RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

03 2012
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Michael Kiwanuka「Home Again [Deluxe Edition]」
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英BBC放送が主宰する名物企画“Sound Of 2012”で見事に優勝を果たした、Michael Kiwanukaの記念すべきデビューアルバム『Home Again』を御紹介。この“Sound Of”ではこれまでにAdeleやJessie J、それからJames Blakeが見事に優勝し、その後にブレイクを果たしていますよね(由緒)。North LondonはMuswell Hill出身の24歳(僕より年下だったとは)、最近のUKはまたかなり隆盛していて目が離せませんねー。Bill Withersに多大な影響を受けたというMichael Kiwanuka、ここ最近また顕著になっているオールドソウルへの回帰に更に拍車をかけるかもしれませんね。
それではさらりと内容に触れておきましょうか・・・・・・さて、本作を紐解く上で重要なのが製作陣、全曲の制作にMichael KiwanukaとPaul Butlerが携わっております。Paul ButlerはAaron FletcherとのデュオでThe Bees(またの名をA Band of Bees)なるバンドを組んでいた人物との事、申し訳有りませんがそれ以上の事は知りません(無知)。まずは冒頭を飾るのが「Tale Me A Tale」、少しザラザラと掠れた声を喉の奥で鳴らすMichael Kiwanukaは、往年のソウルシンガーに匹敵する重厚感で、周辺の空気をあっという間にまろやかに仕立てます。アコースティックギターのポロポロと零れるような弦音に心が浄化される「I'm Getting Ready」は、まるで野を吹く春風のような温かさが心地良くて、思わず瞼を閉じて空気をカラダいっぱいに吸い込んでリラックス(癒)。マッタリと静かに寄り添う様に歌い上げるMichael Kiwanukaのヴォーカル、木漏れ日の下で街道を散歩するようなリズムが素敵です(爽快)。「I'll Get Along」はほのぼのとした空気の流れる中、若草の匂いにも似たMichael Kiwanukaの淀みの無い歌声が揺れる、フォーキーなミッドチューン。「Rest」は完全にフォークソングですけどソウルフル、小さな清流のせせらぎみたくゆっくり静かに流れるMichael Kiwanukaのほっこりとしたヴォーカルが、ひび割れたハートの隙間から沁み込んで、次第に潤いを与えてくれます(蘇生)。芝生と広葉樹が綺麗に生え並んだ、広大な自然公園を歩いてるような爽やかさが眩い「Home Again」。珈琲から立ち上る湯気みたいな、芳しい香りと温もりを帯びたMichael Kiwanukaがたまらなく神懸かりですね(崇拝)。鍵盤の緩やかな流れと南国風の穏やかで暖かい空気感がマッチした「Bones」、ちょっぴりドゥーワップな雰囲気もあってなんだかウキウキワクワクしてしまうノリでグッド。なぜか日本の昭和を想い出してしまいそうなぐらいの純粋フォーク曲「Always Waiting」、やはりこう聴くとソウルというよりフォーク寄りのシンガーなのかな。白黒映画のエンディングに流れそうな繊細にしてドラマチックで情感溢れる「I Won't Lie」、満天の星空の下で夜風に当たりながら聴くような、そんなキラキラと輝くロマンチックさがたまりませんね(陶酔)。哀しみを帯びたメロディの「Any Day Will Do Fine」は、ウイスキーをちびちびと啜りながら聴く様な哀愁たっぷりなスロウ。最後を締め括るのはアコースティックギターの爪弾きが静寂の中にジーンと響き渡る「Worry Walks Beside Me」、酒場の片隅でピンスポを浴びながら、切々と深々と歌い上げるMichael Kiwanukaの姿が目に浮かびますね(情景)。ゆっくりと噛み締めるようにメロディを紡ぐMichael Kiwanukaの艶やかなヴォーカル、聴いているだけで何故か胸が熱くなって、涙がポロポロと零れ落ちそうになります(響)。
とここまでが本編の内容で、僕が購入した“Deluxe Edition”にはもう一枚CDが付属しておりまして、“Ethan Johns Session”盤がボーナス追加。「They Say I'm Doing Just Fine」「Now I'm Seeing」「Ode To You」「I'll Get Along」「I Won't Lie」の五曲を収録していて、多分その名の通り生音セッション版なのでしょうが、本編のサウンドとなんら変わりがない気がします(笑)。そのぐらいに本編が生音演奏でゆっくりじっくりの直火焙煎で創られているんですよね、これならライヴDVDを付けてくれたら良かったのになー(我侭)。

