RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

04 2012
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Michael Jackson「Michael」
michaeljackson-michael.jpeg

誰もが認める“King Of Pop”ことMichael Jackson、彼の未発表音源を基に没後に発表された『Michael』を御紹介。本作『Michael』発売はかなりの物議を醸しましたね、亡くなったアーティストの音源を使って作品を創るというだけでも批判が起きるのに、本作ではその音源自体が“Michael Jackson(以降はMJと表記)自身のものではないのでは”と疑惑の声が噴出。しかもそんな疑問を投じたのが遺族側に多かっただけに、どうにもスッキリしないまま発売される形に。専門家によって紛れもなくMJ本人の声であると証明されたり、制作に携わったTeddy Rileyが歌声にエフェクト処理を施し過ぎたと謝罪したり、天国のMJも心を痛めたことでしょうね。
それでは非常に簡単ではありますが内容紹介に移ります・・・・・・まずは本作からの先行カットとなったのがAkonとGiorgio Tuinfortが共同制作(ソングライトにClaude Kelly関与)し、そのAkonもMJと歌声を重ねている「Hold My Hand」。いかにもAkonらしい陽光が降り注ぐ様に眩しくてキラキラ美しいメロディが優しく包み込み、MJとAkonのハイトーンなヴォーカルが一番星が瞬くように綺麗に淀みなく響き渡る、爽快なバラードです。生前にも何度とMJと仕事をしたTeddy Rileyが制作(Co制作をTheron "Neff-U" Feemster)の「Hollywood Tonight」は、MJ特有の“チャクワチャチャクワチャ♪”みたいな独特なビートボックスが炸裂し、そこにロックっぽく派手なエッヂーなメロディがガンガンぶつかるダンサブルな一曲。ピアノ鍵盤のゆったりとそっと心の琴線に触れるような優美なメロディが温かいバラード「Keep Your Head」、制作はC. "Tricky" Stewartが担当。野原を歩く子鹿の鼻のように少し震えるようなビブラートを使うMJの歌声はいつ聴いても慈しみ深く、聴いているだけで彼の優しい人柄が伝わって来て癒されますね。電話の受話器越しでMJが聴かせた貴重な音源を使った「(I Like) The Way You Love Me」はTheron "Neff-U" Feemsterが制作、受話器越しというフィルター効果で少し曇ったMJの口音ビートが随所に散りばめられ、晴れ渡った青空に丸い虹が架かったような鮮やかさと美しさがほのぼのと映える優良ミッド。Teddy RileyとAngeliksonが共同制作した「Monster」は50 Centが客演参加、クールでメタリックな電子音を装備したトラックに、バキバキとへし折る様に尖ったMJのヴォーカルと、50 Centのふてぶてしいラップが撃ち放たれる一曲。再びTheron "Neff-U" Feemsterが制作(Co制作にBrad Buxer)の「Best Of Joy」は最もMJらしい仕上がりの純朴バラードで、優しくそっと爪弾くアコースティックギターの音色に、柔らかくて甘いMJのファルセットがふんわり舞う一曲に。Teddy RileyとAngeliksonが共同制作の「Breaking News」、とにかくバチバチと火花を散らす様な激しい打ビートがカッコ良くて、これはやはりTeddy Rileyらしい趣向だしMJが踊るのを想像してしまうアッパー曲に。Lenny Kravitzが制作&客演で参加した「(I Can't Make It) Another Day」は、MJが完璧なロックシンガーであった事も証明した現代版「Dirty Diana」といった感じの一曲。Yellow Magic Orchestra「Behind The Mask」をサンプリングした「Behind The Mask」は今こうやって聴いてもサイケデリックで先鋭的、MJがそのサウンドと融合したがったのが(そしてそれだけ音楽にMJがアグレッシヴだった事が)よーく分かる一曲。最後を飾るのはMJ自身とJohn McClainが共同制作したアコースティックな美スロウ「Much Too Soon」、これはMJの素朴でハートフルな歌声が胸にじんわりと沁み入る素敵なバラードで、本当にMJらしさが香る真っ直ぐでハートウォーミングな、静かなエンディングを迎えます(感慨深)。

