RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

09 2005
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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John Legend「Get Lifted」
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Kanye West主宰のレーベル“Getting Out Our Dreams(略してG.O.O.D.)”からの第一弾アーティストであるJohn Legendのデビューアルバム『Get Lifted』を御紹介。Kanye West作品ではBackground Vocalを務めたりPian演奏してたり(Lauryn Hill作品にも参加経験有り)で、その存在感は圧倒的だったJohn Legend、鳴り物入りでのデビューとなりました。Kanye West関連作品という事で見逃す事は出来ず、即購入した一枚で御座います。
それでは内容にふわりとね……まず最初に断っておきますとKanye Westが製作しているのは四曲のみ、あとはタッチせず、てな訳でKanye West製作曲から触れます。幕開けを飾るは哀愁漂うピアノフレーズが胸を締めつける「Let's Get Lifted」、こもった音質の良い意味で古臭いトラックにJohn Legendの渋く擦れたバーボン声がたまらなくマッチしています(鳥肌)。これまた生音っぽいソウルフルトラックがなんともKanye趣味の「Used To Love U」も素晴らしい、途中の“はぁ~ら~ら~らぁ~あ♪”なる合いの手も好きだし、詞の“きっとPuffy(P.Diddy)やJay-Zみたく金持ちなら、君をずっと楽しませてあげられるだろうね”なんてのもユニークで好きです。ダークな生音回しでどことなくHip Hopエッセンスも混じる「Alright」、Alicia Keysがやりそうなトラックですね。「Number One」はこれぞKanye Westな真骨頂、Curtis Mayfield「Let's Do It Again」を下敷きにした可愛さ溢れるソウル曲、Kanye Westのラップもこれぐらいの短さならば味が出てて丁度良い、もうちょっとこういう曲(ネタ物)があっても面白かったかも(惜)。「She Don't Have to Know」はBlack Eyed Peasの頭脳ことwill.i.amが製作を担当、ハイハットが鳴り続けるまったり極上グルーヴは正にwill.i.amの仕事(敏腕)、黒さが光る僕も大好きな一曲。ピアノにホーンが悩ましく絡む男の献身曲「I Can Change」はDave Tozer製作、Snoop Doggのまどろんだゆるゆるラップが殊更に揺らめき度を増強します。そして本作のハイライトであり最高のラブバラードがJohn Legend製作の「Ordinary People」、“ありふれた二人には、ありふれた二人だから、ゆっくりと時間をかけて”って恋愛の核心を突いたシンプル過ぎるテーマも僕好みですし、John Legendの奏でる美しくも感傷的なピアノ弾き語りスタイルも素晴らしい(感涙)。誰もが涙しながら聴き惚れる正真正銘のバラード、最近のR&Bではまずお目にかかれないソウルの名曲(絶賛)。ハイで柔らかな歌声に連れてゆかれる「Stay With You」はDave Tozer製作曲、この曲もまた先とは違うブルージーな仕上がりで心揺さぶられます。これまたシンプルにJohn Legendのピアノと歌声で彩られる神々しくさえも感じる「So High」と、爪弾くギターが輝かしい木漏れ日の様な柔らかさの「Refuge(When It's Cold Outside)」はDeVon "Devo" Harrisによる製作曲。最後は皆で指を鳴らしながら合唱するThe Stephens Familyをゲストに迎えた「It Don't Have To Change」も素敵、これはもうGospelといって良いですね、John Legend家族って皆が素敵なんですね。あとは国内盤のボーナストラックとして、Miri Ben-Ariをゲストに迎えた「Live It Up」、子供のコーラスが可愛らしい「Johnny's Gonna Go」、寂れた音がすこぶる物悲しい「Money Blowin」が収録されています。

古き良きソウルマナーを持った男がまた一人出現しました(祝福)、今のR&Bが嫌いな訳ではけしてないけど、こういうシンガーがいないと引き締まらないのも事実だと思います。あまりにJohn Legendが濃い味だからHip Hop曲には向かないっぽいのが難点だけど(コンシャスMC以外にfeat.されるのは難しいかな)、彼の喉は素晴らしいですね(感嘆)。

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Common「Be」
Common_BE_c.jpg


通好みするChicago出身のベテランMCであるCommonの通算六作目となる『Be』を御紹介。本作では向かう所敵無し状態の同郷出身のKanye Westとガッチリと手を組んだ一枚、これがもう驚く程にCommonらしくも新たなCommonといった不思議な魅力の詰まった一枚に仕上がっているんですよ(鳥肌)。
それでは気になる内容にふんわり……まずはKanye West製作曲から触れてゆきます、太いベース音にちょっと可愛いめの電子音が階段上る「Be(Intro)」で幕開け、Caesar Frasier「Sweet Children」下敷き(KeyboardsでJames Poyser参加)、これをIntro扱いとは勿体無い。続いてThe Last Poetsをゲスト起用した「The Corner」(Kanye Westがフックも担当)、ちょっぴり荒廃した様な雑踏感溢れるトラックは流石Kanye Westといったところ。Linda Lewis「Old Smokey」を下敷きにした「Go!」(Background VocalsにあのJohn Mayer参加)、この流麗で甘美なトラックは非常に素晴らしい仕上がりで涙流れそう、でもHip Hopしているんだから凄いですね。続く「Faithful」(KeyboardsはJames Poyser、Background VocalsにJohn LegendとBilalが参加)ではDJ Rogers「Faithful To The End」をサンプリング、Kanye West御得意の早回し曲ながらもけして単調でなくソウルフル、John LegendとBilalの温もり溢れる歌声も非常に点数高いですよ(賛辞)。Honey Comb「Innocent Til Proven Guilty」を下敷きにした「Testify」、パーッカッシヴでスパイシーなトラックもお手の物。硬質なドラムパターンに埃っぽい音が絡む荒涼としたトラックが燻し銀なChicago賛歌の「Chi-City」、Dave Chappelleの演説で流れ込むChi Lites「I Never Had It So Good」使いのメロウ系「The Food(Live)」もKanye Westのキュートな歌フックが嵌ってますね。まるでレコードを聴いているかのような煌びやかさ眩しいムーディーな一曲「Real People」は好き、こういう大人の都会の夜チックな御洒落曲は憧れてしまいます。Ahmad Jamal「Ghetto Child」使いの「They Say」ではG.O.O.D.仲間のKanye WestとJohn Legendが勢揃い、このフィーリングの合い方は尋常じゃないですねぇ、ただ別にKanye West無しでもしっくり来たんじゃないかって気も(辛口)。とここまでがKanye West製作曲、これだけだとこのアルバムはそこまで面白くないんです、あとの二曲はあの故J.Dillaが製作を担当しているんです(涙)。Marvin Gaye「God Love Is」をサンプリングしたキラキラ輝くあたたかい「Love Is...」(楽器は全てJames Poyserが担当)、こういう聴かせるトラックでのCommonの知性溢れるラップはスマートで素敵ですね。それと最後を飾る「It's Your World」はCo製作をJames Poyserが担当、The Kidsなる人物が参加した激メロウな生楽器っぽさも素晴らしい一曲、幕引きには最適ですね。

素敵な一枚だと思います、しかしここまでKanye Westに製作させなくても、Commonなら充分に素晴らしい一枚になっていたでしょう。やはりCommonといったらのNo I.D.にも参加して頂きたかったです、しかし聴き逃すにはあまりに勿体無い一枚です、Kanye West好きな方は是非お薦めですね。