RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

09 2010
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Will Smith「Born To Reign」
willsmith-born.jpg

愛娘のWillow SmithがRoc-A-Fellaに所属する事が決定した、Will Smithの通算三作目となる『Born To Reign』を御紹介。この頃のWill Smithは映画『Independence Day』『Men In Blacl』『Wild Wild West』『Ali』『Men In Black II』等の主演を務め、ハリウッド俳優として確固たる地位を築き上げていました。そんなWill Smithが俳優絶頂期に出した本作『Born To Reign』は、Will SmithがMCとしてのキャリアを大事にしているのがよく分かります。僕は俳優としてもMCとしてもWill Smithがかなり好き、やっぱり素敵ですよねぇ(憧)。
それでは気になる内容を御紹介したいと思います……まず本作を語る上で欠かせないのがTra-Knoxなる男性三人ヴォーカルグループ、ジャケットにも“Introducing Tra-Knox”と表記があるんですが、彼らTra-Knoxが各曲を素晴らしい歌声で彩っています(味噌)。まずは「Act Like You Know」はあのTim & BobがKraftwerk「Trans-Europe Express」をサンプリングし製作、流石はR&B仕事の多いTim & Bobだけにメロディはシンセを多用したスマートな流麗メロディ。しかしそこに重たく歪んだビートが組み込まれる事でより骨太なトラックに仕上がっていて、Will Smithの少し抑えた低音ヴォイスも冴えている一曲。ザキザキと鋭く掻き鳴らすスパニッシュギターが斬り斬りと舞うラテン調の「I Can't Stop」、製作はWill Smith作品では馴染みの深いPoke & ToneのTrack Mastersが担当。Gypsy Kings「A Tu Vera」をサンプリングしたスパイシーで情熱的なトラックもホットだし、Will Smtihの巧みな口技(MCとしてのスキルに入るのか分からないけれど、その遊び心がカッコイイ)が炸裂するしフックでのシャウトもインパクト大。そしてもう聴いた瞬間にやられるのが「1,000 Kisses」、製作はPoke & Toneで反則技でLuther Vandrossの名曲「Never Too Much」をベッタリとサンプリング(昇天)。柔らかくスウィートドリーミーなメロディラインが煌びやか、キラキラと輝く小粒のダイアモンド曲にWill Smithのしなやかで紳士的なスマートフロウが滑走する完璧R&Bマナーな一曲(惚)。このキャッチーさはPoke & Toneの得意技(というよりBad Boyの得意技)、Will Smithもこういうメロウ系のトラックにすごくお似合い。しかもこの曲ではWill Smithの奥方で女優のJada Pinkett Smithとデュエット、チョコの様に甘い吐息のようなJadaのヴォーカルとWill Smithが悩ましく絡み合うラヴソング、フックの“君が1000回口づけても足らないよ♪”が甘過ぎますよ(骨抜)。愛娘のWillow Smithがモチーフであろう「Willow Is A Player」、製作はTony DraftでサンプリングにThe Persuaders「Love Gonna Pack Up(And Walk Out)」を使用。Timbalndっぽいチキチキと鳴る硬質ビートの鳴りと、どこかCee-Lo(Goddie Mob)っぽいドロ~リとまろやかなメロディが泥臭い、サザン風味のソウルフル曲。Will Smithもここではいなたく煙たく歌声をくゆらせていて、Tra-Knoxのハーモニーも効いています。映画『Men In Black II』の主題歌となった「Black Suits Comin'(Not Ya Head)」はMark Sparks製作、これがバキバキ痺れるエレキロックトラックに乗せて頭を振りまくるバンガー曲で毛色が違って面白い、ここではTra-Knoxが客演としてクレジットされています。「How Da Beat Goes」はRico Andersonが製作、サンプリングにNewcleus「Jam On It」を使用。程よくレトロな近未来系のサイバーメロウにWill Smithのスマートなラップが滑る流麗曲でグッド、途中で挟まる口スクラッチ&Tra-Knoxのハーモニーフックがなんとも効いた宇宙船R&B曲。カラッと乾いたアコギ弦が切なくてちょっぴり胸を締めつける「Block Party」、製作はあのL.E.S.とHerb MiddletonでSly And the Family Stone「Family Affair」をサンプリング。どこか哀愁が漂う柔らかくも涼しげなトラックに、端麗過ぎるWill Smithのスマートラップがゆったり腰を掛けるスムージーなナンバーにうっとり(惚)。Tim & Bobが再び製作を担当した「Give Me Tonite」、Tommy Emmanuel「Classical Gas」を下敷きにした、アコースティックギター主軸の颯爽と駆け抜ける夜風の様なR&B曲がカッコイイ。“お前の一生は彼のものでいい、俺には今夜をくれればいい♪”とキメるフックが背筋ゾクゾクなカッコ良さ、ソフトで滑らかながらも、どこか寂しげで影のあるアダルトなメロディが印象的。Mark SparksとRob Chiarelliが共同制作の「I Gotta Home」、Steel Drumsの鳴りで少しカリブっぽい陽気さも兼ね備えたマッタリグルーヴな一曲。再びMark SparksとRob Chiarelliが共同制作の「Maybe」、煌びやかに降り注ぐ陽光の様な温かさのゴスペル×カントリー調のトラック。Will Smithもラップするというより、語りかける様な口調で“永遠に一緒にいるべきだって言われているみたいだ♪”と歌う、のどかで穏やかなソウルフルラヴソング。Rob Chiarelliが新たに電子ビートでエッヂーに構築し直した「Nod Ya Head(The Remix)」、派手に飛び散るホーンにガチガチなビートが乗っかるタフで荒削りなHip Hop仕様に大変身でしっくり来ます。加えて客演に女優兼シンガーのChristina Vidalも参加し、彼女の艶やかで色っぽいヴォーカルも曲に華やかさを増幅させていて素晴らしいです(勝)。Sauce For Nothin'が製作を担当した「Momma Knows」は西海岸っぽいスロウ具合が心地良い、車を転がす時に聴くとグッドかも。これらに加えて国内盤にはボーナス曲として「Nothin' On My Mind」を収録、これが晴れやかなサンシャイン曲でスッキリと清涼なドライビングチューンでかなり素敵な仕上がり。

“俳優が片手間でやっている”だなんていう認識がもしあるなら捨てて下さい、彼は元来から天性のMCなのですから(断言)。本作もWill Smithが本気で取り組んでいて素敵な仕上がりでした、Bad Boy作品が好きな方なら喜ぶであろうR&B寄りのトラックが多い一枚です。そんなトラックにWill Smithの高級黒スーツばりのスマートなラップもぴったりフィットしているし、なにより男性ヴォーカルグループのTra-Knoxが随所で良~~~い仕事していました(称賛)。彼らがデビューしていたなら絶対に聴いていたのになぁ、惜しいグループで御座います。

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