RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

09 2013
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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K. Michelle「Rebellious Soul」
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大きな注目と期待を集め、やっとこさ悲願のデビューを果たしたK. Michelleのデビューアルバム『Rebellious Soul』を御紹介。08年に大手メジャーレーベルJive Recordsと契約し、そのJiveに属したR. Kellyのデュエット相手を務める事で、世間のR&B愛好家に存在感を示したK. Michelle。とってもソウルフルで本格的な歌声で、デビュー前ながらMary J. BligeやKeyshia Coleと比肩する存在にまでなっておりました。しかしJive Recordsは閉鎖してしまいレーベルを離れる羽目に、そのままメジャーデビュー出来ないまま活動を頑張っていました。しかしこれだけの実力者ですので放っておかれる事なく、ようやく大手Warner Bros. Recordsとのメジャー契約し、こうやって無事デビュー盤が届いた次第で御座います。
てな訳で内容を簡単にですが書かせて頂いて・・・・・・まずはTroy TaylorとJerren "Jkits" Spruillが共同制作した「My Life」でしとやかに、しかし刺々しく幕開け。ひらりひらりと舞い落ちるピアノ鍵盤の閃きはまるでオルゴールのように繊細、そこに亜熱帯なじっとり湿ったビートがこだまする粘着質なスロウ。K. Michelleの歌声もそんなトラックの熱気に負けず、じとーっと汗ばむような熱が放出される鮮烈な一曲。可憐なピアノ旋律に指スナップが深々と響く「Damn」はEric Hudsonが制作、幾重にも織られたコーラスと共に眩みそうな程に強い光芒を放つK. Michelleの歌声、柔と剛をきっちり使い分けて華やかさとゴージャス感を存分に発揮した濃厚スロウでグッド。David "R’ Celious" HarrisとAlonzo Harrisが共同制作した美しきピアノバラード「I Don't Like Me」、これがもう涙なしには聴けない深く悲しいバラードで(感動)。深く穏やかな河のように刻々と流れるメロディと時間、壮大で芳醇で深紅の色味で輝くシックな一曲でウットリと沈んでしまいます(溺愛)。Troy TaylorとEzekiel Lewisが共同制作した「Can't Raise A Man」は電子鍵盤のキラキラしたメロディに、スペイシーで飛び道具な電子音がピュンピュンと交錯するコスモチックミッドでクール。本作からの先行カットとなったのが、The Chi-Lites「That's How Long」をベッタリと下敷きにした華麗ソウルフルな「V.S.O.P.」。優麗で温かみのあるストリングス重奏にパスパス叩かれるパーカッション、その中でまるで薔薇のように美しくも棘のある(刺激的)なパワフルな芳しさを放つK. Michelleのヴォーカルに圧倒されるばかり(鮮)。Happy Prezが制作を担当した「Pay My Bills」がなんとも不思議なトラックで、漆黒の夜空に星雲がうごめくようなシンセの瞬きとすーっと尾を引く光芒が美しくも壮麗、Frank McDonald & Christopher Rae「Night Moves」をサンプリングしたなんとも神秘的で淡いブルーなプラネタリウムチューン(酔)。Black Heat「Sometimes」をサンプリングした王道ソウルバラード「Sometimes」はJack Splash制作という事で納得の出来映え、ゆっくりと力強くも繊細に織り上げてゆくK. Michelleの厚みのある艶やかな歌声が深々と響きます。Warren "Oak" Felder制作でBarry White「Somebody Is Gonna Off The Man」を下敷きにした「Ride Out」は、ちょっぴりサウスっぽいスクリューとドロドロさを混ぜ込んだスペイシーな電子ミッド。キラキラと小雪の降り掛かるような繊細な結晶シンセが美しい「Hate On Her」はEric Hudsonが制作を担当、それこそ雪の結晶みたいにじんわり冷たく溶けゆくような、そんな透明感と儚さも滲む極上スロウ。タフな印象の強いK. Michelleの歌声が切なさと情感と可憐さを溢れさせる、女性らしい曲線美の味わえる一曲。またしてもEric Hudsonが制作担当した「When I Get A Man」も、まるで澄んで蒼い深海を漂うようなモイストスロウで心が浄化されるばかり、こういう優美で穏やかなメロディにK. Michelleの歌声って意外とお似合い。最後を締め括るのは、David "R’ Celious" HarrisとAlonzo Harrisが共同制作した純朴なスロウ「A Mother's Prayer」で優しく幕切れ。なんだか懐かしくてふんわりと柔らかなメロディに抱かれ、K. Michelleの優しく語りかけるような木漏れ日みたいな歌声に癒される一曲です(安堵)。

Mary J. BligeやKeyshia Coleに比べるとより丁寧に歌っている気がして、そういう意味ではKelly Priceを僕は彷彿としたんですが。しっかし深みのある良ーいアルバムで、歌チカラのあるシンガーの楽曲を聴くのはやっぱり心底気持ち良いですね(痛快)。パワー系と思わせて意外とそうでないK. Michelle(いや勿論声量はあるしパワフルな一面も多分にあるのだけど)、ダイナマイトボディも含めて今後により一層の期待が高まりますねー(胸躍)。