うーん、僕は普通にすべてMichael Jackson本人の歌声だと思うのですが、皆様はどうだったでしょう。作品のクオリティとしては、やはりMichael Jacksonの作品には遠く及ばないですが、それでもMichael Jacksonのヴォーカルをこうやってまた聴けただけでも嬉しい限り。最後に発表された『Invincible』が素晴らしい仕上がりだっただけに、本作のリリースを嫌がる熱心なファンも多かったですが、何より完璧主義者だったMichael Jacksonがこういう形での発表を望まないだろうというのが、作品発売の大きなネックだったかなと。でも聴けばやはりMJにまた出逢えた嬉しさが溢れますよね、これはもう仕方ない(微笑)。しっかしMichael JacksonとTheron "Neff-U" Feemsterの楽曲との相性が本作は抜群でした、もし生きていたらNeff-UやNe-Yoなんかと清涼なミッドや深いバラードなんか創っていたかも。


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04/25のツイートまとめ
roc_queen

Iggy AzaleaとAzealia Banks、字面だと、たまに混乱する。Azalea側にT.I.ついたら、Azealia側にも誰か付くかも。♪「Dangerous」 - Michael Jackson『Dangerous』 #inthemood
04-25 12:30

Photoset: Iggy Azaleaの今後は、デビュー盤となる『The New... http://t.co/eaBchm7G
04-25 12:51

このアルバムの中で、これが最もお気に入りだという人は通だ、とか誰かが言ってた気がする(朧)。♪「Keep The Faith」 - Michael Jackson『Dangerous』 #inthemood
04-25 12:59

僕はこれがすごく好きだ、だからiPhoneの着信音はこれの間奏ビートを使用(MJのブレス含む)。♪「Can't Let Her Get Away」 - Michael Jackson『Dangerous』 #inthemood
04-25 13:00

Christina Milian、やっぱり可愛いよね。http://t.co/Q5MtIXGd
04-25 13:04

みなMTばかり。♪「Will You Be There」 - Michael Jackson『Dangerous』 #inthemood
04-25 14:39

Category: 女性Hip Hop  Tags: ---

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Lisa "Left Eye" Lopes「Eye Legacy」
Eye Legacy

