stairsteps「Danger She's A Stranger」を使用。そこにJoy Denalaneの全てを吸収して包み込むハートフルで艶っぽい花弁の様な歌声と、熟れ切った独特の強い香りを放つ果実のようなBilalのネットリとした歌声が重なり、極上の甘美さを演出しているトローリ蜜っぽい渋スロウに(失神)。「Still I'm A Woman」はなんとあのAnthony Bellが制作を担当という嬉しいサプライズ(Add ProにSteve Mckie、StringにLarry Gold)、スルスルと肌を擦らず滑って脱げてゆく漆黒のドレスみたいなセクシーが香る溶けるスロウにうっとり(色香)。Steve Mckie制作(StringにLarry Gold)でThe Moments「Love On A Two Way Street」ネタ使いの「Where Do We Go?」も素晴らしい、ふくよかで朗らかなメロディの中にも弛まぬ芯が感じられて、清廉として美しくスッキリと鮮やか。レトロでソウルフルな楽曲が続く中、本作でもちょっと毛色が違うのが「Picture Me」。Steve Mckie制作(StringにLarry Gold)なんですがまるでThe Neptunesみたいな、ひんやり冷たいフローズンな電子音がすーっと広がるミステリアスな氷結ミッドで意外。しかしこの曲が本作の幅と奥行きをぐっと広げているのは確かだし、こういう無機質寸前のガラスっぽいシンセの中でも、Joy Denalaneの吐息っぽい潤んだ透明な歌声は美しさを増すばかり(溜息)。Steve Mckieが制作(Co制作にはAdam Blackstone)の「Steppin' Up」は、グワングワンとしなって唸るバウンスと甘酸っぱい爽快なメロディの掛け合いが気持ち良い清涼チューン。Steve Mckie制作(Co制作をDan Raaf)の「Save A Little Love」も、ゆっくりと旋回しながら色彩を変える万華鏡のような眩い美しさが印象的なエモーショナルスロウでグッドグッド(溺愛)。Heatwave「Happiness Togetherness」をサンプリング使用した「Happiness」もSteve Mckieが制作を担当(StringにはLarry Gold、KeyboardにはなんとRobert Glasperが参加!)、ふんわりと柔らかで温かなフックのリフレインが幸福感を増大させて、聴いているだけでフカフカの毛布で包まれた心地になる艶やかドリーミースロウ(安息)。バキバキに尖った弦リフにビリビリと痺れる熱感スパイシーな刺激的アッパー「Roses」、KAHEDI制作のこのゾクゾクするぐらいに挑発的なエッヂの効いたメロディもJoy Denalaneは美しく舞って刺しますよね(魅惑)。Paul "Gooch" Cantor制作(PianoとOrganにあのJames Poyserが参加)の「You're Not The Only One」は、Love Unlimited「Share A Little Love In Your Love」を下敷きに。仄かに暗く冷たい雫のように静かに落ちるメロディがとても情感豊かで、Joy Denalaneの激しさの中にも悲哀のこもったブルージーなヴォーカルが胸を強く打つMJB顔負けのソウルチューン。最後を締め括るのはストリングスと激しいパーカッションが吹き荒ぶSteve Mckie制作のアッパー「Chemical」、石盤のような平面的で直角的なメロディがその均衡さで絶妙な美しさを誇る素晴らしき幕切れ(拍手喝采)。

今年の女性シンガー作品の中でも、僕は群を抜いて好んで再生回数を増やし続けている好盤。ハッキリ言って前作『Born & Raised』もかなり好きですが、纏まりや流れや空気感など総合して、本作『Maureen』はそれを超えていますね(宣言)。僕がやっぱりこういうオールドソウルマナー全開のサウンドプロダクションを好んでいるというのも多分にありますが、それ酌量しても本作は上半期購入作品で五指には入る傑作だと思います。僕は好きだなー、すっごく好きですね、美しく深く、眩くて澄んでいる(絶賛)。多くの楽曲を手掛けたSteve Mckieも御見事、彼の手柄もかなり大きいです(流石)。


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Comments

この人の3rd、出てたんですね~
中身もかなり良さげですね。
前作はムッチャお気に入りでしたので、早速購入検討です!
僕も前作が結構好きで、これ出て速攻で買いました!
これ、かなり良かったですよー、僕は好きです★
買ったらまた、ブログにアップしてくださいね★

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