RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

03 2013
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Dawn Richard「Goldenheart」
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Diddy率いるR&Bユニット、Diddy-Dirty Moneyの片割れであるDawn Richardの通算二作目となる『Goldenheart』を御紹介。いやはや、まず何故にDirty MoneyにDiddyがガッツリ関与してしまったのか、別にKalenna Harperとのコンビでも充分だったと思うのですが(悲劇)。でもDIddyが所属しなかったら、彼らの『Last Train To Paris』はあれほど前衛的で豪華な作品にならなかったろうけど。そしてDiddy-Dirty Moneyは解体され、もはや二人もシーンから消滅するかと残念に思っていたんですが、まさかのDawn Richardがソロ作を出しましたね(拍手)。しかもDawn Richardはこれが二作目なんですね、彼女は『Been A While』なるアルバムを出した経緯があるんですね、知らなかったです。しかし本作の配給はAltavoz DistributionとOur Dawnなるレーベル、Bad Boyは彼女を手放したんですね(残念)。
それではまたもや無意味ですが感想を書き連ねて・・・・・・まず本作ではほぼ全曲をAndrew "Druski" ScottなるProducerが制作しておりまして、僕は彼を知らないのでさほど有名な人物でもないのでしょうか。二曲を除いて全てがこのDruski制作、という訳でまずは彼が手掛けた楽曲から触れます。さて、まずはクラシック曲のような高級感と滑らかな手触りが上質なトラック「Intro (In The Hearts Tonight)」でスタート。Dawn Richardの艶っぽくてしなやかスレンダーな歌声がすーっと広がる感触は美しく、まるで冷たい深海へとするする沈んでゆくような、そんなディープで透明なメロディに心奪われる幕開け。ツカツカと叩かれる硬質なドラムビートに、ビロビロと蛇のような細いシンセが這い動くダークソリッドな「Return Of A Queen」。この曲は暗澹として淀んだドロドロシンセの塊なんですが、Dawn Richardの歌声が澄んだエメラルドグリーンなので、ダークさの中にも瑞々しさや潤いが含まれていて意外とすんなり鼓膜に浸透。続く「Goliath (Interlude)」にもするりシームレスに繋がり、脈打つように強く鼓動するシンセに呼応するDawn Richardのクリアで紺碧のヴォーカルが鮮烈にして優美、少し空間を蝕みつつもザクザクと切り拓いてゆく感触。ピアノ鍵盤の優麗でいて少し冷たいメロディが聡明な「Riot」は、途中からブイブイと大きくうねって跳ねる波線シンセと四つ打ちビートを装備するも、やはりDawn Richardのスレンダーな銀のようなヴォーカルが滑る事でどこまでも壮美。「Pretty Wicked Things」はまるで秒針を逆さに巻き戻すような、退廃的で重たいメロディがズルズル引きずられるダークミッドで、音数が少ないだけに余計Dawn Richardの歪なリフレインフックがバチバチと弾ける痛烈な感触。ピコポコと鉱石チックな輝きをきらつかせる電子音に、ベッタリ泥臭いクラップビートが地響き立てる「Northern Lights」も、スッキリ清涼な部分とギトギトとオイリーな部分の継ぎ接ぎが面白くて耳に残るTimbaland風味な一曲。「Frequency」もまるで宇宙交信してるかのような電気信号のヒラヒラした音色が不思議、淡雪みたいにじわっと溶けて消えるようなDawn Richardの美しく繊細なファルセット寸前の囁きヴォーカルが見事。ストリングスとピアノ鍵盤のみでほぼ弾き語りに近い重厚なバラード「Warfaire」、聴かせる魅力はもう充分にアリ。ポロポロと零れ堕ちるピアノ鍵盤の一音一音を、鉛玉みたいなズッシリビートが撃ち抜く「Ode To You」も綺麗な中にタフさがあってカッコイイ。ドリーミーでフローラルなシンセが優雅に華やぐ極上トローリな潤いミッド「86」、懐かしいポップ曲から音の引き算をしたような、スカスカ具合がかえってDawn Richardの清涼な歌声に奔放に駆ける空間を与えていて心地良い。Peter Gabriel「In Your Eyes」をネタ使いし四つ打ちで研磨した「In Your Eyes」も、チープにならない程度に遊び心を効かせつつベタベタダンスポップに仕立てて面白い。壮大なスケールで描く静寂の純真バラード「Break Of Dawn」は彼女の真骨頂、雪原を歩くような眩さと純白無垢な輝きにウットリするばかり。「300」もDawn Richardの天空を舞う鳥のような滑空ヴォーカルが壮麗でナイスですし、最後のClaude Debussy「Clair De Lune」をネタ使いした「Goldenheart」での気品溢れるシルキーな歌声もとってもエレガントで素敵です。とここまでがAndrew "Druski" Scottによる制作曲で、あと他にもありまして。「Cleaux」はDeonte Rogersが制作を担当(Co制作にDruski)しており、バチバチと叩き付ける部族っぽい手拍子に柔らかなシンセが激しく点滅するエレクトロチューンでカッコイイ。あとはあのThe Fisticuffsが制作した、バチンと弾け切れそうなドラムビートと裏腹に氷アイシーなシンセがクールに尖って輝く「Tug Of War」の、Dawn Richardの白い吐息みたいなヴォーカルがイイ。

