RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

03 2015
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Kimbra「Golden Echo」
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New Zealand出身でオーストラリアを拠点に活躍するシンガー、Kimbraの通算ニ作目となる『Golden Echo』を御紹介。Kimbraといえばやはり、あのGotyeの特大ヒット曲「Somebody That I Used To Know」の客演で一気に世界的に知名度を得た印象ですが、どうなんでしょう(僕はちなみに先述曲で知った、そしてそれが収録されたGotye『Making Mirrors』も気に入って聴いていた)。その曲でのKimbraの特殊な歌声もすごく気に入っていたんですが、そんあ勢いのままに昨年リリースされたのが本作。黒音楽以外はあまり買わない僕ですが、買ってしまっていました。
それではちゃちゃっと簡単に感想を書きますと・・・・・・Rich Costeyが制作した「Teen Heat」でゆっくりと幕開け、ネオンが瞬くようにビカビカとチープな電子音がフラッシュし、その中でプラスチックのような質感のKimbraのコケティッシュな歌声が夢見心地に響きます。同じくRich CosteyとKimbra、Major Dudesが共同制作した「90s Music」は、金切り音に近い電子音とシューティングスターの様に鋭く速い電子音が交錯する一曲で、アンドロイドチックに甲高い歌声のKimbraがMichael Jackson、Mariah Carey、NirvanaにAaliyah、R. KellyにMary J. Bleige、そしてTLC(そして加えてLeft Eye)にシャウトアウトしているのも興味深い。Keefus CianciaとKimbraが共同制作したエレキテルなエキゾチックナンバー「Carolina」は、飛行機雲のようになだらかに美しく伸びるKimbraのヴォーカルが心地良い。Rich CosteyにJohn Hill、Al Shux(Co制作にはM-Phazes)と名立たる製作陣が共作した「Goldmine」は、チタチタと打つ硬質なビートと次元をも捩じ曲げるようなトリップ電子音の絡みが妙味で、Kimbraの無機質で乾いたヴォーカルも中毒性を増させます。jamiroquai的なスペイシーでダンサブルな曲調に思わずウキウキしてしまう「Miracle」もRich CosteyとKimbraの共同制作、金属音のようにカチリと鼓膜に当たってくるKimbraの歌声は特徴的。KimbraとSurahn Sidhuが共同制作した「Rescue Him」は、ドロドロとした電子音の輝きがギャラクティカルな雰囲気を醸し出すネオソウル的な一曲で、キュートで柔らかな粘度の高いヴォーカルを垂れるKimbraにErykah Baduを感じたりもして。ザックザックと軽妙なギターリフとパチパチ弾ける電子鍵盤のメロディが最高にエキセントリックな、Rich CosteyとKimbraが共同制作(Co制作にM-Phazes)の「Madhouse」なんかは結構Princeっぽいタッチで、鮮烈で原色系の電子トラックがギザギザしていて格好良いんです(痺)。KimbraとTaylor Gravesが共同制作した「Everlovin' Ya」では、僕の大好きなBilalが客演参加しております(興奮)。宇宙空間を彷徨うスペースシップのように、メタリックでサイバーな歪曲電子チューンは怪しくも艶やかでやはりPrince趣味が散在しているエキセントリックポップ。Kimbraのぶりっ子な歌声も良いんですが、ここではやはりBilalのにゅるにゅると繰り出すスライム状のヴォーカルが炸裂しまくりで主役級の活躍ですね。Kimbraが単独で制作した「As You Are」は静寂のピアノバラードで凛として乙、ただヴォーカルには真空エフェクトが施されていて鼓膜をスパッと切るようなエッヂのある感触アリ。Keefus CianciaとKimbraが共同制作の「Love In High Places」は、オリエンテッドなメロディに古ぼけたシンセを怪しく明滅させた、電気仕掛けの中華あんかけポップといった印象で面白い(意味不明)。Rich CosteyとKimbraが共同制作(Co制作にDave TozerとSurahn Sidhu)の「Nobody But You」も、昔のディスコチューンを高音で融解して、新たにKimbra仕様の鋳型に流し込んで仕上げた様な温故知新なナイスポップでたまりません(踊)。最後を締め括るのはKimbraとFagan Wilcoxが共同制作した「Waltz To The Grave」、電飾を美しく繊細に繋ぎ合わせたレトロソウル回帰な一曲で、マーブル模様に渦を巻くネットリした感触が面白い。ここではKimbraの生身のヴォーカルがエコーしてきて、じわじわとハートに沁み込んでくるのが分かります(酩酊)。

なんだかよくわかりませんが、とってもアヴァンギャルドでありながらレトロ、という先鋭的ポップの連続で素敵。昨年度は年間Top5[その他部門]を開催しなかったのですが、聴いた回数やお気に入り具合でいうと、Top3に入ることは確実です。Bilalが参加した事からもわかるように、大雑把に言ってしまうとPrince的なゴテゴテごった煮趣味で、やはりPrince崇拝者の僕には向いていた一枚なんですよね(笑)。


