RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

06 2012
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Ebony Eyez「7 day Cycle」
7 Day Cycle (Explicit)

St. Louis出身の美人系MC、Ebony Eyezの記念すべきデビューアルバム『7 Day Cycle』を御紹介。St. LouisといえばNellyが全米規模で特大ヒットを放った事で一気に注目度が急上昇した中西部の都市、その頃に登場したのがEbony Eyezですね。St. Louis出身は他にもChingyやJ-Kwonが居る訳ですが、そんなSt. LouisのMCに多くの楽曲を提供しているTrackboyzが主宰するレーベル、“Trackboyz Entertainment”からの配給になっているみたいですね。
それではザックリした感想を書かせて頂きますね・・・・・・まず本作ではほぼ全ての楽曲をMark "Tar Boy" WilliamsとJoe "Capo" Kentで構成されたThe Trackboyzが担当しておりまして、そちらから触れてゆきます。ズルズルと引き摺る様なシンセのざらついたメロディと、凍えそうなブリーズ音がクールで尖った印象を助長させる「In Ya Face」、Ebony Eyezの貫禄あるどっしりしたラップが脂乗っています。ブピブピとヘンテコなガス漏れビープ音が連打され、その中で上下に振れるチープな電子音がキチガイじみている「Drop It」も、なんだかアジアンな声ネタループなども相俟って毒性の強いスカスカ曲になっています。はーはー吐息とピュンピュンとどこか彼方へ飛んでゆくシューティングシンセが面白い「Stand Up」は、スカスカ隙間の空いた宇宙空間トラックながら、なんだか聞き覚えのあるメロディが混じっている気がして気になります(判別不能)。Trackboyzの片割れであるCapoが参加している「Broken Wings」は哀愁漂うメランコリックなギター爪弾きに、重たくシリアスでドラマチックなメロディが絡み付き、Ebony Eyezの無表情なラップとCapoの線の細いナヨっとした歌フック(これが中々イケるではないか)がジワジワと効いて来るボディブロー曲。ヘイヘイと煽る掛け声とキンコンカンとトボけて鳴らされる金属音の無機質な構築ビートが耳に残る「Act Like A Bitch」も、Ebony Eyezのヘヴィーでドスの効いたラップでけして浮かずに鼓膜にズシンと重たく響くからイイ。サクサクと爪弾くスパイシーで刺激的なアコースティックギターの弦音が悩ましい、笛音もヒュルリと吹き抜ける爽やかメロウ「Hot Chick」では、なんとあのTrey Songzが客演参加。Trey Songzの官能的なんだけれど甘酸っぱく青いヴォーカルが香り立つミントチューンで、Ebony Eyezとの相性も抜群でバランスがとても良いですね。しかも続く「Take Me Back」では、あの112よりSlimとQの二人が揃って客演しているという嬉しい驚き。ここでもギター弦を基調にしたちょっぴり哀愁漂うアコースティックなミッドを展開、SlimとQのクリアで紺碧のハーモニーが胸にすーっと沁み込む透明度の高い一曲。やわらかで華やかな流線形のデジタルメロウ「Good Vibrations」、ゴリゴリな野太い電子バウンスで砲撃みたいなリズムを繰り出すアッパー「Lame Ass」、哀愁たっぷりなバラード調の一曲「Dear Father」と、どれもなかなかバラエティに富んでいて聴き応えアリ。最後を締め括る「In Ya Face (Remix)」では新たにMiamiの女王Trinaを援護射撃に招集、どちらも負けず劣らずな斬れ味鋭いラップが交錯していて圧巻ですね(危険)。ここまでがTrackboyzの制作曲で、どれも非常に彼ららしい仕上がりとなっています。あとはあのJonathan "J.R." Rotemが制作を担当し、Trey Songzが客演で参加している「Heart Of A Soldier」なんかも注目に値しますよね。ピリピリと緊張の走る冷ややかな電子曲に、Trey Songzの妖艶なファルセットフックが不穏に漂うダークな一曲でグッド。あとは今や売れっ子のDr. LukeとThe Beatstazが共同で制作した「Real Life」も、同郷のJ-KwonとTarboy(Trackboyzの片割れ)が参加し、ジャラジャラとした寂寞感溢れるメロディを展開。「Right Back」はXP Muzikが制作しているのですが、どうも音の鳴り方(音程のとり方)がThe Neptunesっぽさを感じる一曲に。

Trackboyzの創るサウンドって僕は好きだったので、今またこうやって聴き返してもカッコイイ光るものがありますね。Ebony Eyezも充分にカッコイイ、とても真っ直ぐ勝負でエロさもなければクレヴァーな感じでもなく、良い意味でも悪い意味でもスッキリしているというか、でもそれが聴き易さに直結していますね。


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06/19のツイートまとめ
roc_queen

最近Tumblr使ってない、彷徨っていないから。僕のTumblrは http://t.co/TDb5yXrS
06-19 00:14

豊胸したKelly Rowland画像: http://t.co/cDvSyZci
06-19 00:17

職場の二十歳の後輩に、50 Centの魅力はイマイチ分からないらしい。これが自分にとっては、物凄い衝撃だった。
06-19 00:18

僕は凄く50 Centは好きだけど、結局MixTapeは落とさず終い。やっぱり50にはメジャー一本でFightして欲しい、メジャーでドカンとセールスを築いてこそ50だと思う。
06-19 00:42