Brandyが好きな方は結構お気に召すのではないかという印象、ディープではあるけれどけして端麗さが際立つスッキリした後味の清廉系のヴォーカル。これはR&B作品ではないのだけれど、僕は結構好きで何度も聴いている一枚、下手したら音楽通にこそ好評な(?)Solangeの『True』よりも聴いているんです。いろいろと実験的なトラックを使いつつも、R&Bっぽい感触はあちらこちらに見え隠れするアヴァンギャルドな一枚かと。あと最近でいえばLeona Lewis『Glassheart』と対にして聴いて欲しい一枚、サウンド趣向は似ているけれど明暗を分けるような感じ(同じく“Heart”繋がりであるのも含めて)。DIddyと別離してもやっていける、そう確信させてくれたなかなか芯のある一枚で御座いました(美味)。


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03/01のツイートまとめ
roc_queen

花粉症が爆発した、昨日は寝られなかった。
03-01 09:29

BeyonceもAlicia Keysも母になった現在、狙うはAndy Alloだと思ってる。 http://t.co/d1WK6b6iUF
03-01 15:46

MusiqとSyleenaのデュエット作品とか出たら、殉死する気がする。#nowplaying Mr. Goodnight - Prince - Planet Earth
03-01 15:48

いや、まだCiaraを狙っている。#nowplaying All The Midnights In The World - Prince - Planet Earth
03-01 15:51

おおー、JoJoとLeah Labelleがセッション。http://t.co/9iL1xe9vTa
03-01 15:54

画像: Cody ChesnuTTの被るヘルメットが欲しい、僕も普段着使いする。 http://t.co/3VpZVHA0Ee http://t.co/Mv3gv4nBzA
03-01 23:37

