RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

10 2008
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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T.I.「Paper Trail」
ti-p.jpg

Atlantaのみならず、サウスのみならず、もう完全にHip Hopを完全に手中に収めている伊達男、“King Of Hip Hop”(何人いるのだろう)ことT.I.の通算六作目となる『Paper Trail』を御紹介。既に六作目にもなるんですね、T.I.も立派なベテランで御座います。T.I.もJay-Zと同じく紙に書かず頭の中で詞を構築するスタイルらしいんですが、本作はデビュー作以来久しぶりに紙とペンを片手に製作したのだとか。
もはや余裕綽綽であろうと思われる本作の仕上がりは……まずはT.I.の盟友DJ Toompが久々に製作した「56 Bars(Intro)」で幕開け、T.I.はこの中で自身と同等のレヴェルにある(尊敬する)MCとしてAndre 3000、Notirous B.I.G.、Jay-Z、UGK、Scarface、2Pac、Lil Wayne、Common、Kanye West、Lupe Fiasco(!?)を列挙しています、うん成程。Chuck Dieselなる人物が製作を担当した「I'm Illy」で魅せる、いかにも悪そ~うなT.I.のフロウがたまらない。Christopher "Drumma Boy" Gholson製作のシリアスな緊張感がピンと張り詰める「Ready For Whatever」では銃火器所持事件について言及、やはりHip Hop界のトップまで登り詰めれば、それ相応の危険が伴うんですね(恐)。「On Top Of The World」では南部の王座を巡って敵対関係にあったLudacrisとB.o.Bが参加、Ludacrisがせっかく参戦するもJames "Nard" RosserとBrandon "B" Rackley製作のトラックがどうもしっくり来ない(残念)。もっとガッチガチな硬派トラックで攻め上げて欲しかった、ガチンコ勝負が聴きたかった。「Live Your Life」は要注目曲、あのO-Zone「Dragostea Din Tei」を冒頭&フックメロディにベッタリ使った面白い一曲。製作は僕の大好きなJust Blaze、この方のネタ選択&使用方法には度肝を抜かれますよね(笑)。しっかしここまで大胆ネタ(日本人からすると?)なのにちょっとしたカラフルさを添える程度に、恐ろしく格好良く仕上がっている、それもこれもRihannaの妖艶なファルセット使いの歌フックが成せる業ですよねぇ(絶賛)。電子音を繊細に組み合わせあのネタを上手く料理したJust Blaze、それをサラリと採用し乗っかったT.I.、まるで彼女の為に作られたかのような嵌り具合だったRihanna、三者三様で凄い良い化学反応でした(誉)。Jim JonsinがBill Conti「Redemption」をサンプリングした「Whatever You Like」も、サウスっぽい空間余裕のあるトロっとしたトラックながらメロディラインが美しいナイスな一曲。「No Matter What」はDanjaが製作の硬質ドラムにシンセ音が絡み並行する一曲、Timbalandに負けないDanja風味を確立してますね、どこかスウィートな味わいもたまらない。もうこのタイトル時点でインパクト大きいChristopher "Drumma Boy" Gholson製作の「My Life Your Entertainment」はUsherが参加、ここでもUsherはT-Painっぽい歌い口を披露するもUsherならではの存在感で圧倒。“僕の生き様が君のエンターテイメント♪”なるフックがんんとも痛快、T.I.にもUsherにも通じる詞で堂々と言い切る様が圧巻。Lil C製作の激甘メロウなトラックに酔い溺れてしまう「Porn Star」は最高に素敵、閃光差すような可愛くも鋭い電子トラックも文句無しだし、歌フックを披露しているRicco Barrinoなる男性シンガーが良い仕事してますよ(拍手)。「Swing Ya Rag」は何度も共演済みのSwizz Beatzが製作&ゲスト参加、低く構えてドカドカ鳴らす曲展開がカッコイイ、Swizz Beatzのラップも好きですしね。Christopher "Drumma Boy" Gholson製作の「What Up, What's Haapnin'」はHarvey Mason「Never Give You Up」をサンプリング、T.I.御得意のけだるくダラ~っと聴かせるフロウがカッコイイ。そして2008年を代表する最強ポッセ・カットと誉れの高い「Swagga Like Us」の登場、共演にKanye West、Lil Wayne、Jay-Zという当代きっての人気MCが揃い踏み(豪華絢爛)。この面子にKany Westが入るのはちょっと不満ですが(個人的見解)、M.I.A.「Paper Planes」のラインを拝借したこのぶっ飛んだトラックがKanye West製作だから仕方ないか。と言ってもKanye Westは実力のあるMCなんですよね、しっかしこのトラックは中毒性高い(依存)、このMC陣がマイクを回しているのも大きな要因ですが(笑)。Elvis "Blac Elvis" Williams製作でJohn Legendが参加した温もりある「Slide Show」はT.I.の新境地、力強く力漲るT.I.のラップとJohn Legendの柔らかな歌声が見事に融合したエモーショナルな一曲。「Dead And Gone」はJustin Timberlakeが製作(Co製作をRob Knoxが担当)&ゲスト参加、トラックアプローチは完全にTimbalandっぽいダークシンセ曲でちょっとガッカリ、T.I.とJustin Timberlakeならもっと素晴らしい曲が出来上がった筈なのに。国内盤にはこれらに加えて、James "Nard" RosserとBrandon "B" Rackley共同制作の流麗メロウ曲「Collect Call」と、Two Band Geeks製作のWyclef Jean辺りがやりそうなブルージー系「I Know You Missed Me」の二曲がボーナストラックとして収録されています。

う~ん、流石はT.I.様といった貫禄ある仕上がりで、大満足の一枚で御座いました(満腹)。マイナスな事件もありましたがなんのその、また軽々と記録を作り上げるんでしょうね。シリアスなものも、メロディ重視なものも、ギャングスタなものも、どれでも紙とペンさえあれば最高に熱い曲を生み出せるT.I.に、感服致しました(降参)。

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