RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Raphael Saadiq「Raphael Saadiq As Ray Ray」
saadiq-Ray_Ray.jpg

Tony!Toni!Tone!やLucy Pearlなどの最高グループを経てProducerとしても活躍する、Raphael Saadiqの通算二作目となる『Raphael Saadiq As Ray Ray』を御紹介。このアルバムタイトルは、Raphael Saadiqの本名であるCharlie Ray Wigginsから取ったもので、彼の母親がRaphael Saadiqを呼ぶ時の愛称なんだとか。とにかく僕はRaphael Saadiqの作り出す味わい深いソウル曲が大好き(興奮)、あのしっとりと柔らかなミルキーな歌声も大好きで、Tony!Toni!Tone!の作品もLucy Pearlの作品も、いまだに繰り返し聴いています(特に後者)。映画『Uptown Suturday Night』をイメージしたというこのジャケットも極めてオシャレ、素敵で御座います。
それでは気になる内容を御紹介したいなと思います……一応最初に述べておきますと、全曲の製作をRaphael Saadiqが担当しております(天才)。まずは幕開けを飾る「Ray Ray Theme」はRaphael Saadiq主宰のレーベル“Pookie Entertainment”所属の女性シンガー、Joiが客演で参加(Kelvin Wootenと共同製作)。ビヨビヨとしなって跳ねるシンセビートが面白い泥臭いトラックがなんだかファンキー、Raphael Saadiqが途中でヴォーカルにエフェクト掛けて歌声伸ばす感じはOutKastのAndre 3000ぽかったり。ここでのJoiのあのハイトーンで攻める尖ったファンキー声が最高に痺れる。黒人アーティストShuggie Otisの名を拝借した「I Know Shuggie Otis」はエレキギターが唸りを上げてメロディを自在に曲げるソウルフルでロックな一曲、Raphael Saadiqのファルセットで漂う様なヴォーカルも最高にカッコイイ一曲。ビチビチと弾けるビートに笛音や鍵盤音がクールに滑って鳴る「This One」(Michael Angeloと共同制作)、Raphael Saadiqがボソボソと独り言の様に“この人が俺のお気に入りかもしれない♪”とシンプルに繰り返すフックがまたなんともクールなファンクを生み出していてグッド。「Chic Like You」(Michael Angeloと共同製作)では男性MCのAllie Babaを客演に起用、どことなく西海岸なG-Funkトラックに絡むAllie Babaのラップがなかなかスマートで乙で御座います。ドカドカと地べたを鳴らす骨太なビートにカラフル鮮やかな電子音がからむファッショナブルな「Live Without You」(Co製作にJake & The Phatman)は、まるでThe Neptunesみたいな華やかメロディにRaphael Saadiqらしいソウルを混ぜ込んだ極上のオシャレ曲(最高)。丸々したホーンも鳴る華やかで煌びやかなメロディも最高にキュートだし、“君無しでは生きていけない♪”と素直に歌っちゃうRaphael Saadiqの甘い歌声もすごく素敵なラヴソング(惚直)。スクラッチぽい音が後ろで終始ザクザク鳴る「Detroit Girl」((Michael Angeloと共同製作))も、クールながらも滑らかな優しいメロディも横たわる懐かしさ香るファンクメロウが最高にホット。本作の注目曲と言えるのはやはり、あのBabyfaceをデュエット相手に選んだ「Not A Game」(Kelvin Wootenと共同制作)でしょうね(断言)。ビヨンビヨンと跳ねるビートと流麗なストリングス、そして“ゲームはもう止そう♪”と離れてゆく彼女を諭す詩がすごく印象的な失恋目前の崖っぷち曲。ここで感じるのはRaphael SaadiqとBabyfaceの歌声が似ている事、どちらも高くて柔らかなミルキー声で僕の好きな歌声が見事に溶け合っていて素晴らしい(美味)。特に途中のBabyfaceの多重録音での歌フックは最高、こんなに素敵な組み合わせならもう何曲かやってほしかった(熱望)。僕のもうひとつの注目曲はやはり「Rifle Love」(Kelvin Wootenと共同制作)、だってTony!Toni!Tone!(厳密に言えば実兄のDwayne Wiggins)とLucy Pearl(厳密に言えばDawn Robinson)が揃って参加しているんだから(豪華)。乾いたアコギが紡ぐメロディにポワポワとドリーミーなシンセが絡むメロディが最高にまろやか、“君は俺のハートを撃ち抜いたんだ♪”と歌いながらバンッバンッ鳴る銃声がまた洒落てて素敵、Dawn Robinsonの歌声も相変わらず綺麗です(惚)。流れる様な煌びやかなストリングスがしとやかで美しい都会の夜曲「Chic」はTeedra Mosesと濃厚デュエット、ピアノ鍵盤の音も静かに繊細に響くクラシカルな装いで、Teedra Mosesの艶やかで美しい歌声に思わずウットリと溶けてしまう素敵なメロウ曲。続く「I Want You Back」(Co製作でJake & The Phatman)もTeedra Mosesがガッツリ参加、太く響くベース弦に絶えず鳴るカチャカチャ音がエッヂを効かすHip Hop風味の一曲。「I Love Her」(Co製作にJake & The Phatman)も流麗なストリングスが御洒落を演出するアーバンな一曲で、Raphael Saadiqのゆっくり間を取った歌い方と伸びやかなフックがすごく気持ち良くさせてくれるラヴソング。パーカッシヴなビートに爪弾くギター弦がフォーキーながらもファンキーなグルーヴも併せ持つ「Grown Folks」(Co製作にJake & The Phatman)、ここではRaphael Saadiqが終始ファルセットでハイに歌うのがかなりツボ。Raphael Saadiqが爪弾くギターが優しく響くマッタリフォーク「Save Us」、この独特な感覚もRaphael Saadiqならではの新曲。そして国内盤にはこれらに加えて、まるで劇中曲のように重たくもブルージーでドラマチックなRaphael Saadiqの語り曲「Desperately」を収録、これもなかなか燻し銀で僕は好き。

最初から最後までもう完璧な珠玉のソウルフルな一枚、といっても本作ではエレクトロファンクみたいな要素もあったりして、そこはこれまでのRaphael Saadiqとはちょっと一味違ったかも(稀少)。作詞作曲から楽器演奏までこなすマルチプレイヤーのRaphael Saadiq、そのうえ時代を自由に行き来して懐かしさ溢れる極上のソウル曲を作れるんだから、この方はやはり天才だと思います(絶賛)。本作も当然の事ながらかなりお薦め、最近のR&Bばかり聴く方でも比較的聴き易いソウルな一枚だと思います。過去と現代のソウルを繋ぐ貴重な存在、Raphael Saadiqの才能に触れてください(国宝級)。

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