RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

12 2011
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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12月4日はJay-Zの誕生日
jay-z-420.jpeg

本日12/4は帝王Jay-Zの誕生日であります。
という事でそんな誕生日を冠した曲、Jay-Z「December 4th」の訳詞をここに掲載させて頂きます。

(語り:母)
ショーン・カーターは12月4日、四人兄弟の末っ子として産まれました
重さは10ポンド8オンス、なんの痛みもなく産まれて来たことで、
彼が特別な子供だと私はわかりました

死んで初めて本当に惜しまれるというが
俺はこの曲が終わったらもう行くぜ
そのうちJについて何も気にする必要はなくなるさ
ともかくなぜ俺がそうしたか教えてやる
俺はグロリア・カーターとアドニス・リーヴスの息子として正を受けた
彼らシカモアの木の下で愛を交わしたんだ
おかげで俺がよりシッカーなMCになったってわけ
産まれた時には10ポンドあったんだ
出産じゃお袋に痛い思いをさせなかったっていうけど
その後は何年も辛い時期を過ごさせてしまった
彼女にとって初めて本気で怖い思いをさせた事もあったし
俺がこの世にやってきたことでその埋め合わせをしたんだ
彼女は俺の生の目的を知っているというけど
そんな代物じゃないんだ、俺は完璧なんかじゃない

コーディネートの行き届いたシャツを着たりなんていう贅沢も出来ず
惨めな思いをしてたこともあった
だが俺にはやらなきゃならないことがあった
素顔の俺は親父がいなくなってボロボロに傷ついていたから
学校じゃ成績も良かったし
その気になれば利口なふりも出来た

だが何かに直面すると頭をもたげる悪魔が
俺の奥深くに潜んでいたのさ

(語り:母)
Seanは内気な子供でした
スポーツが好きで自分で自転車の乗り方を覚えました
それは特別な事でもないでしょうけど
彼の変化に気付いたのは私と夫が別れた時でした

その頃には先生達も俺の事を探し出せずにいたし
お袋が俺を叩いたところで親父に会えない痛みほどではなかった
そこで俺は体に染み付いていた運命を辿ることになった
ピンプゲームにはまると
俺のあの世の中をクソも気にしない程の自己防衛が始まったんだ
ヘイヴンが俺をドラッグゲームに招き入れ
スパニッシュのホセが俺にコカインを分けてくれた
これで俺も立派なハスラー、イカした洋服も着れるようになったし
羽振りのイイ奴らとツルんで
ライトスキンの可愛い女達が俺を愛してくれたんだ
自尊心も天まで舞い上がった
戦利品だってたくさん、ある女は刑務所送りになった彼氏のボルボをくれたし
それからショウで稼いだ金でお袋を叩いたこともあった
あの冴えないジャズには一文も支払われていないことも知ってたけどな
当時はラップのスキルでどんどん頭角を現した
だけどそれでもクラックゲームが一番の関心事だったし
96年でやっとラップのキャリアが順調になり
俺は言ったんだ
Ni***r共よ、俺はここまで来たぜ、あばよ、って

(語り:母)
ショーンはキッチンでテーブルを叩きながらラップしていました
真夜中の突拍子も無い時間にですよ
それで私が彼にラジカセを買ってあげたら
他の子供達はうるさくてかなわないとこぼしていましたが
それは私なりに彼をトラブルから遠ざけ
近くに置いておくためにと思っての事でした

ラップゲームも色々味わったあの美酒もこれきり
アドレナリンほとばしる、血が沸き立つあの感触
警官がいつオープンカーに抜き打ち捜査に現れるかも分からない中で
お前を狙うなんて容易い事さ
1日と15日以外は似た日なんてものはないんだ
信頼なんて言葉を俺達が口にすることなんて滅多に無い
ハスラーは眠らない、片目を開けたままで休むんだ
日照りになって井戸が枯れた時に初めて男の価値はわかる
喉の渇きを抑えながら水を得る事を学ぶんだ
ヤクのために死体袋に入れられる羽目になり、若いブラザー達の薬指が切られたりすることもあった
母親達に奴が本当に殺されたってことを見せつける為に
ラップを本気でやってみようと決意するまで
俺はそんなストレスと共に生きてきた
今まで下した間違った判断と俺が弄んだシスター達の事を
許してもらえる様に祈るのみさ
だって今でも当時のことは頭からこびりついて離れないんだ
だけどそれは誰のせいでもない
決断したのは俺だし、この人生は俺が築き上げた
人生に選ばれるよりマシだ
俺を理解出来ないようなら
お前のものの見方は終わっているってことを受け入れられない
きっとお前は俺が死んでから俺の事を好きになるんだろうよ

