RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Goapele「Break Of Dawn」
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1977年生まれのシンガーソングライター、Goapeleの通算四作目となる『Break Of Dawn』を御紹介。女性の生まれ年を書くだなんて、なんて失礼な事をしたのでしょう、すみません(謝罪)。しかし僕はこのGoapeleに関して全くの無知でして、彼女の作品を手に取ったのも(名前をきちんと認識したのも)本作が初めてなのです。そんな僕がGoapeleを知った経緯は、Jay-Zが主宰するWebページ“Life+Times”で、彼女のPVが取り上げられていたのを観たのがキッカケ。それからというもの、このGoapeleの最新作『Break Of Dawn』が発売されるのを心待ちしていたのです。この夜明けみたいな紫がかった背景に、見目麗しいGoapeleの精悍な顔が写ったジャケットも素敵です。
それでは非常に粗雑になりますが内容紹介・・・・・・まずは本作からの先行シングルである、真夜中の神殿に月光が差し込み、妖しくも艶やかな暗闇が浮かび上がる様な静寂スロウ「Play」で極めて神秘的に幕開け。制作を担当したのはElectric Thunderbolt、真夜中にそろりそろりと夢魔が忍び寄る様なこの緊迫感がなんとも際どい色香を強調していて素敵。ボコボコと重たく吐き出されるビートの隙間を塗って、吐息に近いGoapeleの歌声がクネクネと官能的な曲線を描き、意識の深層部へとゆっく誘う、中毒性の高い一曲。重厚なピアノ鍵盤の旋律に、時折入るゴツゴツしたスクラッチ音が歪さ寸前の美しさを演出するバロック調スロウ「Tears On My Pillow」、制作はBobby Ozunaが担当(そしてAdd制作にはあのKerry "Krucial" Brothersが関与)。とろーりとろーりと幻想の彼方へと引き込むGoapeleの鎮静作用抜群の歌声は美しく、繊細にして大胆で寂しげ、しっとり濡れた雫滴る歌声は色香たっぷり。深い水の底に潜った様な、不思議で落ち着くエコーみたいな響きが微睡む美しさを滲ませるスロウ「Undertow」は、僕的に要注目だと思うMalayが制作を担当。どこか遠くの方で聴こえる様な電子音とピアノ鍵盤のキラキラとささやかな音鳴りが、優しく辺りを包み込み優しく照らします。高鳴る胸の鼓動で耳が遠く聴こえなくなりそうな程に悩ましく、どこか危険な香りさえするSade風のダークで滑らかなミッド「Break Of Dawn」。引き続き制作はMalay、本当に素敵な仕事っぷりで僕はますます好きになりました。電子鍵盤のネオンの様に明滅するメロディがソワソワとざわめき、そこに濃密でビタースウィートなGoapeleのカラメルみたいなヴォーカルが、じっとりと背筋を伝うなんとも官能的な極上スロウにウットリ溶ける事間違い無しですね(骨抜)。オルゴールの様な音色でキラキラと眩い光を散りばめながら、寂しく慕情溢れるゆるやかなメロディを冷たい星空の様に演出する「Hush」も素晴らしい。制作はKerry "Krucial" Brothersが担当、彼らしい少し掠れたフォーキーなサウンドをコーティングした哀愁メロウはGoapeleの女性的で奥ゆかしい歌声にとても似合っています(相性抜群)。ボワンボワンと膨張したシンセのビートに、エッヂの効いたリフが颯爽とカットインする「Money」は再びMalayが制作を担当。少しフィルターの掛かった曇り気味のGoapeleのヴォーカルエフェクトも、時折と咆哮気味に搾り出してシャウトするゴアペレの掠れ声がたまらなくファンキーで最高にホット。Dan Electricが制作を担当した、さらさらと爪弾くギター弦の音色が優しく穏やかな子守唄の様な昇天スロウ「Pieces」も素晴らしい(溜息)。一面に広がる花畑の中で横になり、その美しい花の芳しい香りを乗せた風を体中で感じて、汚れた心を浄化する様な感覚で癒されますね(治癒)。カラフルな明色系のシンセサイザーがサクサクと交錯する「Right Here」は、まさかのDrumma Boyが制作を担当という驚き(飛道具)。なるほど彼らしいどこかHip Hop的な要素も感じるビートとメタリック近未来なメロディ、でもGoapeleの女神の様に全てを包み込む麗しい歌声がまろやかな感触に仕立てています。最後を飾るのは、当初は本作の題名とも予定されていた2009年発表のヒットシングル「Milk & Honey」、制作を担当したのはBedrock。プイーーン唸って高まるシンセのギラギラベッタリとした輝きはまるで、夜明け前の様な、そう宵の明星のような不思議と力強く胸を打つ様な色彩で、Goapeleの幻想的に揺れ動くヴォーカルがとても映えるのです(魅了)。

まるでルネサンス(文芸復興)と形容したくなる、彫刻みたく造型の深いソウル音楽の塊。これはそう、ルネサンスソウル(意味不明)。確かに現代的なアプローチで打ち込み系の音色を塗してあるのですが、その根源にあるのは昔から愛され続けるソウル音楽の骨組み。だからこそとても落ち着く、名残りのあるメロディラインですし、またそういったメロディはGoapeleの持つ真水の様に綺麗に澄んだ歌声と共鳴し、更に美しく華やぐのです(溺愛)。上品さを残しつつもとてもセクシーに艶やかに輝く、甘く潤いたっぷりのソウルが詰まった素晴らしい一枚で御座います(絶賛)。とても通好みしそうな濃い製作陣も素晴らしい仕事っぷりで、サウンドもとにかく最高品質です。各音楽サイトでは全く本作の評価を見かけないのが不思議なぐらい、僕は途轍もなく大好きな一枚ですね(重宝)。


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