好きだなあー、この温もり、優しさ、まろやかさ。こういったサウンドのソウルに慣れ親しんでいた訳でもないのですが、なんだか心が和むし落ち着くんですよね。木目調のアンティークソウル、ウッディなソウルと形容すべきでしょうか(個人的見解)。最後の方にも触れましたが、ゆっくりじっくり直火焙煎で練り上げられた生粋のフォークソウル作品です(落着)。こういう人も音楽シーンには必要、なんだかほっこりしたまろやかな気分になってしまいましたね(安眠)。ちなみにまだ国内盤は発売されておらず、その予定も無いみたい、是非とも歌詞対訳付きで発売して欲しい(切望)。


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03/28のツイートまとめ
roc_queen

Fun.聴いてたら眠れなかった、聴き入っちゃって。なんか好きだな、この音。♪「Stars」 - Fun.『Some Nights』 #inthemood
03-28 01:59

今日はずっと憂鬱です。♪「涙とたたかってる」 - DREAMS COME TRUE『The Swinging Star』 #inthemood
03-28 15:12

Joy Denalaneの新作には、遂にBilalが参加しているのか。嬉しい。♪「Men In This Town」 - Shakira『She Wolf [Bonus Track]』 #inthemood
03-28 15:36

Shakira、Roc Nation経由で早くアルバム出さないかな。♪「Lo Hecho Esta Hecho」 - Shakira『She Wolf [Bonus Track]』 #inthemood
03-28 15:48

物凄く沈んだ気分の時に限って、部長が視察に来てる、面倒な。♪「Gypsy」 - Shakira『She Wolf [Bonus Track]』 #inthemood
03-28 15:49

晴れてて暖かい、花粉症の僕には辛いけど、気持ち良さそう……はぁ。でもShakira日和だな。♪「Islands」 - Shakira『The Sun Comes Out [Bonus Tracks]』 #inthemood
03-28 15:51

えっ、Dawn RichardってDirty Moneyを離脱してたの?♪「Smoking Gun」 - Daley『Those Who Wait』 #inthemood
03-28 19:33

久々に聴いたけど、やっぱりJessie Jって素敵なんだよなぁ。♪「Who You Are」 - Jessie J『Who You Are [Bonus Tracks]』 #inthemood
03-28 23:43

Photo: Azealia BanksがGQ誌を飾った、これだから女性の変貌ぶりは怖い。 http://t.co/XjkUlWJI
03-28 23:48

Photoset: Taylor Swift×T-Painという異色な組み合わせ、Taylor Swiftの脚に視線が行ってしまうが、音楽でももっと沢山コラボして欲しい。 http://t.co/yb9zgruZ
03-28 23:52

