RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Demetria McKinney「Officially Yours」
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New MexicoはAlbuquerque出身のシンガー兼女優、Demetria McKinneyの記念すべきデビューアルバム『Officially Yours』を御紹介。Demetria McKinneyはは出身こそNew Mexicoですが、現在はAtlantaを拠点に活動しているシンガー。その経歴は意外にも長く、これまでにMusiq Soulchildとの「Still Believe In Love」やDa Bratとの「100」、Lyfe Jennings「Talkin About Love」に客演するなど、なかなか渋い結果を残している苦労人だったりします。そういった2011年のデビューから数えると本作は苦節六年にもなり、この美貌ながら年齢も38歳なのだとか(驚愕)。とは言いつつも僕は彼女をあまり知らず、単純に美しいジャケットと、Executive ProducerにあのKandi Burruss(元Xscape)が名を連ねていたのに惹かれ、さらりと購入しておりました。
という訳でザックリにはなりますが感想を書いてみますと・・・・・・まずは本作のほぼほぼの楽曲をTravis Cherryが手掛けておりまして、これがとても功を奏していてDemetria McKinneyとの相性も良く聴き易い一因になっております。そのTravis Cherryの制作曲から触れてゆきますと、まずは男性シンガーのDemarcoを客演に招いた「Set It Off」がそう。なかなかメタリックにビカビカと輝くシンセの尖ったアッパーで銀色クール、Demetria McKinneyの艶っぽく微熱混じりに滑るヴォーカルがまた最高にクールですし、どこかトロピカルなジューシーさを放つDemarcoのヴォーカルも濡れてグッド。やんわりと冷たく潤んだピアノ鍵盤の音色が、どこか雨上がりの空のような色彩で美しいバラード「All Or Nothing」は、トラックと聴き手の鼓膜に虹を架けるようにDemetria McKinneyのヴォーカルがキラキラと響くのがすごく優しく眩いのです。これぞA-Townな角切りゼリーのようなプルプル感が味わえるアッパー「Kissin」では、やはりA-Town味を濃くするためにかJazze Phaが客演参加。これはもうモロに昔のCiaraがやりそうなトラックでもはやAtlantaに伝わる伝統芸、プルプルと鼓膜触りのいい角切りゼリー様のシンセとスカスカなビート、その中を品良くカラフルに彩るDemetria McKinneyのセクシー過ぎるヴォーカルがたまりません(病付)。弦のキュルリと軋む音がとてもナチュラルグリーンで清々しいボタニカルミッド「Is This Love」は、そんなトラックの中でそよ風のように淡く甘く吹き抜けるDemetria McKinneyの歌声を、胸いっぱいに吸い込んで寝転がるだけでOK(癒)。燦々と真っ直ぐに降り注ぐ陽光のような温かさに包まれるゴスペル風味な純白バラード「Happy」も、レース地一枚で作ったドレスのようにシンプルなトラックに響く、すっきりと芯の通った彼女のヴォーカルはまるで一輪の花のように可憐でいて力強い。まるで水の中に響く泡音のようにサッパリしたフィルターのかかった音色が美しい「Sextraordinary」は、どこか初期のBeyonce的なアプローチも感じる一曲。トラックとヴォーカルがジャブジャブと鼓膜に流れ込んであっと言う間に浸水して、そのまま泳ぎ出してしまうような深層水メロウで素晴らしい(自由)。最後を飾る「You Give Good Love」はWhitney Houstonの同曲カバーなのですが、ここでの神々しいほどの伸びやかな歌声は原曲に迫る素晴らしさで、改めてDemetria McKinneyのシンプル且つ圧倒的な歌唱力を呈示しています(納得)。とここまでがTravis Cherryの制作曲でして、あとは違うProducerも楽曲提供しております。アルバムスタートを飾っている「Caught Up In The Moment」はGoodguysが制作で、真夜中の濡れたアスファルトを思わせるダークブルーなシンセミッドでクール、静かに滑らかに曲線を描き漂う夜風のようなDemetria McKinneyのヴォーカルも青白く輝いていてシンクロ率100%。Lakordrick Hillが制作を担当した「Easy」では、Loleatta Holloway「Cry To Me」をサンプリング使用。秋の舗道に鮮やかな色を落とした葉が落ちて鳴るようなトラックは繊細にして儚げで、しっとりと濡れて沈んで艶やかな褐色の、Demetria McKinneyのダウナーな歌声がもう胸をキュンキュンと締め付けます(刹那)。水が伝って流れて零れて滴るように変化しながら響くトラックとヴォーカルがなんともセクシーなステンレス製スロウ「Stay」、R&Bの持つリキッドな魅力を存分に発揮したMichael Snoody制作のこの曲は本当に素晴らしい出来映え(痺)。「No, No, No」はKid Classが制作を担当したA-Townらしいバウンスチューンで、歌唱力のある彼女が敢えてする必要もなかったかなと思うのも本音。最後はボーナス曲扱いでStephanie Millsがミュージカル『The Wiz』で歌ったという「Home」をカバー、もうとにかくDemetria McKinneyが往年の名シンガーに負けず劣らずの実力者だと素直に感じ入るばかり。

実は本作は毎年年末の恒例企画、“僕が選ぶ2017年アルバムTop10[R&B部門]”でも(あのSZAを抑えて)第七位に選出した程のお気に入りだったりします。アンビエント以降のR&Bアルバムは良い意味でトーンが統一されているのですが、本作はどこか90年〜00年代らしい、バラエティに富んだ小粒感のある一枚でそれが妙にツボでした。歌声も容姿も美しく華のあるDemetria McKinneyの歌声を存分に活かした、シンプルながらも上品なミッド曲の配分も素晴らしい。まだ聴けていないという方は損している、そう言いたくなる良質な一枚でした。








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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