RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

10 2012
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Maino「Day After Tomorrow」
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今や衰退しているN.Y.のHip Hopを背負う新進気鋭、Mainoの通算二作目となる『Day After Tomorrow』を御紹介。そのムキムキのマッチョ体と男臭さを兼ね備えたMaino(Yung Bergを張り倒したなんて事も)、出身はBrooklynという事でやはり東海岸を応援してきた僕としては可愛がってしまう(笑)。まあ、N.Y.が廃れたというよりも、今やワールドワイドになった音楽世界で、地域性なんて話を持ち出している僕が愚かなのだろうけど。ただデビューアルバムである前作からは「Hi Hater」がヒット、多くのMCがこぞってこの曲をジャックした事からも人気ぶりが窺えましたね。それでも、こんな風に2ndが普通に届いたのはちょっと意外でした(失言)。
それではちょこっと感想を書く真似っこをしますと・・・・・・まずはBlast Off Productionsが制作を担当した「Never Gon' Stop」で華やかド派手に幕開け、ドコスカと鳴らす打ビートと朝焼けみたいに眩く力強く照りつけるシンセ。Mainoの男臭く猛々しいフロウと、そしてJ-Sonなる男性シンガーのハイトーンな歌フックも光る一曲。「Make That Money」もBlast Off Productionsが制作を担当、ビシバシと撃ち放つギザギザな有刺鉄線ビートと全てを叩き潰す鉄槌メロディの応酬が、血気盛んなMainoの豪腕ラップと相俟って破壊力MAXになっております(気絶)。Ryan Andrews「Love Feeling」を下敷きにした「Nino Brown」は、まさかのあのD.I.T.C.のBuckwildをProducerとして召還しております(唖然)。弦音の爪弾きと笛音のしっとり濡れた朝露のような輝きを魅せる甘く渋いメロウチューンは流石、僕の愛した90年代のサウンドを蘇らせてくれたBuckwildとMainoには心底から感謝したい。またMainoの少し曇ってハスキーな声がたまらなくド渋くて、スモーキーハイな雰囲気をバッチリ醸し出しております(虜)。Mista Rajaが制作&客演した「Need A Way」はストロボみたいなファッショナブルなシンセの明滅と、バチンバチンと炸裂するビートがフレッシュで華やかな印象を増幅させるエレクトロ味濃いめのポップ風アッパー。Mista Rajaの上手くもないドローリと粘液っぽい歌フックもなかなか味があるし、Mainoの前のめりで上昇してゆくラップもカッコイイ。聴いてすぐとUsherだと思った男性シンガーの歌フックが絶妙過ぎる(どこにもクレジット記載が無い)「Unstoppable」はGorilla Tekが制作を担当、硬質な打ビートを網目状に紡いだ滑らかで眩いメロディはキラキラと美しく、華やか且つちょっぴりドリーミーなエコーがかった一曲でグッド。Push MontanaとMouseを客演に迎えた「Gangstas Ain't Dead」はA-Squad制作、The Bovys「Give Your Guns」をサンプリングしたサクサクとフォーキーでスパイシーなギターメロディが旋回する香辛料たっぷりのミッド、若くも濃いマイクリレーも聞き所ですね。続く「Cream」はRoger "Mista Raja" Greene Jr.とYusef "Set Millz" Alexanderが共同制作、しかも客演にはT.I.とMeek Millsという人気者を揃い踏みさせております(布陣)。Mainoお得意の繰り返し連呼フックを皮切りに、雄臭くて獰猛な野郎でマイクを回し暴れてくれています。Sean St.Cyerなる人物が制作を担当した「Let It Fly」では、これまた意外な起用でRoscoe Dashが客演参加。Roscoe Dashのヌメっと滑らかでナヨナヨな歌フロウが背後を彷徨い、その中でMainoがガツガツと硬派なラップをぶつける対比が面白い。Dangerousが制作でJay-Z × Beyonce夫妻、Swizz Beatz × Alicia Keys夫妻、BarrackとMichelleのObama夫妻の名前が登場するソウルフルでしっとり濡れた甘美メロウ「That Could Be Us」も超絶ナイス。大人の男女がお酒を酌み交わしてそのまま情事に耽るような、そんな艶やかでじっとり濡れたメロディが鼓膜に浸透、Mainoの柔らかくてちょっと強引なフロウもナイスだし、Robbie Novaなる男性シンガーの甘酸っぱくて切ない震えヴォーカルも素敵。The Arcade制作の「Heart Stop」はTinie Tempahっぽい電光都市サウンドがギラギラとブルーに輝くミッド、ここでも高貴で美しい女性ヴォーカルが、ダイアモンドみたいに強く輝く歌声で、イイ仕事しているのですがクレジット無し(残念)。再びBlast Off Productionsが制作を担当した「Heaven For A G」は、The Emotions「I Could Never Be Happy」をサンプリングするというこれまた僕の大好物系。ふわふわと柔らかくまろやかなスウィーティサウンドが繊細で華やか、すこし空に抜けるような淡く煙たいラップを吐き出すMainoも巧者ですねー。「Messiah」はThe Colleaguesが制作を担当、ピアノ旋律のループが悲壮感たっぷりに吹き抜ける寂寞ブルーj−な一曲。GQ Beatzが制作を担当した「Glad To Be Alive」もドラマチックに目まぐるしくサウンドが展開し、Mainoの息継ぐ間もなく畳み掛ける(語りかける)ラップが荘厳でカッコイイ。表題曲となる「Day After Tomorrow」はBlast Off Productionsが制作、Paul Rivers Baileyなる男性シンガーの伸びやかな歌声も癖になる、未来の衰退都市を想起させる荒涼感と電子回路感のコンボ曲。