お前のものの見方は終わっているってことを受け入れられない
きっとお前は俺が死んでから俺の事を好きになるんだろうよ

引用:『The Black Album』歌詞対訳



過去のJay-Z作品記事は以下のリンクから御覧頂けます。

『Reasonable Doubt』記事
『In My Lifetime, Vol. 1』記事
『Vol. 2... Hard Knock Life』記事
『The Blueprint』記事
『The Blueprint 2』記事
『The Black Album』記事
『Kingdom Come』記事
『American Gangster』記事
『The Blueprint 3』記事
Jay-Z『Reasonable Doubt』発売から15周年

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12/03のツイートまとめ
roc_queen

Photoset: Keshia Chante、この胸元強調にどうも弱い。 http://t.co/7etQof5t http://t.co/YqjY46Q8
12-03 01:00

Photo: 愛とは何ぞや。 http://t.co/WdYkkCXG
12-03 01:50

Photoset: いつも見て思うのだが、Nicki Minajのこのお尻は、本物なのだろうか? http://t.co/mL4X9Sq3 http://t.co/Af4zsU3r
12-03 11:37

Roscoe Dashのメジャーデビュー作が楽しみ。フルアルバムなら尚更嬉しかったけど。♪Now Playing - Phonte「Who Loves You More Feat. Eric Roberson」『Charity Starts At Home』 #inthemood
12-03 15:30

そろそろ年間ベスト10枚を決めないと。年内に書けない、一年の締め括りのお楽しみなんです。♪Now Playing - Wiz Khalifa「Wake Up」『Rolling Papers』 #inthemood
12-03 15:49

やはりDr.Dreが来日中止したのは、許せない。行く予定でもありませんでしたが(笑)。♪Now Playing - Alexis Jordan「Habit」『Alexis Jordan』 #inthemood
12-03 19:29

何気にWaka Flocka Flameの次なる新作、楽しみだな。DMX参加の報も面白過ぎる。♪Now Playing - Alexis Jordan「How You Like Me Now」『Alexis Jordan』 #inthemood
12-03 19:55

Category: 男性Hip Hop  Tags: ---

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Drake「Take Care」
drake-take-care-album-cover.jpeg