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Wale「The Gifted」
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Rick Ross率いるMMGの二番手(いや、下手すると二番手はMeek Millかも)、Waleの通算三作目となる『The Gifted』を御紹介。なかなかサラリとした感触のデビュー盤『Attention Deficit』の後、MMG加入したWaleですが、どうもこのMMGとの相性が良かったのか僕には分からず、途端に熱が冷めてしまったんです(摩訶不思議)。でも『Ambition』もやっぱり今聴いていも格好良いし、Waleはなかなか魅力溢れるMCだと思われます。MMGからも離れずに二年という順調なスパンを空けての本作、このジャケットはなんだかダサイ気がして好きになれませんが(苦笑)。
それではザックリとですが中身を御紹介しますと・・・・・・まずはSean C & LVのソウルフルで滑らかな手腕が光った「The Curse Of The Gifted」で幕開け、スルスルと絹紐がほどけてゆくような衣擦れに近い繊細なシンセが流麗に響くこの曲、Waleの表情豊かなラップが柔らかに聴こえるのも印象的。Sam Dew、Stokely(このStokely Williamsって、Mint Conditionの彼なのか?)、Tone Pが共同制作した「LoveHate Thing」のレトロでソフトリーなソウル仕立ても美し過ぎてつらい、ただサクサクと軽快に波立つリズムに乗っかりツカツカ進むWaleも巧者、客演しているSam Dewのクリーミーで甘美な歌声もなかなかでナイス。Tone PとStokely Williamsが共同制作した「Sunshine」の陽光キラキラ感はまるで楽園、ツカチャカと陽気に疾走感たっぷりに鳴るビートで気分はたまらず高揚、Waleの青く爽やかなラップもナイス。レーベルメイトのMeek Millを客演に迎えた「Heaven's Afternoon」はLionel Gray、No Credit、Stokely & Sam Dewが共同制作。ここではLew Kirton「Heaven In The Afternoon」をサンプリングし、華麗で厳かなストリングスをギラリと光らせた滑らかトラック上を、骨太なんだけどスピード感(身軽さ)を感じる二人の掛け合いが心地良く響きます。Lee Majorが制作を担当した「Golden Salvation (Jesus Piece)」は、梁の高い教会に淙々と響き渡る聖歌のようなヴォーカルメロディが際立つ、壮麗でスケールの大きなトラックが圧巻。Wise Guys「Mad World」を下敷きにした耳馴染みのあるメロディラインが残る「Vanity」はNo Credit制作曲、これがとっても不思議なトラックで、英ロックを思わせるヒラヒラ絢爛なピアノ旋律と、潤いたっぷりに走り抜けるような躍動感が溢れた美しい一曲。StokelyとNo Creditが共同制作した金ピカホーンが華やかに飛び散るフローラルソウルフルな「Gullible」、Cee Lo Greenを客演に迎える事でよりソウルフルで温かみのあるテイストに仕上がっていて、このドレッシーでラグジュアリーなサウンドに思わず軽快なステップを踏みつつ微笑んでしまうオシャレ曲。Yo GottiとLyfe Jennings(久々!)という濃い面子を揃えた「Bricks」はCardiakとNo Creditが共同制作、これは三者の渋くてほろ苦いヴォーカルがマーブルに溶け合うグラデーションを楽しむほかありません(酩酊)。Nicki MinajとJuicy Jの奇天烈でトゲトゲチックな強烈MCを揃えた「Clappers」はもうそのまま(笑)、Mark Henry制作のベチャベチャでお下劣寸前な泥ビート曲上で、この三人がヌチャヌチャ泥濘んだラップで混戦してしまう騒々しい一曲(褒)。湧き出流るような神秘的で妖しいシンセに負けず、じっとり潤んでまろやか淫美な歌声で華を添えるRihannaにクラクラしてしまう「Bad (Remix)」はズルイの一言か(笑)。Emmanuel "MevMany" Zaragoza制作のこの揺れる水面みたいな波紋シンセが、まるで毒のようにジワジワと効いて意識トローンとしてしまうんです。Ne-YoとRick Rossが揃って参加した「Tired Of Dreaming」はDeputyとJesse "Corporal" Wilsonが共同制作、万華鏡の中を覗き見るような鮮麗なメロディの移ろいは中々。注目株な新人Travi$ Scottが制作を担当した「Rotation」は、Wiz Khalifaと2 Chainzが客演しているんですが、なんだかただただモッサリした印象しかなく(残念)。No CreditとRalph Folarinが共同制作した「Simple Man」のシリアスで冷徹な雨降りに佇むような感触、Eminemなんかにも匹敵する格好良さ。「88」はまさかのJust Blaze制作曲、いかにもJust Blazeらしい厳つく荒ぶるドラムパターンが熾烈に弾けるドラマチックなトラックは最高にクール。Lee MajorにSam Dew、Stokely Williamsが共同制作したギター弦が煙たく漂う「Black Heroes / Outro About Not Time」は、Jerry Seinfeldの凛と清廉な歌声がまたなんとも瑞々しい。最後はRihannaにお株を奪われた感のある原曲「Bad」、Tiara ThomasとKelson Campが共同制作し、そのTiara Thomasが客演参加しております。こちらの方がよりアコースティックで悲しく繊細でしっとり濡れていて、Tiara Thomasもじわーっと密味を滲ませていてエレガントな色気たっぷり。

なんだかあまり話題にならないままですが、結構しっかりと創られたアルバムで、そういう意味ではRick Ross作品にも感じる完成度なのではないでしょうか(憶測)。なんだか前作は聴いた途端に“あれ、Waleなんだかつまらなくなった?”なんて思ったりして、あまり聴き込むまでいかなかったんですが、本作を聴いてまた聴き直すと意外と良い、基本がしっかり出来たHip Hopな一枚だと思います。


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