RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Heavy D「Waterbed Hev」
Waterbed Hev

ラッパーに俳優にProducerとして活躍したJamaica生まれの優しき巨漢、Heavy Dの初ソロアルバムとなる『Waterbed Hev』を御紹介。老舗である“Uptown Records”の第一弾アーティストとして登場したHeavy D & the Boyz、その中心人物であり、汚い言葉を使わないクリーンなラップとNJSビートを巧みに使い人気を博した彼ら。無名のSean "Puffy" Combsを業界に引き入れ育て、女性シンガーのMonifahを輩出したり、Michael Jackson「Jam」に客演参加したりと、音楽業界でも多大な貢献をした男です。そんなHeavy Dが11月9日、ビバリーヒルズにある自宅で倒れているところを発見され、搬入先の病院で亡くなりました。 死因は現在まだ不明、享年44歳という若さでした(涙)。突然の訃報に驚いたし、寂しい気持ちになったのは言うまでもありません。
それではほんの少し彼の功績に触れますね・・・・・・まずはシングルとしてヒットした「Big Daddy」でクールに幕開け、制作はTony Dofat(Bad Boy関連の作品で度々登場する敏腕Producer)とHeavy Dの共同制作。ゆったりと間を取って刻む重ためのスクラッチと極太なグルーヴが紡がれる漆黒のメロウ、Heavy Dのめり込む様な重圧をかけながらも、とても滑らかな低音フロウがたまらなくカッコイイ。という訳で本作は一曲を除いて全て、Tony DofatとHeavy Dが共同制作なので、それらの楽曲を先に紹介。The Gap Band「Yearnin For Your Love」をサンプリングし、トークボックスのヴォーカルを用いた果実ジューシーな清涼チューン「Keep It Comin」。Nas「Life's A Bitch」と同ネタのこの曲の甘さとしなやかさはやはり原曲在りきの素敵さ、ゆっくりとレイドバックして穏やかに聴かせるHeavy Dがスウィートです。Keni Burke「Rising To The Top」をサンプリングした「You Can Get It」は、Soul For RealとLost Boyzの面々が客演参加。ベースのグイグイと引っ掛けて引っ張るメロディがドープで、黒く渦巻くダークネスなメロディループが病み付き。「Shake It」も面白くて、ベコボコと歪んだ機械的なメロディを巨大ロボよろしくノシノシと歩くHeavy Dのパワフルなラップが痛快。ドスドスと重ためのビートを振り下ろしながら、Heavy Dが歯切れの良いスパッと切れるラップを滑らす「I'll Do Anything」もR&Bテイストの光る素敵なスマートチューン。Hall & Oates「I Can't Go For That (No Can Do)」をサンプリングしたメロディは黒光りするエッヂの効いたもの、女性シンガーApril & Shereeの艶っぽく官能的な歌フックも美しくしなやかで、このカチカチに硬いビートに湿り気を出してくれています。客演の男性シンガー、Big Bubの男汁が漲ったソウルフルな歌フックがやはり肝になっている「Don't Be Afraid」も、シンプルなビート運びに淡々とラップを乗せて進行するなんとも王道な造り。DazとKuruptのTha Dogg Poundの面々が参加した「Can You Handle It」、これもシンプルでド渋いビートをダルっとループしたマイナーチューンで、だからこそラップ名手二人の斬れ味抜群(だけどスロウ)なラップが冴えますね。誰も聴いた事のあるあの“ふぁふぁふぁふぁーーんふぁん♪”のホーン音色を混ぜ込んだ「Wanna Be A Playa」はMcGruff客演、ド迫力のヒューマンビートボックス(Doug E. Fresh?)に乗せてブンブン振り回す張り手フロウをぶっ放す古典的な(Back VocalにTy Fyffeの名が)「Get Fresh Hev」、最後を締め括るのは硬質で光線銃みたいなビートが交錯する「Big Daddy(Remix)」と、どれもビートを重視して最大限のグルーヴ感(揺れ幅というか)を持たせた、なんともオールドスクールな楽曲ばかり。あとは、Bad BoyのDaven "Prestige" Vanderpoolが制作を担当した「Waterbed Hev」は、Patrice Rushen「Givin It Up Is Given' Up」をネタ使い。女性シンガーVinia Mojicaの艶やかで滑らかで官能的な歌声が華美に響くメロウで、こういうR&BライクなトラックでもHeavy Dの太くて重く男っぽいフロウはスベスベとトラック上を滑りますね。

Hip Hopな中にもやはり歌的なノリが大きくて、あの頃の古き良き空気感を存分に堪能できる一枚。とにかく聴き易い、それもこれも客演参加しているシンガー達の功績も大きいと思います。Hip Hopの黄金期を支えた大きな存在Heavy D、彼が亡くなった訃報を受け、多くのアーティストが追悼の意を述べている事からも分かりますね(涙)。僕はHeavy D & the Boyzを二枚とこの一枚しか現段階では所持しておりませんが、その三枚どれもがすごく素敵です。彼が手掛けた女性シンガーMonifahの『Moods...Moments』も素敵な一枚です、是非この機会に聴いて頂きたいです。これからも天国でグッドミュージックを作っていて欲しいです、ご冥福を御祈りします。


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