RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

06 2007
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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The Roots「Game Theory」
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The RootsのDef Jam移籍第一弾で通算六作目となる『Game Theory』を御紹介。まさかあのThe Rootsが大手レーベルのDef Jamに移籍するだなんて!とかなり驚いたのを今でも覚えています。それもこれもやはり新たにDef JamのCEO(最高経営責任者)に就任したJay-Zの力でしょう、Jay-ZはThe Rootsに絶大なる信頼を寄せていますからね(MTV Unpluggedを参照)。しかしThe RootsはThe Roots、やはりタイトでストレートなHip Hopを今回も提供してくれています。そんなThe Rootsの構成員はというと、?uestlove、Black Thought、Hub、Kamal、Capt Kirk、Knucklesという形にこの時点ではなっている様です。
そんなこんなで本作の内容に……がしかしThe Rootsの作品は紹介がかなり難しくて苦手、すんごいカッコイイんだけど上手く伝えられないんですよ(失格)。まずは「Dilltastic Vol Won(derful)」で幕開け、今は亡きJ.Dilla追悼の念を込めて作られているみたいなんですが(Overseen By J.Dillaって記載されている)、歌詞対訳とか無くてよく分からないです(残念)。そんで続く「False Media」ではAhmir "?uestlove" Thompsonの叩くドラムがただただ鳴り続く硬質な一曲、もうここでじわりじわりと興奮してきます。そして表題曲「Game Theory」で一気にThe Roots世界が大爆発、Black Thoughtのラップが切れ味抜群で最高。製作はThe RootsとKhari MateenでサンプリングにSly and The Family Stone「Life Of Fortune & Fame」を使用、ゲストにはMalik B.が参加しています。「Don't Feel Right」はThe RootsとTahir Jamalによる製作曲、サンプリングネタにはKool & The Gang「Jungle Boogie」とThe Ohio Players「Ecstacy」という定番中の定番をあしらって魅惑の黒い一曲に仕上げています。ここで良い仕事しているのはMaimounia Youssefなる女性シンガーの歌フック、力強く巻き込む様な歌声がたまりません。Malik B.とPornをゲストに迎えたバシバシと弾かせる様なこもった音が不思議な「In The Music」、製作はThe Rootsに加えてRichard Nichols、Pedro Martinez、Owen Biddle、Kevin Hansenと大勢です。口パーカッションの天才Rahzelがその本領を如何なく発揮した「Take It There」ではDice Rawがバックボーカルを担当。どこかJazzyな雰囲気がバッチリ決まっているのが「Baby」、製作はThe RootsとJohn McGlinchey、バックボーカルにNouveau RicheのDice RawとJohn-Johnno二人が参加。The RootsっぽくなくてThe Rootsな味わいな「Here I Come」が僕は個人的には好き、疾走感溢れるギャングスタな一曲(失神)。ゲストにDice RawとMalik B.が参加、勿論悪くないけれどここでNas辺りが絡むと(もしくはMos Def)最高に痺れ上がったかも。そして僕的に最も驚かされた一曲が「Long Time」、ゲストになんとあのPeedi Peediが参加しているんです。Peedi Peediって誰?と思った貴方、Ne-Yo「Stay」でラップしていたRoc-A-Fella所属の彼です。僕はRoc-A-FellaファンだからPeedi PeediはPeedi Crakk時代から知っていますし、なかなかそのラップは好きです。ここでも負けじと良い味を出しているんですが……まさかこの後The Rootsに正式加入するとは(驚愕)。Peedi Peediも頑張っています、皆で応援しましょう。「Clock With No Hands」は本作随一のメロウで美しい一曲、JazzyfatnasteesのMercedes Martinezなる女性シンガーが妖艶な囁きボイスで僕らを高みに連れてゆきます。続く「Atonement」もそんな空気感を大事に引き継いだスムージーな一曲(Radiohead「You And Whose Army」サンプリング)、ここでもJack Daveyなる女性シンガーが雰囲気バッチリな歌声で華を添えています。そしてアルバムの最後を締め括るのはあまりにも美しすぎて涙が零れてしまう「Can't Stop This」、製作はあのJ Dilla、それをThe Rootsがミックスしています(追悼)。Jackson 5「All I Do Is Think Of You」をサンプリングしたメロディアスでソウルフルな感傷的なトラックに、ただひたすら真摯にラップするBlack Thoughtに目頭熱くなる事必至です。

本当に渋さがたまらない大人味の一曲、普通のHip Hopとは一線を画すというか、“これが本物のHip Hopだ”と真のHip Hop好きは熱弁するんでしょうねぇ(当然)。The Rootsの魅力全てを理解しているとは言いません、それでも充分にその格好良さは伝わってきます、彼らの音楽が好きだと言えます。Peedi Peediを加えた新生The Rootsの今後の活躍に期待です(あと、本作にはあのLarry GoldがStringsのアレンジで全曲に参加しています)。

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