今度タワレコで買うアルバム、今のうちにリストアップしないと。買い忘れが発生しそう。
06-19 00:47

別にブログアップのペースは上げず、また古い作品でもやっていこうかなと。Ryan Shaw「Real Love」 http://t.co/iDPjNY3S
06-19 00:50

今度何買えばいい?
06-19 00:51

Photo: NellyとKelly Rowlandの「Dilemma」、後世に残るクラシック曲。双方にとって大きな曲、Beyonceではこうならなかったに違いない。 http://t.co/Vf7bqQsX
06-19 00:59

届く事への期待と不安、現品見ずの買い物って賭けですからね。
06-19 01:16

明日は朝早いから、寝ないと、なのに眠くない。いっそ起きてようか。♪「Brown Sugar」 - D'Angelo『Brown Sugar』 #inthemood
06-19 02:57

Continue

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Terry Dexter「Terry Dexter」
Terry Dexter

Detroit出身の実力ある美人女性シンガー、Terry Dexterの記念すべきデビューアルバム『Terry Dexter』を御紹介。Terry Dexterと単独で名前を聞くと、ちょっとピンと来る方は少ないかもしれません。がしかし、Terry DexterはJaheimの処女作収録の「Remarkable」でデュエット相手を務めたり、最近ではEric Benet『Love & Life』収録の「Everlove」で素晴らしいデュエットをしていたのも記憶に新しいのでは(鮮明)。Warner Bros.からリリースされた本作は特大ヒットこそしていませんが、そういう意味でも当時きっと大注目だったと思います、しかも美人ですし(結局)。
それではどんな曲が収録されてるのかなというと・・・・・・まずはJazze Phaが制作(ソングライトにJohnta Austin)を担当したビキビキと尖ったエッヂーなアッパーチューン「Better Than Me」でスタート、これがもうひんやりとクールで透明感のあるアップで、そこにTerry Dexterのソウルフルなんだけど潤んだヴォーカルが弾けてて、聴いていてすっごく鼓膜が蘇る一曲でツボ。「I Try」はあのBink Dog(後のB!nk)が制作を担当、パーカッションが散らばったスカスカしたトラックに突き刺さるギターの爪弾きがスパイシー、力強く唸る寸前なんだけどキュートでやはりジュンと潤いを含んだ歌声がクールさを増幅させます。少しフィルターのかかったブンブンビートが空間を裂き、その裂け目の中でぼんやりを灯るシンセサイザー音がなんとも艶やかで魅惑的な「You'll Never Miss Me... ('Til I'm Gone)」も素晴らしいな。ダウナーで音数の少ない感触がTimbalandっぽくもあるこの曲、制作はDarryl "Day" Pearsonが制作を担当しています。引き続きDarryl "Day" Pearsonが制作を担当の「Anytime」はプツプツと聴こえるレコードっぽいノイズがアクセントになった、純粋なピアノバラード。ですが所々にネットリ溶けるホーン音や粗いスクラッチ音が挿入されていたり、どこかHip Hopっぽいエッセンスも混じった実験的なスロウで、意外と変化球で面白いスロウに仕上がっていますね。「Stayed Away」はNate-LoveとBig Mikeが共同制作、真夜中に月明かりを頼りにそっと誰かを抱き締めるような、繊細で儚げで切ない温度がじんわりと鼓膜に伝わる官能的なスロウ(胸打)。「Alone」はなんとあのManuel Sealが制作した美しき珠玉のピアノバラード、キラキラと降り注ぐ満点の星空の輝きみたいに綺麗なTerry Dexterのヴォーカルがぐんぐんとハートに浸透して、それは次第に涙腺に伝わって痛みとなって零れて消えます(感動)。続く「Are You Feeling Me」もManuel Sealが制作を担当、ここではちょっぴりドラムパターンの効いた明るいポップ風味のミッドになってて良いアクセントに。またもやDarryl "Day" Pearsonが少し影のある妖艶な歪シンセを軸にした濃密ミッドを提供している「I Love You」も癖がある、でもTerry Dexterの歌声がとても澄んでいて綺麗なので、そういった(良い意味での)不純物を濾過し魅力的なトラックへと進化させていますね。「I Don't Need You」はまたまたManuel Sealが制作を担当、すーっと伸びてふわりと消えるTerry Dexterの優しい歌声(でも時に荒げて吠えたりもする)が心地良いドリーミースロウ。チキチキ系のビートを下敷きにしたサイバーなTLC風ミッド「I'm The One For You」はSauce & Angieのコンビが制作、いまだにこういう単純ループのミニマルな打ち込みサウンドが嫌いになれない僕がいます(佇)。最後を締め括るのは本作最多登場のDarryl "Day" Pearsonが制作した「Yeah」、骨太なグルーヴが絶妙なファンクチューンで低い声で囁く“いえー♪”のフックがループする、怪しさが病み付きのクールなダンスチューン。

確かに突き抜けた曲がないので印象は薄いですが、しかしアルバムとしては非常によく出来た優等生な一枚だと思います。冒険してない分、安定はしている、想定範囲内で纏まってしまってはいますがね。でもProducer陣も何気に良い才能が集結しているし、僕みたいに90年代R&Bを愛するリスナーはとりあえず持っておいて損は無いと思われます。しかしAmazonでこんな安く取り扱っているなんて、驚きですね、それも含めて買いです。