各音楽サイト等を見ても、それほど高い評価は受けていないMainoの本作。しかし僕はこのMainoの持っている雰囲気、結構好きですねー。なんだかんだでやはり、MainoのやっているフィーリングはN.Y.の持つシリアスで殺伐とした空気感な気がしました(憶測)。様々な新顔Producerをまんべんなく起用しており、こうやって聴いていると“やっぱり僕はソウル系統でミッドテンポなラップ曲が好きなんだなー”と実感、New York万歳とだけ言っておきます。もっと評価されていい気がする本作、聴き易さは抜群、僕はお薦めしたいと思います(太鼓判)。


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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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2 Chainz「Based On A T.R.U. Story [Deluxe Edition]」
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MixTapeで人気を博しその後に様々な客演に引っ張りだこ、人気赤丸急上昇の2 Chainzのソロデビューアルバム『Based On A T.R.U. Story』を御紹介。この2 Chainzは元々、Ludacris率いるDTPに所属したラップデュオのPlayaz Circleの片割れであるTity Boi。という訳で僕は結構Tity Boiで覚えてしまっていたので、近年になって2 Chainzとして出現し始めた時は、彼だと知りませんでした(驚)。あと、結局2 ChainzはKanye West率いるG.O.O.D.のメンバーなんでしょうかね、濃く絡んでいる気がしますがよく分かりません。しかしこの二本の金チェーンが輝くジャケットのデザインを担当したのは、Kanye Westが設立したデザイン会社“DONDA Design”が担当したらしいです。
それではザックリぼそぼそと感想を書きますと・・・・・・まずはLil Wayneを客演に迎えた、StreetrunnerとMatthew Burnetが共同制作した「Yuck!」で幕開け。コチコチに硬い鼓笛ビートと、きりきりとつんざめき響くストリングスの上を転がる2 Chainzのもさいフロウと、Weezyのヘロヘロと不気味に垂れ落ちるフロウの掛け合いがなかなか絶妙。続いてはSouthsideが制作を担当した「Crack」、チュクチュクなスクラッチ音とゴーストシンセをぞわぞわと漂わせた腐敗ビート。奇天烈なビートを開発するBangladeshが制作を担当した「Dope Peddler」は、子供っぽいメロディと声部分をループさせてちょん切ったチープさが輝く凸凹チューンで面白い。Mike Will Made Itが制作(Co制作にはMarz)の「No Lie」はDrakeが客演参加、これまた不穏でダークなおどろどろしい電子メロディでDrakeにお似合いでちょっと喰われている気も。本作からの先行カットされたのは「Birthday Song」、Sony Digitalが制作でKanye Westが客演(Co制作にも)で参加。本作を語る上ではこのシングルは重要で、全体を纏っている死神的なサウンドの雰囲気はこれと同様のタッチのものばかり。つまりこれに嵌れなかったら、このアルバム自体を気に入るのも難しいのではないかと(懸念)。Dijon "DJ Mustard" McFarlaneが制作を担当した「I'm Different」は、ピアノの甲高い鍵盤音が真っ暗闇の中でコツンコツンと壊れて落ちる、やはりダークで静寂を基調とした一曲。Terius "The-Dream" Nashが制作&客演した「Extremely Blessed」はやはりThe-Dreamのぼやけた艶やかな幻想世界が広がるマッタリスムージーなメロウで、真夜中に月明かりだけを頼りにバスタブに潜るような、そんな密室感とウェットなシンセの音使いがたまらなくグッド。