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Yuna「Yuna」
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マレーシア出身の若き女性シンガーソングライター、Yunaの記念すべきデビューアルバム『Yuna』を御紹介。ハッキリ言ってR&B好きといえども、なかなかアジア圏内のR&Bシンガーには触手が動かない素人の私(そういう意味では、真にR&B好きとはいえないのだろうか?いや、僕はそうは思わない)。このアジアン丸出しな格好も素敵なYuna、本国マレーシアで08年にデビューしそのまま世界へとジワジワ、かのRussell Simmonsも彼女の才能に惚れ込んだとか。そんなYunaがまさかのUSデビュー、かのFADER Labelと契約し配給という事で、僕はそのFADER経由で彼女を知った次第です。
それではザク切りで申し訳ないですが感想を・・・・・・まず全曲のソングライトをYuna自身が担当しており、その才能の豊かさを立証しております。まず幕開けを飾るのはピアノ鍵盤のキラリと尖った繊細な音色がエコー気味に響き渡る「Lullabies」、制作はChris Braideが担当した静寂スロウで、しんみりとYunaのクリアでいて少しトロミがかったミステリアスな歌声が沁みます。同じくChris Braideが制作を担当したストロボみたいな鮮やかな電子音がボワンボワンと明滅する「Favourite Thing」は、青空にプカプカ浮かぶ無数の色とりどりな風船が消えてゆく様な、そんな色彩の眩さと聡明さが混じった緩やかなエレクトロチューン。乾いたハンドクラップに乗せてYunaのフォーキーな“ふーーううー♪”が幾重にも連なりこだまする温かな「Remember My Name」、制作はYunaとAndre Harrisという事で嬉しい驚き。物静かな中に淡く優しい色彩を零す、お洒落なフランス映画みたいなポップなメロディが可愛げで、その上をパステルカラーcのYunaの歌声がスルスルさらさら流れてゆくのが心地良い。「Decorate」はまたもやChris Braideが制作を担当、ここではポロポロと爪弾き零すアコースティックギターの音色と穏やかなストリングスの絡まりが優美。そんな繊細で脆そうなメロディの間を縫って、Yunaの柔らかなヴォーカルが光を編んでゆく感触は神々しいの一言に尽きます。そのままジャカジャカとアコースティックギターをかき鳴らす優しいフォークチューン「Planes」は、どこかNorah Jonesみたいな淡く爽やかなんだけどビターな歌声が映えていてとっても綺麗。同じくギター弦を施すもどこか無機質でポリゴンなメロディが独特なアコースティックロボ曲「Bad Idea」、それもそのはずThe Neptunesの片割れ(目立ちたがり屋)であるPharrell Williamsが制作を担当しているのです。なんというかとってもお洒落なんだけれど、ちょっぴりチグハグなトリップ感も混ぜ込んであって流石は電子工学オタクといった趣です(賛辞)。「Island」はChris Braidが制作、またまたアコースティックな音色を散りばめるも、ここではどこかチャイナっぽい音色も散見されて面白い。James Bryan制作の「Tourist」はモロにNorah Jonesっぽいタッチ、春風に吹かれてふわりと飛んでくタンポポの綿毛みたいな、Yunaの優しく穏やかな歌声にじんわり癒されますね。「Fading Flower」はAndre HarrisとGuy Sebastianが共同制作という、なんとも僕には嬉しいコンボが実現。セピア色した少し物憂げなメロディがお洒落、Joss Stoneなんかがやりそうな英国風のブルース曲。ベインベインと唸るベース弦の音色にカクカクした硬質ビートがボキ折れる「See You Go」はPharrell制作(ソングライトにChrisette Micheleの名が)、チープすれすれなメロディの中で少し奇天烈にホーンを飛び散らせている辺りが憎い演出かと。Andre Harrisが単独で制作した「Stay」は、モロにド渋いダークなブルース曲でカッコイイ。そしてまたまたPharellが制作を担当したのが「Live Your Life」は、彼お得意の宇宙的な壮大空間をトリップ滑降するグルーヴィなアッパーで、仄暗くグラインドするメロディ&パーカッションがクールで痺れます。最後を締め括るのはChris Braide制作のキラキラと眩く美しいミッド「Loud Noise」、誰もいない遊園地でメリーゴーランドがくるくる回っているような、そんなちょっとミステリアスでドリーミーなメロディが魅惑的。

いや、全然違うんだけれど、昨年にLianne La Havasなんか好きで聴いていた方にはお薦めかも(予想)。そんな強い歌声でも巧いって感じでもないけれど、カフェで聴きたくなるような、珈琲に立つ湯気みたいな柔らかくもビターな香りのする歌声が心地良い。同じアジア人として、こうやって世界規模で活躍してるのは喜ばしい事ですね。The Neptunes好きの方はチェックするといいかも、Chad Hugoは無関係ですが(笑)。


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