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K. Michelle「Anybody Wanna Buy A Heart?」
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かのR. Kellyにも見初められた超実力派女性シンガー、K. Michelleの通算ニ作目となる『Anybody Wanna Buy a Heart?』を御紹介。R. Kellyが太鼓判をおしたものでかなり注目を浴びながらも、レーベル閉鎖やらなんやらでタイミングが合わず、ずっとやきもきさせられていたのがこのK. Michelle。しかしようやくリリースされた前作でありでデビュー作である『Rebellious Soul』も売れて、キッチリこの二作目を届けることに成功しております。K. Michelleといえばあの爆弾のようなボディですね、それをこのシルエットのみで堪能させるこのジャケットは秀逸と言っていいでしょう(下心)。
それではザックリとですが感想を書かせてもらって・・・・・・まずはJesse "Carparal" Wilsonが制作した王道の怒濤ソウルがパワフルに展開される「Judge Me」で黒く幕開け、K. Michelleが初っ端からフルスロットルでぶつかってくるので聴き手は失神寸前。Shea Taylorが制作(Co制作にRonnie "Lil Ronnie" JacksonとB.A.M.)の「Love 'Em All」を聴くと80年代ポップを思い出す(何故)、広々とした空間を感じるエアリアルなトラックだからこそ、優雅に時に荒ぶり巻き込むK. Michelleのヴォーカルがダイレクトに伝わって来てグッド。「Going Under」は@OakwoodとGOOOOOOOO!!!Music、@Flippa123が共同制作していて、水の中にだいぶして紺碧色のバブルが弾けるような爽快な電子音の波が気持ち良いスッキリミッド。こういうトラックを背景にしたら、K. Michelleの力のある歌声も強炭酸な味わいで抜け感が凄い。再びRonnie "Lil Ronnie" JacksonとB.A.M.が共同制作した「Cry」は、K. Michelleの圧倒的でエモーショナルな歌声を堪能出来る珠玉のバラード。ゆっくりじっくりと熱の放出と吸収を繰り返しながら色味を変えてゆく、夕間暮れのような切なさと寂しさが滲む一曲。「How Do You Know?」はシンガーとしても要注目なTimothy Bloomが制作の凛としたピアノバラード(ほんの少し歌声も聴こえますね)、清廉な音色でさらさらと流れる清いピアノ鍵盤のメロディに、青空から降り注ぐ燦々とした陽光のように煌びやかなK. Michelleの伸びやかなヴォーカルが素敵。「Hard To Do」はSoundzが制作を担当、硬質なビートと蛇行する電子音で構築されながらも、どこかブルージーで影のあるメロディラインが哀愁たっぷりなヴォーカルを引き立てる絶妙なバランスのミッド。美メロ請負人と化しているEric Hudsonが制作を務めた、キラキラと眩いダイアモンドカットな流麗ミッド「Maybe I Should Call」はやはり鉄板で綺麗、K. Michelleのハリのある弾力たっぷりなヴォーカルが突き抜けるリフレイン仕様なフックもナイス。@OakwoodとGOOOOOOOO!!!Music、@Flippa123が共同制作の「Something About The Night」は、弦リフがサクサクと軽妙に鳴る波状メロディが微ファンキーで面白くて痛快。「Miss You, Goodbye」はJ.U.S.T.I.C.E. Leagueが制作で、New Editionの濡れ名曲「Can You Stand The Rain」をべったりサンプリング。原曲の持つ潤いや水跳ね感をそのままに、K. Michelleの溢れ出すようなディープな歌声が聴き手のハートを決壊させる艶麗ミッド。Jesse "Carparal" Wilsonが制作の純真無垢なピアノバラード「Build A Man Intro」と、レトロソウルな趣の「Build A Man」は一曲繋ぎ。@OakwoodとGOOOOOOOO!!!Music、@Flippa123が共同制作の「Drake Would Love Me」は、近くで鳴るピアノ鍵盤よりも、時折遠くで聴こえるエレキギターが感情を揺さぶる佳曲で、大地に吹き降りる雄大な風のようにドラマチックで壮大な一曲です(抱擁)。最後はRonnie "Lil Ronnie" JacksonとなんとJerry "Wonda" Duplessisが共同制作した純朴ミッド「God I Get It」で締め、これがやはりJerry "Wonda" Duplessisの裁量かオーガニックで自然由来なサウンド展開で温かさに満ちていて、K. Michelleの飾らない生命力に溢れたヴォーカルが活き活きと伝わって来ます。

冒頭でジャケットに触れた訳ですが、本作の内容もK. Michelleの剥き出しでまっさらな、一糸纏わぬヴォーカルで正面から向き合った力作で素晴らしい。本当にこの生まれたままの姿同様、トラックも良い意味でまったく凝ってなく、シンプルにメロディラインを執っていて、素朴なR&Bの旨味を引き出す事に成功しております。これも金欠の関係で年末にバタバタと買ったんですよねー、年間Top10にきっと影響していたであろうナイスな一枚で御座います。


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