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Lana Del Rey「Born To Die」
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New York出身の25歳の美しきシンガーソングライター、Lana Del Reyの記念すべきデビューアルバム『Born To Die』を御紹介。YouTubeで発表されたPV「Video Games」が各方面で称讃を浴び、瞬く間に音楽界期待の新星となったのがこのLana Del Rey。英NMEにおいてこのPVは年間ベストトラックとベストビデオの両トップを飾り、米Pitchfork誌でも、年間ベストトラックの第19位に選出され話題に。普段の僕が聴く音楽の範疇ではないのですが、それでもやはりLana Del Reyの存在感(音と容姿と佇まい)にはグイグイと惹き込まれてしまった訳でして。この無表情な端正な顔立ちがなんともミステリアスで魅力的、白いシャツから少し透ける赤いブラ(?)がなんだか挑発的で刺激的。
それでは簡単に内容を紹介しておきます・・・・・・先に述べておくと、なんとも難解な音楽だなという印象。Lana Del Reyは自身の音楽を“Sadcore”と位置づけているらしいですが、音楽に詳しくない僕にはそのカテゴリが何なのかさえ不明です(苦笑)。まず本作を紐解く上で驚いたのが製作陣、一曲を除くほぼ全曲を手掛けているのは、あのEmile Haynieなのです。Emile Haynieといえば、Kid Cudiのアルバムでその手腕を振るっていたProducer、これはちょっと意外で嬉しい驚きでした。まずはそんなEmile Haynieが制作した楽曲から御紹介、まず冒頭を飾る「Born To Die」がそう。しかもこの曲、StringsにLarry Goldが参加していて、その繊細にして優雅なメロディラインは確かにLarry Goldの芸術性。そんな美しい弦の旋律も、Lana Del Reyのじめっと暗くて陰鬱な歌声で緩やかに捩じ曲げられ、しまいには朽ちて堕ちてゆく様がなんだか美しいという不可思議さ(洗脳)。生と死の狭間を揺れ動くような、そんな危なっかしさがヒリヒリと肌を刺す毒々しくも鮮やかなスロウ。Patrick Bergerと共同制作の「Off To The Race」はドコドコと叩かれる泥臭いビートに塗れながらも、キラリと刺す様な輝きを放つLana Del Reyの華麗な歌声が美しい一曲。悲哀に満ちた深く痛々しいヴォーカルで愛の深さを告げる「Blue Jeans」、愛を繰り返し囁くもそれはけして烈火の様でなく、静かに青白い炎をちらつかせる微熱程度のもので、とても可憐で病的にさえ感じる魔力を秘めています。「Diet Mountain Dew」はCo制作であのJeff Bhaskerが参加(StringsにはLarry Gold)、硬質なビートにドロドロと爛れるようなLana Del Reyの熟れ切った果実のような、舌に纏わりつく様な甘さが癖になるHip Hopっぽい要素も含んだミッドチューン。スルスルと解けるようなストリングスと花火の上がるパチパチ音で始まる「national Anthem」はAdditional ProductionでJeff Bhaskerが参加(StringsにLarry Gold)、教会の中で歌われるような荘厳にして聖なる響きが力強く鳴る、神々しくも迫力のある一曲。Co制作にRick Nowelsが参加した「Dark Paradise」は、過去の愛に囚われたままの女性の悲しくも切ない心情を謳った暗黒のバラード。モノクロの残像に似たLana Del Reyの哀しみに溺れた歌声が、哀しみが深ければ深い程にたまらなく綺麗だというこの矛盾。いや、心の傷こそ最も美しい音色なのだと、それこそがより現実的で人々の胸を突き刺すのだと思います(意識昏睡)。「Radio」はAdditional ProductionでJustin Parkerが参加、こうやって聴いているとLana Del Reyのヴォーカルは時に柔らかくも凍りついた様にも変化するのだと実感(温度差)。Add制作にJeff Bhaskerが参加した「Carmen」、万華鏡を覗いた時のように目まぐるしく色彩を変調させるヴォーカルとメロディが、次第に聴き手の意識を蝕み白昼夢へと誘うブルージーなスロウ。ふわふわと舞う羽根のようなLana Del Reyの歌声が艶やかな「Million Dollar Man」はChris Braideと共同制作、ここでのLana Del Reyの吐息にも似たヴォーカルはとっても色情的で見事。Co制作にRick Nowelsが関与した「Summertime Sadness」、すべての景色がスローモーションで流れてゆくような、だからこそその揺らぎに躍動感を感じてしまうといいますか(困惑)。あのAl Shuxと共同制作したのは「This Is What Make Us Girls」、退廃的な引きずる様なメロディがザクザクと途切れて響くダークな一曲。華やかさの中にも影を落とすLana Del Reyの歌声が細く綺麗な「Without You」、優しいのか冷たいのか分からなくなってしまう、掴もうとするとひらりとかわされる様な脆いサウンド&ヴォーカル。子供っぽい無邪気さがかえって不気味な響きを増幅させているゴシックスロウ「Lolita」、Co制作にはLiam Howeが関与していますね。最後を締め括るのはLarry Goldも関与した「Lucky Ones」、天に昇る様な透き通ったLana Del Reyのファルセットが煌びやかなクリアなスロウ。とこれだけの楽曲にEmile Haynieが関与、こうなると本作の好き嫌いは結構はっきりと分かれるでしょうね(必然)。Emile Haynieが唯一関与していないのが、話題となったシングル曲の「Video Games」なんですよね。Robopopなる人物が制作したこの曲、ゆっくりと冷たい水の中に沈んでいくような、それと同時にだんだんと意識が遠のいて別世界へと吸い込まれるような、なんとも不思議で深淵なドリーミースロウ(溺)。

なんと表現したらいいのだろう、この暗さ、影、モノクロ、どこまでも奥深いスケール感、とっても気になります(笑)。新しいものとか、新鋭とかいったものにはどうも拒否反応を起こしがちな僕ですが、Lana Del Reyの独特な世界観(音楽)は意外とすんなり聴けたのが不思議。気品溢れる芳しい香りを漂わせる(しかしそれは時として、毒々しくて危険)、媚薬にも似た“パルファムソウル”とでも形容しましょうか(個人的見解)。黒い絹のドレスのスリットかた覗く白く生々しい脚、その肌の奥にうっすらと浮かぶ血管の蒼さが持つ冷たい美しさ、そんな感触をこの一枚に感じます(意味不明)。製作陣もEmile HaynieにJeff BhaskerにAl Shuxと(もっといえばLarry Gold)、僕の気になるProducerばかりが揃い踏みで、そこもこの一枚をループしている理由かな。まあLana Del Reyの美貌が僕のお気に入りの最大ポイントでもありますが(阿呆)、人形の持つ綺麗で芸術的なんだけれど無表情で哀しげな表情みたいなサウンドと言いますか(意味不明)。しかし、けしてスルーする事の出来ない魔力を放っていますね(媚薬)。哀しさは美しさ、痛みは愛であり生命かな。