RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Joss Stone「LP1」
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英国はDover出身の白人女性ソウルシンガー、Joss Stoneの通算五作目となる『LP1』を御紹介。Brit AwardやGrammy Awardの常連でもあり、ここ日本でも“現代版Janis Joplin”と騒がれたJoss Stone(しかしルックスはかけ離れている、Joss Stoneの方が断然綺麗)。本作よりJoss Stoneは自身のレーベル“Stone'd Records”を設立、これでまたより濃厚なJoss Stone節を聴けるという事で嬉しい限り。僕としてはJoss Stoneの顔もなかなか好きだったりするので、顔がきちんと写っていないジャケットはちょっとだけ残念。でも素敵なジャケットです、渋くシンプルで好きです。英国出身のJoss Stoneですが、本作はTennesseeはNashvilleで録音されたものという事で、きっとその影響はサウンドに顕われている筈。
という事で内容はどうなっているでしょうか・・・・・・まず本作を語る上で重要なポイントなのが製作陣、本作ではその多くの相棒にDave Stewartが抜擢されています。Dave Stewartは昔にEurythmicsなるエレクトロポップデュオを組んでいた人物で、その後も数々のアーティストのProduceを務めている人物。そんなDave Stewartが関与した楽曲から紹介、全部で六曲あります。まずは幕開けを飾る「Newborn」、アコースティックギターをジャカジャカと力強く弾力的に弾き語る、とっても爽快でピースフルな一曲。とにかく晴れ晴れとした青空の様に澄み切っていて、そこにJoss Stoneのハスキーなのに滑らかな女性的なヴォーカルが、鼓膜をぎゅっと強く抱き締めてくれる、すごくハートフルな一曲で素敵。Dave Stewartに加えMartina McBride、Brad Warren、Brett Warrenの三人もソングライト関与した「Karma」。テキーラの様に喉元を熱く焼きつける様な、タフに吐き捨てる様なJoss Stoneの歌声に圧倒されて打ちのめされます(痛快)。激しくぶつかりながら“自力で切り抜けたわ、もうあの感情は消えてしまった、消えてしまったの♪”と謳う最後、カッコ良過ぎますね。窓を叩く氷雨と様な、冷たく悲劇的な響きを美しく飾ったピアノ旋律バラード「Last One To Know」は一気にJoss Stoneの描くモノクロ世界に惹き込まれます。色を失う事で煌めく色味があるというか、“絶対ノー、恋なんかしたくない♪”と熱っぽく謳いながらも、やはり恋からは逃げられず囚われてしまう、その微妙な線引きが(それゆえの時めきが)、この曲をものすごく艶やかにしています。恋に破れた(この表現もまた綺麗ではないか)悲劇を乗り越えるひとりの女性に焦点を当てたアコースティックバラード「Cry Myself To Me」も素晴らしいの一言に尽きる、ギター弦だけでなくストリングスも挿入し、少しずつ温度を取り戻し華やかさの増すメロディに勇気づけられます(立上)。始まりこそ寂しげで微弱いのに、最後にはスーっと穏やかで柔らかなメロディが空へと消え、恋の終わりの不思議な感覚(痛みもいつか良い想い出になるのだと)にも似たものを感じてしまいます。カラリと乾いたメロディが吹き抜ける「Somehow」は心地が良い、Joss Stoneのにこやかな歌声に心がホクホクと温まりますね。ギター一本弾き語りのブルージーなスロウ「Landroad」、こういう生音で切々と聴かせるのはJoss Stoneの十八番で、思わず目を閉じてじっくりと堪能してしまいますよ、最後の方のあの掠れながら絞り出す歌声は失神モノで胸を疼かせます(沁々)。とここまでがDave Stewart関与曲、それ以外はそうでない曲がありまして。呼吸を置きながら軽やかに鳴るオルガン音がキュートな「Don't Start Lying To Me Now」はJoss StoneとChris StapletonとMelissa Peirceの共同制作、この曲を聴いているとなんだかJoss StoneからLauryn Hillのフィーリングを感じながら聴いてしまう、フォーキーなアッパーで素敵。雨で濡れて黒く光るアスファルトを思わせる「Drive All Night」、制作はJoss StoneとEg Whiteの共同によるもの。しっとりと、脆くて今にも壊れそうなJoss Stoneの囁く様な歌声が繊細で美しい(溜息)。少し狂気に近い気もする詩も、それが美しくて愛おしいのだから不思議、ノスタルジーの滲ませる純粋でドラマチックなラヴバラードです(胸撃)。空に重たく張り付いていた雲の切れ間から陽が零れる様な、そんな安心感と神々しさが滲んだスロウ「Boat Yard」はJoss Stoneが単独で制作。ブルースとソウルが絶妙に混ざり合った(そもそも表裏一体だとは思うけれど)極上スロウで、愛するひとを強く信じ抜く気持ちの崇高さを謳った美曲です。最後を飾る命の重たさを説いた「Take Good Care」は、Joss StoneとPaul Conroyによる共同制作。なんだかとてもスピリチュアルで、Joss Stoneの掠れた伸びやかなヴォーカルが涙をさえ誘うバラード。国内盤にはこれらに加えて、バンド演奏でガツガツと突き進むファンキーな「The Sound」も収録されています。

やっぱりJoss Stoneは巧いしカッコイイ、単純にそう感じましたね。今回はDave Stewartが大幅関与という事で、どんな味覚になるかと少し不安もあったのですが。結果はやはりこれまでみたくソウルソウルしておらず、どちらかというとロックとブルース寄りなサウンドでしたが、でもJoss Stoneにはとてもお似合いで存分に楽しめました(安堵)。今年はAdeleが大旋風を起こした年でしたが、このJoss Stoneもけして負けていませんね(流石)。そういう意味では今年Adeleに嵌ったなんていう方は、Joss Stoneの本作を聴いても痺れ上がって失神する事が可能です(本作にはAdeleにも楽曲提供しているEg Whiteも参加している)。本作はお薦めです、でもやはりまたRaphael Saadiqと組んで頂きたいです(切望)。
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