RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

07 2015
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

ブログランキング
人気ブログランキングへ にほんブログ村 音楽ブログ HIPHOP・ラップへ
にほんブログ村 音楽ブログ R&B・ソウルへ
Q's Tumblr
http://rocqueen.tumblr.com/
Twitter
ブログ内検索
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
217位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
46位
アクセスランキングを見る>>
訪問者数
現在の閲覧者数
Coming Soon
QRコード
暇潰しに携帯でどうぞ
QR
Category: 男性Hip Hop  Tags: ---

Comment: 2  Trackback: 0

Snoop Dogg「Bush」
w9ae8akuy0gyy74lbo5h.jpg

Rap界の犬神家当主こと、Snoop Doggの通算十三作目となる『Bush』を御紹介。Dr. Dreのバックアップを受けて登場したSnoop Dogg、93年のデビューから数えてもう二十数年も第一線で活躍しているんだから凄い。ここ最近では俳優もしたり、Snoop Lionとしてレゲエアルバムも出すなど、枠に囚われない広範囲の活動を繰り広げています。そんなSnoop Doggが新たなアルバムを、今また再ブレイクを果たしているPharrell Williamsに全て委ねて制作したことでも話題になった本作。しかしRapミュージック通からすれば、本作ではしれーっとChad Hugo(言わずと知れたThe Neptunesの片割れ)がAdditional Productionとしてクレジットされている事の方が話題だったりしますね。
それでは前置きはこのぐらいで止して・・・・・・まずは本作、Pharrell Williamsが全曲の制作をしているのは先述した通り。先行シングルとなったStevie Wonderのハーモニカをfeat.した「California Roll」は、Pharrellのキャラメルのようにテカテカした甘味のある歌フックに、Snoop Doggのマッタリとクリーミーな歌声が漂う一曲。流星群の瞬きのように無数に輝きを点滅させるパーカッションが美しい、Parliament的な宇宙ファンクグルーヴが炸裂の「This City」は、クレジット無いけれどCharlie Wilsonのヴォーカルが熱く唸るのがナイス。終盤のMJ的なSnoop Doggの煽りも面白いし、後半ではラップを滑らせていてグッド。「R U Freak」もやはり宇宙ファンクなSF的シンセが飛び交うミッドチューンで、幾重にもなったSnoop Doggの空気抜け切ったヴォーカルが星雲のように渦巻き、鼓膜をシャイニーに包み込みます。ベースのビヨビヨしたうねりが鼓膜を高鳴らせ振幅大きくする「Awake」、こういうファンキーでいて直角ポリゴンなトラック創りはThe Neptunesならではの仕上がり。「So Many Pros」なんかはかなり軽いアルミニウム的なエレクトロファンクで軽妙、聴き易いんだけれど物足りなさも抜群にあって難しい。シングルカットされていたCharlie Wilsonが客演の「Peaches N Cream」も、トラック自体は練られているしSnoop Doggのラップも冴えているから良い出来映えなのに、この手のサウンドばかりのアルバムに収まると途端に無味無臭なモノになっている気が(困惑)。The Neptunesらしい電子音の淡白な反復でスイスイしたグルーヴを紡ぐ「Edibles」は最高にカッコ良いけれど、それは客演のT.I.があの斬れ味の鋭いイケメンなラップで突入するからこそ(援軍勝利)。ミラーボールの回るフロアで滑走するようにステップを踏んでノリたい「I Knew That」、良いんだけれどやはりSnoop Doggが歌っているだけではインパクトが薄い。最も勿体無かったのはGwen Stefaniが客演参加した「Run Away」で、ハアハア喘ぐ息遣いビートや電子鍵盤のピカピカした明滅とかトラックは良いけれど、Snoop Doggが薄味な歌を披露しているせいで、Gwen Stefaniまでが道連れにされて死んでいるという。最後はこの手のディスコダンスサウンドとは一線画す「I'm Ya Dogg」なんだけど、このサウンドにも合いそうにない客演のKendrick LamarもRick Rossも活きないままに無駄死にしている感が否めないんです。

いや、サウンド的には文句無しにカッコ良いんだけれど、ここでのSnoop Doggは物足らない。完全に歌ってしまっているのが仇になっていて、これならばPharrell Williamsに全て歌わせた方がマシだった気がします(辛辣)。ファンクをSnoop Doggに降臨させるという発想はやはり間違いないと思うのですが、それならばDaame-Funkと組んだ『7 Days Of Funk』の方が数十倍素晴らしかったと思います(Snoop DoggによるIggy Azaleaイジメが無ければ、年間Top10にも入り得たぐらい)。サウンド的な話をすれば、Pharrell主導で作ったらしい本作が、Pharrellの大ヒットソロ作『G I R L』よりも音の厚みがあって良く出来ていた気がして、それもこれもAdditional Productionとして名を連ねたChad Hugoの存在が大きかったのかな、と。つまり、The Neptunesのあの最高にクールな音はやはり、Chad Hugo無しでは創れないのだという事も再確認させられた一枚。






スポンサーサイト



テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