伝説となる寸前だった女性グループ、TLCの一員でありMCのLisa "Left Eye" Lopesの没後に発表された『Eye Legacy』を御紹介。休暇で訪れていた中米ホンジュラスで、Lisa "Left Eye" Lopes(以降はLeft Eyeと表記)が乗った車が木に衝突、30歳という若さで亡くなったLeft Eye。その悲劇的な事故が起きたのが2002年4月25日、日付が変わりましたが十年前の昨日だったのです(涙)。くりっとした眼がキュートで(左目を細める癖があったのが、その名前の由来だった様な)ありながら、恋人の家をに放火したりメンバー間に亀裂を走らせたりと、お転婆な印象も強いLeft Eyeは当時も今も人気者ですね。
という訳でさらさらと内容を触れておきたいなと・・・・・・音源としては未発表だった録音から、唯一のソロアルバム『Supernova』のヴァースも使われていますね。まずはThe Heavy WeightsとMarcus DLなる人物が共同で制作を担当した「Spread Your Wings」、ストリングスがゾクゾクする程に重厚に荘厳に練られた一曲で、本作の幕開けにはバッチリなのではないかと。SurefireとMarcus DLが共同制作した「In The Life」では、あのBobby Valentino(現在はBobby V)が客演参加という嬉しい驚き。ポカスカと乾いて透かして鳴らすパーカッションのトロピカルなメロディは、キュートだけどどこか刺々しく刺激的なLeft Eyeの小悪魔ラップと、Bobby Vの甘酢っぱくて清涼なヴォーカルと相性抜群で聴き易い(褒)。同じくSurefireとMarcus DLが共同制作した「Legendary」は、どことなくEminemチックな殺伐として廃工場っぽいスクラップ的シンセが重たく圧しかかる一曲。細くて華奢なLeft Eyeなんですが迫力は充分で、トラックに負けないタフなラップでビリビリ刺激します。再びThe Heavy Weightsが制作を担当した「Let's Just Do It」では、Missy ElliottとTLCが客演参加という興奮間違い無しのコンボ技が炸裂します(鉄板)。ピコピコと流麗に明滅しながら垂れ落ちる電子音のメロディがサイバーチックで、正にTLCが活き活きしそうなトラックでグッド。しっかしもしまだLeft Eyeが生きていたなら、絶対にMissy Elliottとかなりヤンチャでクールな暴走曲をやっていただろうと妄想してしまいますよね(T-Bozに正統派でスレンダーな楽曲をMissy Elliottが提供するのも夢だ)。「Block Party」はSurefireとMarcus DLが共同制作、ここでは現代の問題児であるLil Mamaが客演参加。「Listen」はAndrew Laneが制作の冷たく尖ったアイシーな一曲で、エッヂの効いたLeft Eyeの睨みつけるようなラップがグサグサと鼓膜に突き刺さりますね。ChamillionaireとBone Crusherというなんとも曲者揃いな戦線を張った「Bounce」も素直に面白い、SurefireとMarcus DLが共同制作のベタベタでドロドロ泥臭い電子音クラブバンガーチューンに、すばしっこいChamillionairとのしのし歩き回るBone Crusherとゲテモノな魅力が爆発しています(褒)。僕的に一番楽しみだったのがSurefireとMarcus DLが共同制作で、あのWanya Morris(Boyz II Men)が客演参加の「Let It Out」、悲しく繊細で今にも壊れそうなピアノ鍵盤の透き通ったメロディがたまらないし、タフに撥ね除ける様にラップするLeft Eyeを、温かくギュッと包み込む様なWanya Morrisの情感溢れる美声が胸を打ちます。しかしそれをも凌駕するような完璧な仕上がりとなったのが「Through The Pain」、なんとRyan TobyとClaudette Ortiz(共にCity Highのメンバー)が揃って参加しているのですから(失神寸前)。ピアノ旋律を軸にしつつも胸の鼓動にも似た熱く迸るビートが活きたミッドで、優れたシンガーであるRyan TobyとClaudette Ortizの澄み切って輝く美しいヴォーカルが潤いたっぷりに仕立てています(素敵)。SurefireとMarcus DLが共同制作の「Forever」は木漏れ日みたく優しく光るメロディにハンドクラップを散りばめたアコースティックなミッドで、Add Vocalを務めるKallil Giovanniなる男性シンガーのソウルフルでシャイニーな歌声が最高です。Andrew Lane制作でクルクルヒラヒラと舞い踊る様なギター弦の細いメロディが華やかな「Neva Will Eye Eva」も、途中でロック調になったりととても奇天烈なんだけどクールにまとまった一曲で良し。既出曲をよりスロウにメランコリックで哀愁たっぷりに仕上げた「L.I.S.A」は、原曲となる「Let Me Live」を知っているとより旨味も倍増するであろうRemix的な一曲。ここからはボーナス曲扱いで、原曲に流麗で煌びやかなストリングスを重ねる事でお姫様チックな綺麗さが眩い「Let's Just Do It (Remix)」、テクノポップなギラギラメロディに乗っかりLeft Eyeが電光石火に斬り込む「Crank It」の二曲を収録。
本作にはあともう一枚DVDが付属しておりまして、そこにはほぼプライベートなLeft Eyeのリラックスした表情が撮影されていて、貴重といえば貴重な映像集となっております。でも出来ればPVとかライヴ映像なんかを収録して欲しかったというのが本音、まあ我慢。しかしLeft Eyeが鼻歌を口ずさむシーンがあるのですが、結構しっかり音程とれていて上手かったのがちょっと驚きでした。

没後のアルバムとなると、アーティストの意向が汲まれない(汲めない)事から敬遠されがちなんですが、このアルバムは普通に良い出来映えでした。Left Eyeはソロでアルバム『Supernova』を一枚発表していますが(レーベルと揉めて全米でのみ発売されなかった筈)、その『Supernova』よりももしかしたら仕上がりはスマートなのではないかと(惜)。でもやっぱり『Supernova』を聴いてからこちらを聴くのをお薦めします、Remixっぽい感じで違いを楽しむと乙かもですね。没後作品だからといって食わず嫌いせずに、彼女の命日をキッカケに貴方も聴いてみては。Lisa "Left Eye" Lopes、御冥福を御祈り致します。