Hip Hop界に突如として出現し、もはやトップスターの仲間入りを確実に果たしたDrakeの通算二作目となる『Take Care』を御紹介。彼が09年に発表したMixTape『So Far Gone』は今や傑作と謳われ、その時に既に今の地位は確立したも同然だったDrake。その後、Lil Wayne率いるYoung Moneyに加入し2010年に『Thank Me Later』をリリース。それからおよそ一年という短いスパンで発表されたのが本作『Take Care』、ここ数年でどれだけDrakeが活躍を大きくしているか一目瞭然ですね(驚異)。皆が口を揃えて絶賛するDrake、なので天邪鬼の僕としてはあまり応援する気になれないという宿命に(笑)。しかしそんなDrakeもデビュー作がヒットしてからの二作目、“二作目で低迷する”というジンクスを果たしてDrakeは打ち破れたのでしょうか。ちなみにゴールドを基調としたこのジャケット、僕は結構好きだったんですが、世間ではあまり良くなかった様な。
それでは僕の拙い感想をここに書いておきますと・・・・・・まずはNoah "40" Shebibが制作(Co制作にChantal Kreviazuk)の静寂ピアノスロウ「Over My Dead Body」でそろりと幕開け、ひっそりと静まり返った部屋にぽつんとピアノ、それを指でなぞりながら冷たい目をして横たわる誰かを見つめている、なんというか美しさの中にも毒々さをも感じる美曲。Drakeの甘くも脆く朦朧とした飴色のヴォーカルがとろけて消える「Shot For Me」、制作はNoah "40" Shebibが担当。まるで水の中に沈んで耳を澄ましている様な不思議と曇った電子音、それがキラキラと仄かに輝きながら熱を失うイメージ、Drakeのジットリと低く囁くラップは、先述の柔らかな歌フックと相俟って奇妙なコントラストで色めきます。Matthew "Boi-1da" Samuelsが制作(Add制作にNoah "40" Shebib)した「Headlines」は、ビビビビビとちょっぴり痙攣する様な電子音をキラキラと明滅させ、そこにゾクゾクする様なストリングス模様のシンセとチキチキビートが交錯、Drakeの蛙声のラップがじわじわ迫るミッド。Carlo "Illangelo" MontagneseとNoah "40" Shebib、そしてThe Weekndが制作と客演で関わった「Crew Love」は音楽界全体で考えても最重要曲。闇にぽかんと浮かび上がるキャンドルの金色の炎が灯し描く空無感というか、見事なまでに静寂を切り取りメロディとして裁縫した妖艶なドレス曲は艶やかの一言に尽きる。そんな中でもDrakeの登場では脳裏にズキズキと疼きそうなタフなビートをキックする、貪婪なこの感触は後引くものがありますね。Jamie "xx" SmithとNoah "40" Shebibが共同制作した「Take Care」ではRihannaが客演参加、ここではGil Scott-Heron「I'll Take Care Of You」をサンプリング使用。どこか遠くの方で聴こえるピアノ鍵盤の切なく身を捩らす様なメロディ、どうしようも出来ず、止められずに疾走するビートが今にも壊れそうな愛みたく。この曲をDrakeとRihannaが謳うというのも面白い、Drakeの引きずる様なラップと、Rihannaの引き離す様なフラットなヴォーカル、この二つの声の微妙な距離感に焦燥を感じます。仄暗く冷たい水の底に沈みながら、じっと光明の差す方を見つめ空を掴む様な、ぼやけて輪郭など無い電子音の消滅感が美しい「Marvins Room」。Noah "40" Shebib制作のこのメロディは言わずもがな素晴らしい、そしてまた恋に破れた男の病的な愛情の歪みと末路を演じるDrakeも良い。「Under Ground Kings」はT-MinusとNoah "40" Shebibが共同制作、幾重にも連なり絡まりゆく色彩豊かなメロディはどこか日本的な美しさを感じたり。親玉であるBirdmanを客演に迎えた「We'll Be Fine」もNoah "40" Shebib制作、グエッグエッと谺する変てこな声ループとノイジーで退廃的なシンセが灰汁が強い。ソワソワと辺りを徘徊する冷たいゴーストチックな電子音の濃霧がミステリアスな「Make Me Proud」はT-Minus制作、しかもここではNicki Minajも召還、ジワジワと聴き手を浸食し毒する混沌としたメロウを展開。Rick Rossを客演に招いた「Lord Knows」はなんとあのJust Blazeが制作を担当、いかにもJust Blazeらしい荘厳にして流麗なフルスーケルなソウルフル曲で、この中にあっても全く違和感のない辺りは流石な仕上がり。全てを飲み込み蒼天へと溢れ返すサウンドの中でも、やはりこの二人は圧倒的な存在感で乗り切るから凄い。Noah "40" Shebib制作の「Cameras」ではJon B「Calling On You」をベッタリとサンプリングという飛び道具、そんな原曲の色香をそのままに、しっかりと官能的で肉感のある濡れたメロウを展開。「Doing It Wrong」はNoah "40" ShebibとNoel Cadastreが制作を担当(HarmonicaでStevie Wonderが参加)、ツーっと背筋を伝う汗の様なもどかしさと悩ましさが共存する、ベッドに身体を深く沈めて死んだ様に眠る感覚に陥る恍惚スロウ。ロゼ色に艶やかに輝くまろやかな口溶けの極上スロウ「The Real Her」はNoah "40" Shebibが制作、客演にはLil WayneとAndre 3000という無敵艦隊級の布陣でトローリと侵略。繊細にして悩ましい曲線的なシンセサイザーが、奥行きたっぷりの空間に放たれてすべての秒(とき)を止めてしまう瞬間的なスロウで、DrakeもWeezyも勿論カッコイイけれどやはりラストを飾るAndre 3000が神懸かり的に突出して感じてしまうのは愛嬌。Jazzyで御洒落なピアノ鍵盤のパール粒みたいな音色がたまらなく華やか且つジューシーな「Look What You've Done」はPlaya「If You Scared, Say U Scared」をサンプリング、こんな流麗でクラシカルな楽曲をあのChase N. Casheが制作したとは信じ難いぐらい(Add制作にNoah "40" Shebibが関与)。Drakeのノンストップで突き破り進む高速スピットが面白い「HYFR(Hell Ya Fucking Right)」ではLil Wayneが参加、T-Minus制作のプラスチックっぽいクリアな電子チューンではLil Wayneが有利に滑っているかも。Noah "40" Shebib制作の「Practice」、内省的なDrakeの囁きフロウが響き渡ります。最後を飾るのはNoah "40" ShebibとThe Weekndが共同制作の「The Ride」、微笑みながら別離された空間へ浮遊し消えてゆく様な、透き通って純度の高い結晶シンセが煌めくスロウ。

愛、寝室、喪失、目眩、残響、シャンデリア、本作を聴いていて連想する単語。いつにも増して全く意味不明なアルバム紹介となってしまったDrake『Take Care』(笑)、僕では説明できない芸術的な美しくも冷たい世界観で魅了されました。ハッキリ言って聴くまではあまり期待していなかったのですが、聴いてDrakeを皆が絶賛する理由が分かりました。本作は本当にDrakeの嗜好&思想が反映された一枚なのでしょうね、前作よりもよりDrakeらしかった気がします、Drakeをよくは知りませんが。Drakeがほぼ専売特許を持っている感のあるこのメロウでアヴァンギャルドな世界観、多分これからもっとこういうテイストを模倣(言い方が悪いか、取り込む)MCも多くなるかもしれません。しかしそんな他の追随を許さない完璧に近い世界をもうDrakeは掌握しつつある、そう感じさせる素晴らしい一枚です(称讃)。しかしこれがHip Hopなのかと言われると難しい気もしたり、どちらかというとR&B軸な気もしますね(困惑)。皆の絶賛も深く頷ける、高尚でアーティスティックな一枚です。