YoungStarr Beatzが制作を担当した「I Luv Dem Strippers」ではNicki Minajが客演返し、うーんまあ可もなく不可もなくで拍子抜けな印象は拭えないか(辛口)。AneshaのMJB風な熱くて甘美な歌声が最高に気持ち良いんですが、客演クレジットはDolla Boyのみ(そしてDolla BoyはPlayaz Circleの片割れ)となる「Stop Me Now」はKeonとGot Kokeが共同担当。Cissy Houston「Nothing Can Stop Me」をネタ使いした燻し銀でソウルフルなトラックは最高、そしてやっぱりPlayaz Circleとしてマイクを回した方がメリハリあって良い気も。Drumma Boyが制作の「Money Machine」はスクリュー手前でストップした2 Chainzの声エフェクトと、鉱石チックな歪な輝きを放つ明滅シンセがなかなか滑らかでグッド。Mike PosnerとLil Ronnieが共同制作し、そのMike Posnerが客演参加もしている「In Town」。Mike Posnerの鼻にかかった高くてニュルっとしたヴォーカルが怪しく響くフックがナイスで、そこに2 Chainzの工学スモッグみたいなモクモクしたフロウがぼんやりじわじわ広がる感覚はナイトメア。Carlos Broadyが制作した「Ghetto Dreams」は本作の要注目、John Legendと南部の首領Scarfaceが揃って参加。重厚で貫禄のあるこの二人に対して2 Chainzは少し軽過ぎて残念ですが、Scarfaceの灰汁の強いどっしり重たいフロウを聴けるだけ幸せ。AC BurrellとPKが共同制作した「Countdown」はChris Brownが制作、トランスフォーマーみたいに電撃走らせながら形態を変える電工メロディに、これまたバキバキに電流を汲んだChris Brownの回路エフェクトかけたヴォーカルがナイス。Manoが制作した哀愁漂うギター弦の爪弾きをループさせたマイナー調の「Like Me」、Don Cannon制作でWillie Tee「Loneliness」を下敷きにしたホーン鳴り散らすソウルフルアッパー「I Feel Good」、DJ Spinz制作でソワソワ系の金縛りシンセを滑らかに鳴らす「Riot」でエンディング。

モグラみたいなモゴモゴ声のせいか、どこかモッサリとした印象を受けた一枚。スタイリッシュな面々を揃えながらも、やはりどこか蛇口から漏れ出る水みたいな庶民臭さが面白かったり。でもま、あんまり僕としては面白くなかった、一本調子でずっと聴いていると飽きるといいますか。やはり南部出身という事でトラップっぽいトラックが多いけれど、Young JeezyやGucci Maneと比べると弱い。ならばソウル路線とかエレクトロっぽい曲とかやったら、もっと面白いのかなー......うーん、わからない。次回作に期待、と言いたいけれど次はPlayaz Circleで聴きたいかな。


テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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10/29のツイートまとめ
roc_queen

CassieとDiddyのハロウィン仮装が面白い、やっぱり付き合ってるんだー。http://t.co/gy90dRr5
10-29 00:06

どのBritney Spearsもイケる、まだこんな風に透明感あるだろうか。 http://t.co/VsyOiuX9
10-29 00:25

またこの体型まで戻れば、無敵。そこはMadonnaを見習うべき。http://t.co/3loRC2zT http://t.co/k3eXdw7W
10-29 00:29

職場の裏手で、外を眺めながら、Gary Clark Jr.聴いて休憩。たまらない心地良さ、で早く帰りたい笑。 http://t.co/CLKmQ9sH
10-29 16:33

とりあえず昨日買った新譜をサラサラ聴いていて、Gary Clark Jr.とBobby Vがお気に入りかな。
10-29 16:35

これであとNe-YoとLeona Lewisもリリースかと思うと、大忙し。嬉しい悲鳴。
10-29 16:36